美術批評誌の価格設定について

@nagasek さんによる批評誌の価格設定についての問題提起と、それを受けた各批評誌からの反応をまとめました。
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土屋誠一 @seiichitsuchiya

原稿料なし、制作費なし、講演料なし…。そういう状況に加担してしまうことは、正直言えば私自身だって覚えがあるし、美術にかかわる諸々では日常茶飯事でさえあるだろう。でもそれは「例外状態」が続いている異常な状態であることを自覚すべき。自覚がなくなってボランティアになった時点でアウト。

2012-05-17 07:19:22
土屋誠一 @seiichitsuchiya

そしてこのようなツイートには、苦言を向けた先から「さえも」、何のレスもないのであった。みんなこういうことには関心や自覚がないか、スルーしたいのであろう。こうして「善意」の「ボランティア」が当たり前の日常として進行していくのだろうな。うんざりだよ。

2012-05-17 07:25:31
土屋誠一 @seiichitsuchiya

先にツイートした苦言が拡散しているようなので、一応補足しておきますが、私が言いたいのは『REAR』への個別攻撃ではない。言説の媒体のハンドリングがどうとか、ということは本質的問題ではなく、それ以前に、コンテンツに対する配慮が全体に欠けている、という指摘です。

2012-05-17 13:38:59
土屋誠一 @seiichitsuchiya

コンテンツに対する配慮の欠如、という場合の「コンテンツ」には、美術作品であろうが批評的言説であろうが代入可能。メディア自体が一人歩きするのはこの時代の避けがたい特性だろうけれども、だからこそなおさら、コンテンツに対する節度が求められるはずだろう、ということ。

2012-05-17 13:41:52
土屋誠一 @seiichitsuchiya

メディアによる燃料投下も重要だけど、コンテンツに対してきちんと考えとかないと、観者あるいは読者は誰もついてこなくなるよ。美術業界全体、バカにされるって。まぁ自戒も込めてだけど。

2012-05-17 13:44:33
土屋誠一 @seiichitsuchiya

だいたい、商品の適正価格の妥当性なんて、消費者が決めることであって、供給者の側はそれがいかほどかを「読む」ことぐらいしかできないはず。供給者がそのことについて公的な場で議論するのは、談合なのではなかろうか。

2012-05-17 13:55:23
土屋誠一 @seiichitsuchiya

供給者だって、それぞれ個別の事情と買い手の需要の分析をした上で価格を決めているはずで、それを一概に高いとか安いとか言えないはず。

2012-05-17 13:58:04
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

これに関してはお話うかがったらまったくその通りで、流石に最初の連ツイは乱暴だったと反省してます。"@seiichitsuchiya: 供給者だって、それぞれ個別の事情と買い手の需要の分析をした上で価格を決めているはずで、それを一概に高いとか安いとか言えないはず。"

2012-05-17 20:17:31
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

ただ、無論「談合」は誤解です。"@seiichitsuchiya: だいたい、商品の適正価格の妥当性なんて、消費者が決めることであって、供給者の側はそれがいかほどかを「読む」ことぐらいしかできないはず。供給者がそのことについて公的な場で議論するのは、談合なのではなかろうか。"

2012-05-17 20:23:54
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

一般に密室で行うのが談合なわけで、そういう意図は無論無かったです。

2012-05-17 20:25:33
辻憲行 @nori_1999

美術批評誌は何部刷られて、売れているものなのだろうか。1000部刷って数百部の売上とかなら値段を上げても持続可能性に繋がるとは思えないし、全部売れても幅広い層にリーチもしない。問題は価格設定なのかな。/美術批評誌の価格 http://t.co/u4dJquCW

2012-05-17 23:16:12
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