「ラビットホール・ドロップス」語り　及び　systemと和製ＴＲＰＧの場所概念について

system解読者 @system_decoder

#kin_sys これではいけない！　systemは完璧なＴＲＰＧだから、どちらもサポートしなければならない。それでいて、どちらかを省いたことによる奇妙さも「異世界体験ゲー」の本質にあるので、いざとなったら省ける様にもしなければならない……で、生まれたのが「場のカード」と「推移」

system解読者 @system_decoder

#kin_sys 実際、すでに業界人にもそこら辺の不備をルール的に補おうとする動きが出ています。ＲＨＤもそうですし、「駅前魔法学園」なんかがその典型で、「場所」と一致した概念としての「シーン制」をプレイスという形で復活させています。

ひなた @siratamahinata

RT @system_decoder: #kin_sys 実際、すでに業界人にもそこら辺の不備をルール的に補おうとする動きが出ています。ＲＨＤもそうですし、「駅前魔法学園」なんかがその典型で、「場所」と一致した概念としての「シーン制」をプレイスという形で復活させています。

system解読者 @system_decoder

#kin_sys systemはそういった概念を（少なくとも）昨年の半ばには完成させていたわけですね。まあ、２０００年とは言わないが、そこそこの先見性はあったわけです……読めなければ、意味がないだけで

system解読者 @system_decoder

#kin_sys ……と、ここまで語ったうえで、systemにおける「場のカード」の運用法を解読しないといけないんじゃないかと思ったんだけど……語るか

system解読者 @system_decoder

#kin_sys systemは基本的に、最初に書き出した「物語」を「イベント表」という形に分解し、それぞれの「イベント表」を加工してルールやデータに仕立て直し、一個のシステム（system用語では「世界観」）を作るゲームです。で、「場のカード」は舞台にまつわる「イベント表」から

system解読者 @system_decoder

#kin_sys 加工されます。場のカードには「イラスト」を描く項目のほかに、レベルと「どのようなキャラクターがいたら」「このような効果が」「この項目において起こる」「例外的にこういう要素を持っていたら大丈夫」ってのを書く欄がある。これで、Ｎ◎ＶＡのエリアランク的要素を再現する

system解読者 @system_decoder

#kin_sys わけだ。また、別に「推移」という概念があって、これはシナリオの進行に合わせて「場のカード」を入れ替えることで、時間による状況の変化を表現するわけだ。また、この「場のカード」はＰＣも作成することができる。ＰＣの行動で状況が変化したことを表現するわけだ。

system解読者 @system_decoder

#kin_sys 既存の律令では口頭で終わっていたこれらの概念をカード化することで、より厳密かつリアルな体験が可能になり、セッションを積み重ねることでカードの量も増え、様々な状況に対応できるようになる。ＴＲＰＧの無限の可能性、バラ色の未来だな。

system解読者 @system_decoder

#kin_sys ……はてしなくめんどくせえが

system解読者 @system_decoder

#kin_sys ただ、アプローチ自体は間違ってないんじゃないか？　共通基盤によるフリーなデータを積み重ねて、開発環境を整備するって、フリーウェアの基本的な考え方だってどっかで見たことあるような気もするし、ガープスとかと違って作り方確立化してるから、理解できれば作れるし……

system解読者 @system_decoder

#kin_sys そんなこんなで、まずは老子自ら「世界観：剣、魔法」を完成させてくれなきゃ、オレたちには動きようがないって話だ。以上、言いたいことを言い切ったけど、何かある？

system解読者 @system_decoder

#kin_sys 用事があってすぐには返信できんが、適当に質問があれば適当に返しますんで。じゃあ、一応今までの発言を仮まとめしておきます

吾刃 @Thunder_Path

「場」や「幕」はTORGから来てます（もっと前から合ったかもしれないけどFEAR社のシーン制のルーツとしては） #kin_sys