美術批評誌の価格設定について

@nagasek さんによる批評誌の価格設定についての問題提起と、それを受けた各批評誌からの反応をまとめました。
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kztk_wtnb @am_not

@nagasek それに美術批評は今お祭りですか。モンスタークレーマーみたいになりますが、私の周囲で美術批評に金を出しているのは私だけですよ。だとしたら、美術批評を買う層の中で適切な値段を設定して持続可能にするより、より広い層にアピールする方が持続可能性の基盤になると思いますが。

2012-05-15 00:57:12
kztk_wtnb @am_not

@nagasek つまり、狭い範囲内で適切な価格を設定して金を回すのも持続可能性の確保なら、その狭い層を超えたところにアピールして買ってもらうのも持続可能性の確保なのではないですか。

2012-05-15 01:03:02
kztk_wtnb @am_not

@nagasek 外から見ていると、美術批評の世界内部でバブルになってみんな無茶しているように見えても、外にもっと開拓すべき空間が残っているように思います(空間の拡大としての市場)なので、外の人間がもっと入って行きやすい値段設定はありがたいのです。

2012-05-15 01:07:05
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@am_not Art Critiqueの編集の方の情熱に疑問を持っておりません(私も少し存じ上げております)。無論、Art Critiqueが持続可能な広がりを持っていらっしゃる、あるいは少なくとも可能であるというプランをお持ちなのであれば、これは素晴らしいことです。

2012-05-15 01:24:49
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@am_not おっしゃられる「外にもっと開拓すべき空間が残っているように思います(空間の拡大としての市場)」というのは素晴らしい、ポジティブなお話で、そういうイメージが持てるのなら(往々にして僕のように「内部」にいると見えないのです)当然薄く広く、という作戦は有効ですね。

2012-05-15 01:27:32
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@am_not むしろ皆が情熱を注ぎ過ぎて、自分の労力をカウントしない(と思えます。推測です)でいると、例え数字としてはなんとかなったとしても、いずれどこかで作り手が摩耗していかないか、ということも考えられないでしょうか。そして周りは。

2012-05-15 01:30:44
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@am_not 誤解を招きましたが、今批評誌を作っている人は僕が知る範囲では皆真剣です。そして刹那的ではない。しかし、結果として続かなかったとしたら、それは現象としては祭りになってしまう、少なくともそう見られるなと、自身本を作っている人間として思うのです。

2012-05-15 01:31:32
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@am_not 僕が一連のツイートで最終的に示したかったことは、個々の損益から始めて批評を可能にする条件(構造)まで含めた社会性や公共性、労働の問題であり、大きく言えば資本の運動に対する態度の取り方でした。言葉が乱暴な点は申し訳なく思います。

2012-05-15 01:32:28
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@am_not 批評誌が今なんとかなってたとしても、宅配便に一個規制が入ったら急に苦しくなってしまうことはありえます。例えば先日ツアーバスの大きな事故があって、色んな議論がされている。トラック輸送とかの労働現場などへの想像力は、美術批評に不要だと、僕は最近思わなくなりました。

2012-05-15 01:33:10
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

いずれにせよ、@am_not さまのように外から美術批評に関心を向けていただける方の存在は大変勇気がでます。ご指摘、改めて考えさせていただきます。

2012-05-15 01:36:26
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

というか1990年代~2000年前半を考えていて(これ→20世紀末・日本の美術http://t.co/8NeK7dJl)アクチュアルな美術批評が貧しかったのを思い出すと、ART CRITIQUEやART TRACE PRESSがばんばん出てる状況が夢のようで帰って不安になってる.

2012-05-15 01:41:26
kztk_wtnb @am_not

@nagasek 外にいると、美術関係者とのパイプがない限り、美術批評誌の存在自体を知る機会が皆無なのです。私自身Art Critiqueさんとのつながりがなければ知ることはなかったでしょうし。その辺をうまくやれればもっと拡大する余地はあると思います。

2012-05-15 01:49:11
kztk_wtnb @am_not

@nagasek ツイートを見ていて、批評誌の盛り上がりが何かお祭りのようにおっしゃっているのが気になったので、思わず返信してしまったのです。確かに、持続しなければ現象としてはただのお祭りですね。そういう意味とは知らず、失礼しました。

2012-05-15 01:52:38
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

@am_not いえいえ、ご意見は貴重でしたし、自分の粗いツイートを反省的に振り返る良い機会にもなりました。ありがとうございました。

2012-05-15 01:56:55
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@am_not そういえばART TRACEがユリイカに広告を出していて、僕はコストかけるなーと思っていたのですが、am_notさまのご指摘から振り返ると、案外彼らが適切に外部にリーチしていて、僕の方が想像力不足だったのかもしれませんね。

2012-05-15 01:53:59
ヤス @ytaka0

モダニズムのハードコアを元の価格の倍以上だして買ったなあ(´・ω・`)美術批評誌は価格弾力性が小さいでしょうね。 “@nagasek: というか1990年代~2000年前半を考えていて(これ→20世紀末・日本の美術http://t.co/O5d158sI)アクチュアルな美術批評が

2012-05-15 01:50:53
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@ytaka0 モダニズムのハードコア、なぜ再販、あるいは文庫化しないのかと思います(新書でもなんでもいいのですが)。岡崎乾二郎さんの「経験の条件」も(これは雑誌じゃないですが)中古価格が高騰してましたね、、

2012-05-15 01:55:42
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@ytaka0 ああ、そうかもですね。権利関係でもめるとしたらきっと藤えおっとだれかきたようだ。

2012-05-15 02:34:05
ama2k46 @ama2k46

ひとつだけ「組立」の永瀬さんに云っときますが、「印刷屋はどこに出しても似た仕上がりだから1円でも安い所に」ってなことを『アラザル』もやってると思われてるのなら、勘違いも甚だしい。そんなふうに思われるのは、いつも刷ってくれてるシナノさんに申し訳ない。いい印刷屋だから使ってるんです。

2012-05-15 01:11:18
ama2k46 @ama2k46

『アラザル』の名前出してお書きになったんだから、同人としてそりゃ反応しますよ。他の同人の見解は別として私は、RTはご意見に同意の表明であるつもりもございませんので。 RT @nagasek @ama2k46 ちょっと夜中に荒ぶって、ツッコミくらっておどおどしてしまいました(笑)。

2012-05-15 09:34:48
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@ama2k46 リプライありがとうございます。承知しました。

2012-05-15 10:13:05
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

アラザルが印刷屋さんと良い関係で仕事してるのを知って良かった。大変に失礼しました。

2012-05-15 10:19:53
ama2k46 @ama2k46

@nagasek 同人のひとりとして、外からはこういうふうにみえているのかーという、ひとつの視点のご提示として、受け止めました。

2012-05-15 10:21:59
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@ama2k46 批評誌が印刷屋さんと良い関係だと聞くと救われます。アラザルは注目してます。

2012-05-15 10:33:31
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

今回分かったのは今の批評誌の価格に作り手・受け手双方が、反応を頂けた範囲ではおよそ納得しているという事ですね(facebookでも批判的ご意見頂戴しています)。僕の認識とずれてたな。考えよう(組立を安くしようとは思ってないので為念)。

2012-05-15 10:59:47
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