榊一郎「キネティック・ノベルについて。概要、書き方等」
@mu_neko @ichiro_sakaki ……バッファローベル13歳って書けば確かに……たしかにあれはヒロイン……!w
2012-05-21 22:58:50過去の事例を見るに、単純にキネノベは、文字通りキネティック・ノベル形式と、更には小説による表現の両方に対応しているのがベストという事に。実際、キネノベになるならないはさておき、GAなり一迅なりで文庫出版の可能性は示唆されている訳だし。
2012-05-21 23:00:21アレデスヨ。男の娘ばっかりだとヒロインという女性縛りを抜けれないので、見た目は動物雌をヒロイン〔主人公〕に置いて男の娘のスチャラかな日常をw RT @ichiro_sakaki: @mu_neko @aramotokei 誰得w
2012-05-21 23:01:11で――問題は、キネノベと文庫形式の小説との最大の違いは何か。キネティック・ノベルの強みは、前にも言いましたが「声と絵が豊富に(場合によっては常に)使えるので、実は情景描写とかにあまり力を割かなくてよい、むしろ割きすぎるとうざい」という点が在り、
2012-05-21 23:02:13反対に、通常の小説(ライトノベルも含め)は、声と絵は限定的、更には、読み進めていく上で、縦読みであるとか、まあ「小説の伝統的体裁」をとるという点。つまり逆に「台詞ばかりだと読みやすいが、逆に陳腐に見える」。
2012-05-21 23:04:42ではこの両方の折衷形式は無いかと考えた場合、一番分かり易くて簡単なのは「主人公の一人称による現代もの」(ちなみにこの形式にしないとキネノベで受賞できませんとか、そういう話じゃないですよ、あくまで戦略の一例)。何故かというと、
2012-05-21 23:07:14主人公の一人称形式は、基本的に、会話文の延長の様な文体であって読みやすい上、「当たり前のものはくどくど描写しなくてよい」という特徴を持ちます。つまり、主人公が日記を書く様なノリになっている訳ですから、必要以上の細かな描写はしなくていい。例えば町並み一つとってみても、
2012-05-21 23:09:32主人公にとっては通い慣れた当たり前の風景ならば、必要最低限の描写をする程度で、延々と風景描写をしない。で、これが現代物だと主人公の常識と読者の常識は基本的に同じなので、殊更に細かく調整する必要が無い。例えば「郵便ポスト」がそこにある、という描写で、いちいち、
2012-05-21 23:11:12「四角くて赤くて蓋のついた穴が二つあって」的な描写は要らない。これがファンタジーだと町並みの描写にもやたら字数を食いますが、そもそも、キネノベの様に背景絵がそこにあるなら、殊更に書き連ねる必要も無い。
2012-05-21 23:12:43キネノベと通常のラノベとの両方に対応するという事を考えると、媒体に合わせて調整すべき部分が少ない分、一人称の現代物がいいか、と仮に判断する。(くどいようですが、これはあくまで榊が応募するとしたら、という仮定の下に組んでいる戦略の一例です)
2012-05-21 23:14:13まあ、現代もの、と仮に限定する場合、異能もの(SF、ファンタジー含む)、あるいは、不思議系(伝奇含む)、あるいは純然たる恋愛もの、といった所になりますかね。で、改めて振り返って見るに、「14歳から18歳の外見の少女(達)がヒロイン」で「主人公が男」という事を考える。
2012-05-21 23:17:50先程から数名の方達が私のつぶやきに反応してくださってますが、逆にそのネタ拾いましょうか。例えば「そこで外見が「人型に準じる」とか書いてないので14歳の雌猫やら犬やらを出して『ヒロインだ!』と言い切る人が出たら笑います 」というツイート。ようがす。逆手にとりましょう。
2012-05-21 23:20:51先のツイートを見て思った事。「14歳の例えば犬が居たとして。一般的にはもう老犬である」「猫も同様である」と考える。その一方で、長年生きた猫は尾が二つに割れて猫又になるとか言われてるわけで。この辺、ひろい甲斐がありそうなので、ちと考える。
2012-05-21 23:22:52例えば、14歳の猫又が美少女になって主人公の所にやってくるってのは、よくあるパターンですが(考えたら「よくある」ってのもすごいが)――それこそ、これ、ロリババアなんですよねえ。猫からすればばあさんで、人間からすればロリ。
2012-05-21 23:24:39@ichiro_sakaki 主人公が数百年生きた人の姿に化けられる猫又で、ヒロインが猫又見習とか…人の姿になってもどうしても猫耳が残るとか。
2012-05-21 23:25:57@ichiro_sakaki ある種の外圧に対する方法として生まれた考えは十分に文化的な気がしますわ。
2012-05-21 23:27:15だとすると、意外と描かれてないのが、「余命」とか「時間感覚の差」とかではないのかと思ってみたり。まあ猫又は妖怪ですから、余命とか関係ないとしても、時間感覚の差はある筈なんですよね。ほら、大抵のほ乳類が生涯に心臓が鼓動する回数はほぼ同じってのがあるでしょう。
2012-05-21 23:27:56だから、生物学的に見ると、人間よりも寿命が短い生き物は、人間よりも遙かに濃密な時間を生きている、とも言える訳で。例えば、猫又になった少女が、その人間に準じる事で生じる「減速」具合に戸惑いつつ、主人公とドタバタするというのは、意外に描かれてないっぽい。<先例あったらすいません
2012-05-21 23:30:29@ichiro_sakaki 猫界では老猫だったのが、新しいステージである猫又界でデビューした瞬間にニュービーとしてロリ枠デビューというギャップもありますかね
2012-05-21 23:31:57@ichiro_sakaki 確かに「長命な視点(妖怪・魔物)から短命(人間)」を見るケースは多いですが人間から短命を見る感覚ってのは覚えがないですね。同様に作中で長命になっていくことへの抵抗感あるいは違和感を、というのも少ないかも。
2012-05-21 23:32:54時間感覚が違う生き物は、最終的に、寿命やら、知識の蓄積やら、倫理観やらにも差が出そうな気がしまするわな。その辺の「猫から人間になるという事」というのを通して、主人公が「変わる事とはどういう事か」「例えば人間社会ではそれはどういう事か?」と
2012-05-21 23:33:06