「構造構成主義セミナー」 〜信念をほぐすコミュニケーション・スキル〜
- Zimmyisfakestar
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桐田:紹介している信念対立解明アプローチは2011年時点でのものです。様々な研究をしていて今後さらに進化する可能性がある。
2012-05-27 14:20:37桐田:信念対立解明アプローチを行うには当事者全員が信念対立解明アプローチを知っていなければならないではないか、といわれることがあるが、そうではない。原則は一人でもできる(絶対ではない)。
2012-05-27 14:22:39桐田:自分より立場が上の人に対しても行えるのか、と聞かれることがあるが、行える可能性がある。その実例は成書にて述べられている。
2012-05-27 14:24:52桐田:個人対個人でしか使えないじゃないか、といわれることがあるがそれだけではない。権威集団に対して用いられる可能性がある。権威の成立根拠を崩す。権威者の権威の内面化、周囲の人々の承認を崩す。権威というものも人が構造構成したもの、強い言い方をすればフィクション。それを明らかにする。
2012-05-27 14:30:46桐田:暴君を自滅や失敗へと誘導し、周囲の承認を崩す→被害者と話し合い、権威者なしに回る仕組みをつくる→権威者を受け入れる仕組みを用意しておく。 リスクのあるやり方なので決して悪用しないように。全ての状況に対応できる方法はありません。
2012-05-27 14:32:43桐田:何かのやり方に成功体験を得てくると「これが正しいやり方だ」という確信が生じる。失敗が起こると確信が減る。世界史をみているとこの繰り返しが起こっている。この観点から世界史をみていくととてもおもしろい。
2012-05-27 14:34:33桐田:社会運営(特定の目的を果たすための手段)においても方法の原理は有効。現状の社会システムを相対化する視点を持っている。 方法の原理は、特定の状況において目的を達成するために、という視点から有効性が決まってくるということ。
2012-05-27 14:38:15桐田:解明術参号。関心は具体的で、チームの間で共通していないことも多い。そこで「お互いに共通している目標はありませんか?」と問う。関心は違っても同じ目的に向かっていける可能性を担保する。達成可能である目標設定が重要。現実的制約を踏まえて目標レベルを落とすことも必要な場合がある。
2012-05-27 14:42:53桐田:人間は現象を契機―志向相関的に構造構成する主体である。移ろいやすく、かつ固執しやすい(矛盾するようだが)。そこで、志向や契機を整理することがその変動傾向を捉えやすくなる。
2012-05-27 14:47:29質問。信念が対立している時は感情も対立しているように思うが、哲学の観点から「感情」はどのようにとらえたらよいか -何かを志向して物事は立ち現われる。「情念」は到来するもの。気分や感情は自由にならない。信念は志向性と情念(到来性)がセットになったようなもの。感情的対立が殆どになる。
2012-05-27 14:57:51桐田:科学的、客観的であることの条件。構造構成されたものが現象との適合性があるかということと共通了解の可能性があるかということ。
2012-05-27 15:03:47質問。共通了解可能性に導くのが難しい。何かポイントは? -対立すると「どちらか」となってしまい選択肢が狭まる。価値を持つものにどんな関心があるのか等解明評価を広げる。どちらの志向も達成しうる方法はないかさぐる。ビジネスで用いられるような「発想をひろげること」が有効なこともある。
2012-05-27 15:14:31桐田:信念対立にて、根底で求めているものは何かという問いを立てると思考が広がることがある。例えば、「幸せになるためには」という視点。 メタにすることが大切、とだけ思い込む必要はない。
2012-05-27 15:17:46桐田:信念対立にて、根底で求めているものは何かという問いを立てると思考が広がることがある。例えば、「幸せになるためには」という視点。 メタにすることが大切、とだけ思い込む必要はない。
2012-05-27 15:17:46桐田:桐田流欲望論。公的欲望、私的欲望、根源的欲望。人に言えるような欲望、人に言えないような欲望。「○○してほしかった」「○○してほしくなかった」。公的欲望から、私的欲望、根源的欲望を取り出していく。これらも仮説ではあるが、そう考えると今までの過ごし方の筋が通ってしまうもの。
2012-05-27 16:22:56構造構成主義ゼミにて実況中継を試みたが、あまり理解できていないかもしれない。内容に誤りがあるかもしれないのでその時はご容赦ください
2012-05-27 16:50:23現象を底板に置くことでとりわけ他者問題を十分に紐解くことができるという見解があったり、とりわけ価値をめぐる信念対立を紐解くためには超越論的主観性-欲望-現象を底板にする方が有効だという見解があったり。
2012-05-27 17:09:09信念対立アプローチの前提となる信念の把握とコミュニケーション技術は、カタリバがチェッキング技術として蓄積してきたテクニックと殆ど一致していて、むしろ構造構成主義よりも深い歴史を持っているので、カタリバのキャストは実は信念対立アプローチに関してかなり鍛えられているはず。
2012-05-27 17:44:24@KeisukeKirita 今日はアドバイスもいただきありがとうございました☆信念対立を解明する上での切り口や思索の広げ方は特に学べたとところの一つです☆
2012-05-27 17:54:54構造構成ゼミ第二回、無事終わりました。自分としても学びの多い会となりました。参加してくださった皆さま本当にありがとうございました(*^^*)
2012-05-27 18:55:00お疲れさま!桐田君の活躍は構造構成主義者としても解明師見習としても心強いよ(^^)。RT @KeisukeKirita: 構造構成ゼミ第二回、無事終わりました。自分としても学びの多い会となりました。参加してくださった皆さま本当にありがとうございました(*^^*)
2012-05-27 19:00:39ありがとうございます!今後も頑張ります(*^^*) RT @MaKver2: お疲れさま!桐田君の活躍は構造構成主義者としても解明師見習としても心強いよ(^^)。RT KeisukeKirita: 構造構成ゼミ第二回、無事終わりました。(…)
2012-05-27 19:03:29