放射線による症状(宿酔)の可能性について、Michelettoさんとのトーク
@Todaidon 先生は、照射によって起きる変化が、中枢神経に伝わって宿酔が起きているとお考えですよね?
2012-05-27 02:23:29@Micheletto_D さんが仰る中枢神経系に関して、放射線宿酔は嘔吐中枢を含めた頭部以外の照射(腹部、末梢)にも起こります。これについてはどう考えますか?
2012-05-27 02:24:54@Todaidon 照射部位での遺伝子変異ではなくて、照射によって起きる液性因子の放出が中枢での神経伝達物資の感受性に影響を与えていると解釈しています。
2012-05-27 02:28:58@Micheletto_D ツイートが前後しましたが、腹部や末梢での照射でも起こるということは、たとえば腹部照射で消化管粘膜等が受けたダメージが中枢神経に伝わって、眩暈や吐き気の原因になるという意味ではyesです。
2012-05-27 02:29:50@Micheletto_D 私も眩暈の原因が遺伝子への影響とは書いていません。私のTwの最初と最後がつなげられたのでしょう。
2012-05-27 02:32:38@Todaidon 放射線宿酔の慣れは、嘔吐中枢における神経伝達物質受容体のdesensitizationで考えて良いと思います。
2012-05-27 02:57:45@Micheletto_D 質問の趣旨は、『1グレイ以下の内部被曝なら眩暈や嘔吐は起こることはありえない』という意味ですか?
2012-05-27 02:38:58@Todaidon え?ご存知なのに質問をするのですか?1Gy以上の外部被曝で起きる悪心、倦怠感を伴う、二日酔い的症状です。
2012-05-27 02:55:04@Micheletto_D さんは、『1Gy以上』という値にこだわっているのですね。確かに高線量でその症状が出ることは知られていますし、教科書的には『確定的影響』のカテゴリーとして入っています。しかし、そんな分類は臨床では意味がないのです。
2012-05-27 02:57:26@Micheletto_D では、0.9Gy なら患者さんの訴えを放射線が原因ではない、と断定しますか?
2012-05-27 03:00:31@Todaidon 僕は医者ではないので診断をしてはいけないのですが、仮に医師に助言をするとすれば、確定的影響の可能性を示唆します。
2012-05-27 03:02:05@Micheletto_D 意地悪な質問だったかもしれませんが、カテゴリー分類の本義は1シーベルト以上であれば記載症状に注意しなければならないというものであり、だからといってそれ以下なら可能性はゼロであるというような単純なものではないことがわかっていただけたのではと思います。
2012-05-27 03:13:54@Todaidon 放射線宿酔の場合閾値が1Gy(p<0.05)ですから、個人差等によるばらつきが正規分布するとして0.4Gy付近でほぼその可能性は無いと答えます。
2012-05-27 03:13:25