思春期のうつ病は、実は双極性障害であることも多い。たった4日間の軽躁エピソードをしつこいほど問診するのが重要。金大・棟居先生の講演より
2010-06-11 16:00:46セロクエルは、双極2型障害の第一選択治療薬。リチウムより上位。アメリカでは、非定型抗精神病薬も、気分安定薬のポジションを獲得している。
2010-06-11 16:07:45双極性障害、たった4日間未満しかない軽躁エピソードを聞き出すことの重要性。短時間の保険診療でどう工夫していくか。問診フォーマットの充実や、NIRS診断の精度に期待するか。
2010-06-11 17:36:20@masaki_nishida 「お金遣いが荒くなったことない?」と聞くといいのではないでしょうか。RT双極性障害、たった4日間未満しかない軽躁エピソードを聞き出すことの重要性。短時間の保険診療でどう工夫していくか
2010-06-11 17:37:57@kaorikita ご指摘の通り、浪費は定番の確認事項です。軽躁状態のチェックは、気分よりも行動面に重きをおくのが、アキスカル流。
2010-06-11 17:41:06うつ病回復過程のウキウキ感をどう評価するかも課題ですよね。秋にGhaemi先生に会う機会がありそうなので聞いてみます。ただし、遺伝子的には1型と2と型はほぼ重ならないとか。 RT @masaki_nishida: たった4日間未満しかない軽躁エピソードを聞き出すことの重要性。
2010-06-11 17:45:53@Piologue Imipramineの登場前から、うつ回復期には多少浮つくような高揚?を経ることが観察されてますね。Ghaemi先生の最新の見解が楽しみですな。
2010-06-11 17:48:57@masaki_nishida そんな報告があるんですね。初めて聞きました。Ghaemi先生にあう前にこの教科書を読もうと思います。http://bit.ly/bXroID
2010-06-11 19:35:44「僕は境界例というのは発達障害の誤診例と、軽い双極性障害の遺伝子を持った例だと考えています。」(神田橋條治ほか『発達障害は治りますか?』)
2010-06-12 10:04:27「内省精神療法をやることは、双極性障害の人を境界例人格状態に作り上げるための一番の近道です。内省をしなくても、人にサービスし、人がハッピーになることで自分もハッピーになるんです。これが双極性障害の人が健康になることのゴールです。」(神田橋條治ほか『発達障害は治りますか?』)
2010-06-12 10:12:50確かにTDD概念では決着には遠い Children Currently Diagnosed With Bipolar Disorder Need More Than The Proposed Diagnostic Change B! http://mnt.to/f/3CSq
2010-06-18 09:19:49双極性障害の過剰診断と障害給付が関連 SCIDで双極性障害と診断されなかった人を過剰診断と定義 Over-Diagnosis Of Bipolar Disorder And Disability Payments B! http://mnt.to/f/3CSF
2010-06-18 09:26:40自分の勉強不足をさらけ出すけれど、「満田の非定型精神病」は、今どんなところに位置づけされているものかしらん。時々、「満田の非定型精神病」という病名を付けたくなる人を見る時がある。カルテに、ICDでの病名つけるときに、困ってしまう。
2010-06-18 16:12:31エピソード間の寛解があればとりあえず双極性障害に分類ってのがコンセンサスではないでしょうか RT @psykoma 「満田の非定型精神病」は、今どんなところに位置づけされているものかしらん。時々、「満田の非定型精神病」という病名を付けたくなる人を見る時がある。
2010-06-18 20:13:51@hotsuma なるほど。そういったコンセンサスなんですね。最近、双極性障害の過剰診断をしているのではないかという懸念が、自分の中にありました。ありがとうございました。
2010-06-18 20:22:29@psykoma 広がりつつある双極性障害というカテゴリに当てはまる事例を積極的といえるほど双極性障害と診断して、気分安定薬(この日本語は嫌い)とメジャーを沢山使って、見えてくる風景もあるのではないかと思っています。
2010-06-18 20:25:24@psykoma 個人的には、こうした双極性障害の診断の広がりには、ラミクタールの使用も含めた、欧米と遜色の無い薬物療法的バックボーンと・治療環境的コンテキストが追随していて然るべき、という思いがして、ラミクタール早く使わせろ、とか思います。
2010-06-18 20:27:00マスケット銃や機関銃が普及して戦術ドクトリンが変化したように、新しい治療法や治療薬が普及して治療ドクトリンが変化するというのなら、それは非常に面白い動向だなとは思います。
2010-06-18 20:29:16@twit_shirokuma 恐らくBPDに対する視点は相当変わるでしょうね B! http://bjp.rcpsych.org/cgi/content/abstract/196/1/4
2010-06-18 21:52:29@hotsuma さあ。とりあえず僕はBPDとも言えそうな人にはほぼ全例、双極性障害的な要素を疑ってそっち系の薬を試みます。それとDSMのBPDと例えばカーンバーグあたりのBPOの微妙な相違とか色々考えつつ(or敢えて考えないようにしつつ)ともかく使えそうな選択肢は使うのみです。
2010-06-18 21:58:28