「学者」とは何か
深夜(5/21)の「学者」談義。竹田恒泰氏が「憲法学者」を名乗るのは適切か、という問題が発端となり、「学者」と「研究者」の違いから学問の有り様についてまで議論が及びました。
発言は読みやすくするために若干順番を入れ替えてまとめています。
念波
@nennpa
けどなんかアカデミア外の人に「ガクト」って言葉を聞かせてもまず通用しないだろうような言葉をわざわざ自分の肩書きに採用するってのは実際的では無いと思う。実際的で無い言葉を選ぶところになんか自意識過剰な感を受ける。「謙遜サイドに偏った厨二マインド」みたいな。
2012-05-21 02:24:05
solla micca
@delineators
ふっと思い出したんだけど、そういえば京都大院の鈴木晶子せんせいが何かのインタビューで「「教育文化論」は「教育文化学」ではないし、今後もならない」と力説されていたなあ。「学」が解体されて「論」の束へと再編成されつつあるのではないかなあ。
2012-05-21 02:18:59
solla micca
@delineators
そういうなかで研究に従事しとるひとをどう呼称するかというのが、このお話の肝ではないかぬう。論文みたいな業績のスタイルよりも、ディシプリンの構造や、隣接するディスプリン同士の関係がどう変わったか、それにしたがって研究実績のかたちもどう変わっていったかってことが肝なんじゃないのか。
2012-05-21 02:24:29
悪いおとうさん
@oyaziMK2
まあ・・・学者(知を持つ者)のカテゴリーの変遷なんかを追ってみると面白い研究になりそうな気はしますが、確かに、「研究者の自称/他称問題」に矮小化してしまうと不毛になりそうな感・・・
2012-05-21 02:27:23