フランク・ザッパ入門&生半可ガイド(1960年代編)
- terry_rice88
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11 Take Your Clothes Off When You Dance http://t.co/ksM3DmQ4 服を脱いでダンスを踊ろうというこれまたヒッピー批判な一曲。しかしポップな感覚が失われてないという。
2012-05-19 22:46:5712 Mother People http://t.co/fumYTYU7 この狂ってる感じの曲構成が全て譜面に書かれてしまっているんだろうという考えると結構怖いかなw 前衛かつロック的な勢いも失われない、アルバムのハイライト的一曲。
2012-05-19 22:49:41さて、この辺りからというか、すでにザッパとレコード会社との確執がすでに繰り広げられていたりします。かなり長い間、ザッパは悪戦苦闘しながら規制とも戦っていくわけなんですが、芸術と商業的な折り合いとつける為にもさらに怒涛のリリースを始めていく事に。
2012-05-19 22:52:08CRUISING WITH RUBEN & THE JETS(1968) 前作からたった二ヶ月w これは企画もののアルバムですが、作り自体はしっかりしてます。ザッパの愛好するドゥー・ワップ・ミュージックに傾倒した一枚。早くも曲のリアレンジしたりしてます。下世話な感じが凄くポップ。
2012-05-19 22:54:2513 Jerry Roll Gum Drop http://t.co/PBiqGupO バブルガム・ポップといいますか、ザッパのポップソングの源流が感じられますねえ。ちなみにこれは現行流通してるCDバージョン。87年のリマスターの際にリズムトラックが入れ替わってます。
2012-05-19 22:56:25で、こちらがオリジナル版。http://t.co/zibQziPV こっちの方が自然な感じがしますね。ちなみにオリジナル盤は公式サイトの通販してるCDで聞けたりします。
2012-05-19 22:57:59UNCLE MEAT(1969)さらに4ヵ月後、マザーズ期の最高傑作といわれるこのアルバムがリリース。現代音楽の前衛性とロックが極めて高次元で成立したアルバムとしてザッパの最高傑作とも言わしめられている一枚ですね。マルチプレーヤーのイアン・アンダーウッドが大活躍してます。
2012-05-19 23:02:2514 Uncle Meat:Main Title theme http://t.co/y7hiGIDr 細やかなパーカッシヴさに加えて緻密な曲構成をさらに破壊し、創造する。そんな自由度の高い曲がずらりと並びます。ちなみにザッパが製作する予定だった同名の映画のサントラの予定だった。
2012-05-19 23:05:1715 Nine Types of Industrial Pollution http://t.co/eWylwQd8 アルバム全体として後年、ポストロックといわれるような曲が結構多めですね。これも間の音楽というか、隙間だらけの空間に音が入り込むような曲。
2012-05-19 23:09:0816 Dog Breath,In The Year Of The Plague http://t.co/GyCWndwj 下世話なロックンロールの破壊、再生、現代音楽への再構築といった感じ。ザッパの前には等しく「音楽」ですらある。
2012-05-19 23:11:5317 Prelide To Kingkong http://t.co/BSQF9Xue タイトルの曲は1:46辺りから。前の曲は可愛らしい曲ですがどこかしら歪んでますw 現代音楽の一方で、ジャズの影響も色濃くある作品でもあり、今作のハイライトナンバーの予告編ですね。
2012-05-19 23:15:1517 Project X http://t.co/vHJZYxvd これも空間系の一曲。アシッド・フォークっぽくもあるかなあ。音響系、一歩手前な感じが面白い。
2012-05-19 23:19:0718 Kingkong http://t.co/56uXUlb9 (part1) http://t.co/rroyILJD (part2) そして、ハイライトナンバー。ライヴの定番曲となるジャズロック。組曲メドレー形式で一気呵成に聞かせるメロディの洪水。でまあ、これが次作の布石に
2012-05-19 23:30:47HOT RATS(1969) で、約半年後。このソロ名義第二作を発表。ギタリスト・ザッパがここで開眼します。それ以上にバンドメンバーとは距離を置き、腕利きのスタジオ・ミュージシャンと制作されたジャズロックの名盤。ちなみにUKだとクリムゾンの「宮殿」を蹴落としたという逸話も。
2012-05-19 23:31:0019 Peaches En Regaria http://t.co/SPCDAxN5 ザッパの全キャリア通じての代表作の一つでしょう。本人もお気に入りなのかこれ以後もライヴ盤で何度かお目見えになる一曲です。非常にポップかつライトで聞きやすいインスト。ファンにも人気が高いです。
2012-05-19 23:32:44さて、実はこれもCD化の際に全面的にリミックスかけられており、オリジナルと結構違ってたりします。こちらが69年のオリジナル版→ http://t.co/UYPgR2Dz
2012-05-19 23:34:3620 The Gumb Variations http://t.co/STBVDgNp (part1) http://t.co/mC6fRMyI (part2) CD化の際に長尺化したファンキージャムチューン。とにかく攻めのアドリブがみんな凄い。
2012-05-19 23:39:06BURNT WEENY SANDWICH(1970) 実を言うと、THE MOTHERS OF INVENTIONというバンドは69年に解散してしまいます。HOT RATSを通過し、ザッパの演奏技術への欲求の高まったためとも言われてます。以下の70年発表の二枚は落ち穂拾い的な作品
2012-05-19 23:43:53ライヴやスタジオ録音などの残ったマテリアルを再構成し作られた作品なのですが、これまたすこぶる出来がいいから恐ろしい。マザーズの全容が垣間見える作品となっています。こちらはかなりカチッとして曲ばかりが集まった一枚。
2012-05-19 23:46:4921 Holiday In Berlin Full-Brown http://t.co/bq89u1wR ベルリンの休日。タイトルのとおり、ヨーロピアンな旋律の美しい一曲。ロックとクラシックが自然に溶け込んでるとこに目を見張ってしまいますねえ
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