MIT から低線量被曝影響の研究論文〜自然放射線の400倍でもDNAへの過剰影響なし
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放射線によるDNA損傷とその生体修復については、こちらも分かりやすいかも。「放射線とDNA損傷」 http://t.co/pUl4CQA0
2012-05-21 22:59:25.@J_Tphoto 一般向けに書かれたものとして、この資料は比較的詳しいかも。DNA修復に関してはこちらのP19にあります。 http://t.co/IUrB3VSD 他にも、いろいろと参考になることが書かれています。
2012-05-21 22:49:13DNAの修復の話が出ましたが、体の中の細胞に含まれるDNAは、特に原発事故による放射線増加の影響が無くても、自然界からの放射線を含めて色々な原因により常に傷付いては修復されることを頻繁に繰り返しています。
2012-05-22 03:32:53いつも体の中でDNA修復系は働いており、放射線などが普段よりも少し増えたとしても能力の余裕はあります。低線量の被曝では健康影響が出にくいのはそのためです。しかし、修復の際にとても低い頻度ですがミスが起きることもあるので完璧ではありません。
2012-05-22 03:33:06なので、何らかの原因でDNAが傷付いて修復をする頻度が上がると、それだけDNAに変異が入りやすくなってしまいます。これが、できるだけ余計な放射線被曝をさけた方が良いという理由です。
2012-05-22 03:33:18もしDNAに変異が入っても、その場所によっては影響がでない部分というのが多くあります。影響がでる部分に運悪く変異が入った場合は、その細胞が異変を感知して自殺し、がん化して増えない様にする防御プログラムが用意されています。
2012-05-22 03:33:32そういった何重もの防御機構を運悪くかいくぐってがん化した細胞が発生してしまうことがあります。その場合には、体の免疫機構が察知してがん細胞を攻撃します。さらにこの攻撃をかわしたがん細胞が増えると発病します。ここまでには、かなりの道のりがあります。
2012-05-22 03:33:45放射線に話を戻すと、原発事故などは関係無く普段から体の外部からと内部から放射線を受けています。世界平均で外部からは約0.87mSv/年、内部からは体に取り込んだ放射性物質(K40等)から約1.55mSv/年、計約2.4mSv/年になります。http://t.co/QU0yjRHn
2012-05-22 03:34:26これに原発事故などで放射線を受ける量が増えるとして、どれくらい許容できるかという話になります。人によって許容の程度は異なると思います。自然界からの被曝量の数倍程度では、これまでに健康への影響は確認されていません。ただし、余計な被曝をできるだけ避けるのは放射線防御の基本です。
2012-05-22 03:34:40福島の人達の実測データを見ると、被曝量はかなり低く抑えられています。 http://t.co/5z05Vk1b また、外部からの被曝量を考慮しても子孫に遺伝的な影響は出ないと考えられます。 http://t.co/jqDz6oPS
2012-05-22 03:35:16参考までに、もっと被曝量の多かった広島・長崎の被爆者の二世・三世でも子孫への遺伝的な影響は確認されていません。 http://t.co/2dMCcoQ6
2012-05-22 03:35:38ヤクザの組長さんが、MITの低線量被曝で有意なDNA損傷がみられなかったという研究報告を元に、様々な先生に質問して勉強している。組長は被災地で活動もして、現場の悲惨さを観ている。組長さんの考え全てに同調してる訳じゃないけれど、人が苦しいって事がどういう事かを見失わない姿勢が好き
2012-05-21 23:44:250.0002cGy/min=2μGy/min=120μGy/hで5w=積算で100mGyの被曝したマウスにDNAの損傷は見られなかったという事だが、重要なのは、高線量の短期照射と低線量の長期照射を比較している点だと思う。
2012-05-22 00:53:57@6yamaguchigumi そうですね。長期と既に知見がある短期照射とを比較することが大切です。常に何かと比較することで確かな論証が可能になります。
2012-05-22 01:04:34マウスの実験結果をもって結果全てをヒトに当てはめるのには議論があるだろう。しかし、ヒトとマウスの相同性は85%以上であることや過去の研究成果から考えても、問題は無いだろう。問題があるとすれば、DNA損傷から、細胞がガン化していく時間的なものだろう。
2012-05-22 01:02:23@6yamaguchigumi その通りです。付け加えるならば、このDNA損傷の検出はそのままヒトに適応可能です。福島の人を実際に調べる事が出来ます。そして他の地域の人と比べる事でどれだけの損傷増加が有るかが分かります。僕はそこに希望が有ると思います。
2012-05-22 01:11:19@6yamaguchigumi はい。この実験では、線量依存性を評価していないのでDNA損傷の閾値は示せません。しかしながらDNA損傷に関してこの線量よりも上に閾値が有る、と著者らは考えています。
2012-05-22 01:38:32@6yamaguchigumi すいません。少し訂正します。「上」ではなくて、この実験の線量100mGy程度に閾値は有るだろう、ということです。
2012-05-22 01:41:08「低線量放射線でのLNT仮説」成り立たない可能性示唆。バークレー研究所が新たな証拠を報告http://t.co/cuF3qxQw
2012-05-22 01:42:12@6yamaguchigumi この論文に関しては以前(3月31日かな?)、@Yuhki_Nakatakeさん、@glasscatfishさんと議論した事が有ります。まとめはなかったのかな?
2012-05-22 01:53:57@Micheletto_D @6yamaguchigumi @glasscatfish 3/29-31あたりですね。Twilogでぼーっと確認しました。放射線のダメージはクラスターになる、というのはよく知られていて、呼吸で生じる活性酸素とは単純比較は不可。まとめは作ってないすw
2012-05-22 01:59:04