シリーズ若者Vol.12 <若者と働き方> ：組織に専従しない個人で社会的価値を創造する

工藤啓@認定NPO法人育て上げネット @sodateage_kudo

[シリーズ若者] そしてフリーランスになって2年目です。フリーランスになって感じるのは、自分にとってのセーフティーネットとは何かを非常に、非常に考えるようになりました。僕自身が思ったのは #wakamono

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[シリーズ若者]　大企業は安定ではない。合併やリストラ、ベンチャーも厳しかったです。お金を中長期的な安定にはならない。公的扶助には頼れません。じゃあ、何がセーフティーネットなのか。僕は「信頼関係」に想いをはせたんです。 #wakamono

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[シリーズ若者] それで僕が提唱しているのは、フローレンスの立ち上げにかかわった岡本さんから得た概念で「二足の草鞋」です。100%の努力で500万円の利益。2年目は同じ努力で600万円、3年目で700万円、というのがよくわる概念です #wakamono

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[シリーズ若者] 二足のわらじは同じ努力でより大きな金額ではなく、同じ金額を得るために生産性を高め、余剰の時間でおかけになりにくいけど誰かのためになる仕事、信頼関係が生まれる活動をするといったものです。それを実践しています。 #wakamono

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[シリーズ若者] これから公共は崩壊していくと思います。僕ら世代は年金に限らず難しくなっていくと思います。これは誰しもが立ち向かわなければならない問いであり、解決方法を創造していかなければならない。崩壊する公共を支える重要なアプローチが二足の草鞋だと思います #wakamono

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[シリーズ若者] ひとつお伝えしたメッセージとしては、みなさんも二足のわらじにチャレンジしていきましょう。効率性や生産性を挙げ、年収を上げるのではなく、余剰時間を公共のために使う、そういうコンセプトで公共をよくしていきましょう。 #wakamono

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[シリーズ若者]テントセンというチームをつくっています。年間70団体に無償コンサル、取材記事による支援、イベントを開催することに取り組んでいます。僕の場合は余剰の50%をこういうところに使っています #wakamono

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[シリーズ若者] 余談ですが、NPOへの支援は短期的には収入にならないですが、中長期的には変わると思います。アメリカでは普通にNPO支援で食べているわけです。いまからお役に立っておけば、いつか受発注関係になれるかもしれないですね。いまは開拓開墾の時代です #wakamono

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[シリーズ若者] 僕もベンチャーにいましたが、よっぽどの企業でないと短期的にお金にならないことに手は出ません。10年後にお金になる、という提案に乗ってくる企業は少ないと思います。そこは僕みたいなフリーランスがやるのかな、と思っています。 #wakamono

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[シリーズ若者] いまのペースですと、年間100団体くらいのNPOにかかわっています。いつか僕が身体が動かなくて、twitterでお米をくださいといったらたくさん送ってくれる個人がいるんじゃないかと思います。個人間で支え合うものです #wakamono

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[シリーズ若者] フリーランスの良いところ、苦労するところをお話しようと思います。まずよいところは、時間と場所の自由がある、開放される。これは働き方が変わり、働くのが楽しくなりました。僕自身はこんなに変わるんだ、という言葉で説明できないインパクトがありました #wakamono

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[シリーズ若者] 例えば妻の体調が悪い時に、会社や取引先に許可をもらう必要はなく、裁量が自分にある。これは僕にとって大きいのです。妻が体調が悪ければ傍にいてあげたいのは当然です。 #wakamono

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[シリーズ若者] 特にクリエイティブなひとたちは、給料あげるから縛るよりも、時間と場所の自由の方が喜びます。そうなると離職率も下がるみたいです。ダニエルピンクさんが書籍で書いていたように思います。もうひとつ、強みを磨くことができるようになりました。 #wakamono

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[シリーズ若者]　やっぱりひとってやりたくないこと、苦手なことがあるじゃないですか。僕は電話を取ることでした。新人ってやるじゃないですか。僕はボソボソした低い声で愛想も悪いですから、印象よくないじゃないですか。だからずっと避けてました。 #wakamono

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[シリーズ若者] ただ僕は一人弁当男子で、みんな外食だったので仕方なく電話とらないといけなくなってしまったりして、そんなときは逃げてました(笑)　 #wakamono

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[シリーズ若者]フリーランスになってよかったのは、ばかみたいな話ですけど、電話を取らなくてよくなったのは本当に大きいです。その分、自分の好きなこと、強みを磨くことができるのはフリーの特権かと思うくらいです。もちろん、企業でもそういうポジションの方もいますが。 #wakamono

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[シリーズ若者] 僕は自分の強みは書くことだと思ってますし、NPO支援もそうです。ほとんどの方がやってないと思いますし、すごくフリーになってよかったです。三つ目は収入を分散することができることです。 #wakamono

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[シリーズ若者] （イケダさんが、5月までの収入を投影されています）仮に一つのお金の入り口がなくなっても、僕にとっては生活が破断することがないんです。もちろん、大きな金額がなくなったら大変ですが。僕の場合は、45のお客様のポートフォリオになります。 #wakamono

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[シリーズ若者] 会社員では複数ポートフォリオにはなりずらく、中長期的にみると生活が安定するんだと思います。その他にも、仕事を断れる、というのが大きな変化でした。特にベンチャー企業にいたときに、お金はもらえるけれどやりたくないことってあるじゃないですか。 #wakamono

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[シリーズ若者] 例えば、1億円でやりたくない仕事が来たら、企業は受けますよね。でも僕はやりたくない。いまフリーランスになって、あまりソーシャルメディアに向いてない仕事を断っています。会社員だったら首レベルですし、首になっても仕方がないと思います。 #wakamono

工藤啓@認定NPO法人育て上げネット @sodateage_kudo

[シリーズ若者] つまり、自分の信念に沿って仕事ができるんです。昨年の収入は○百万円でしたが、断ることができる上で、生活もできています。またフリーランスは仲間が増えます。まずは45社のお客様がいるわけです。 #wakamono

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[シリーズ若者] またフリーランスになって”いろいろな”ひとと会ってましたが、ビジネスに関係あってもなくても会います。会う人が増えれば、共感する仲間も増えていくわけです。 #wakamono

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[シリーズ若者] 逆に苦労したことですが、まず第一は収入が読めないことです。これはフリーランスとして辛いです。（毎月の給与を資料で公開してご説明くださっています） #wakamono

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[シリーズ若者] いまは3ヶ月後先の収入もあたりがついてきましたが、昨年はひと月5万円みたいな月もありました。本当に不安で辛いわけです。そうすると不安になって、仕事のクオリティーにも影響してきます。嫌な仕事を受注してしまうかもしれません。 #wakamono

工藤啓@認定NPO法人育て上げネット @sodateage_kudo

[シリーズ若者] なので収入を安定されることに取り組んでいます。いまはブログなどで収入を得て、いまはかなり稼げるようになってきました。ブログ上の広告を売ってます。ブログ上にグーグル連動の広告もあります。みなさん、もしよければ(笑)　あとはアマゾンの #wakamono