小渕浜の現在と石巻のガレキの放射性物質について

放射線測定などもされている仙台市在住の津田和俊(@kaztsuda )さんが 牡鹿半島小渕浜の写真と、石巻におけるガレキの放射性物質についての解説をツイートしてくださったのでまとめました。 ツイート中に出てくる堀田さんは東北大の先生。 津田さん自身も東北大理学部を卒業しており、現在べこらぼ仙台を立ち上げ、測定をなさっています。
ログ 311 牡鹿半島 震災 被災地 小渕浜
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津田和俊@てっぽう撃つでぇ @kaztsuda
ところで今日は、いい天気だったので急に潮風に吹かれてみたくなって、ノープランで石巻までドライブに行ってきました。結局、最終目的地は牡鹿半島の小渕浜。漁港施設が震災ガレキの一次仮置き場になっています。 http://t.co/iUiTxMQQ
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津田和俊@てっぽう撃つでぇ @kaztsuda
えーと、どこかのジャーナリストが、生活圏にはもうガレキはない、とか言ってたんでしたっけ?、まぁ野暮なことは言いっこ無しにしましょうや ^^ この山のすぐ裏が仮設の団地になってます。 http://t.co/KDg2sQNf
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津田和俊@てっぽう撃つでぇ @kaztsuda
去年の夏頃この現場に通っていたころは、道の両脇に積み上がったガレキの回廊を通過しないとここに着かなかったのですが、だいぶ片付いたかな? 単に高く積み上がっただけかな? だいぶウミネコも戻ってきた気がしますが、漁港の沈下は酷い状況です。 http://t.co/6MfCqxnh
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津田和俊@てっぽう撃つでぇ @kaztsuda
ここに積み上がっているガレキはまだ未分別です。ある程度は漁港のかさ上げなどにリサイクルしますが、木くず、可燃物、コンクリガラ、などなど、分別してからじゃないとそれも無理。中身をよく見るとかつての生活の跡があからさまにわかります。 http://t.co/odxwdWpK
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津田和俊@てっぽう撃つでぇ @kaztsuda
これでもだいぶ減ったほうなんですが、減ったと思って安心してると次に行った時に周りから解体された家屋が運び込まれてまた増えてたりするので、傍目には進捗はサッパリ読めません ^^ こういった一次仮置き場は、石巻市内だけで10ヶ所ほどあります。 http://t.co/H2iqvYqH
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津田和俊@てっぽう撃つでぇ @kaztsuda
まぁ、今の子供たちが次の世代に活躍していけるようこの社会を受け継いでいくためには、今ぼくらががんばらないとしかたないです。新しい夢に向かって行きましょう。 http://t.co/E0oDHmXL
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小渕浜のガレキと環境省資料との読み合わせ
津田和俊@てっぽう撃つでぇ @kaztsuda
さて昨日潮風に吹かれに行ったこの石巻市牡鹿半島のガレキ一次集積所 http://t.co/odxwdWpK だけど、科学忍者隊が単なる哀愁目的で行ったはずがない。この環境省の「災害廃棄物の広域処理推進について」と読み合わせをするぞ。 http://t.co/SS2iTLgk
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津田和俊@てっぽう撃つでぇ @kaztsuda
注目すべきは、環境省資料 http://t.co/SS2iTLgk のP.24からの「表2 宮城県沿岸市町村の災害廃棄物放射能濃度測定結果一覧」。この集積場は、繊維類が放射性セシウム総量1000Bq/kgを超えている、石巻市(牡鹿半島部)の場所に相当する。
津田和俊@てっぽう撃つでぇ @kaztsuda
この環境省資料 http://t.co/SS2iTLgk の石巻市(牡鹿半島部)の繊維類の放射性セシウム総量を見て「こんな汚染度の高いものを持ち込むな!」という反応があるけど、その実物はこの写真の通り http://t.co/odxwdWpK 毛布や衣類、比重が軽いせいなの
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津田和俊@てっぽう撃つでぇ @kaztsuda
そうは言っても、石巻市牡鹿半島部、石巻市街地、東松島市、それぞれお互いに何10kmも離れていない場所なのに、木質、繊維類、など、放射性セシウム濃度が何倍も異なる。なんでこんなことになってるの?、という疑問を持って、さらにそれに答えられる人は、今までいなかったのでは?
津田和俊@てっぽう撃つでぇ @kaztsuda
と、大風呂敷を広げながら、もう寝るので続きは明日 ^^ と、言いたいところだけど、明日は福島でシンポジウムに出てどうも帰りは午前様になりそうなので、多分明後日以降 ^^
津田和俊@てっぽう撃つでぇ @kaztsuda
そういや石巻のガレキの放射能のこと忘れてた。概ね津波浸水区域は汚染度低いんですよ。なんでかというと津波で泥かぶってしまっていて、その後から放射性物質が降ったので。だから泥を撤去してしまえば除染済みと同じことになる。ガレキ集積場はほとんど浸水区域にあるので、どこも事故前レベル。
津田和俊@てっぽう撃つでぇ @kaztsuda
じゃぁこの津波の泥を集めるとどうなるか?、これはやはり高くなる。これは去年の夏に堀田さんと三陸沿岸を計測に行った時に現物を見つけて確認した。そのころ宮城県南部で津波の土砂を防波堤建設にリサイクルする案が出てて大丈夫?、と心配したんだけど、もうこれは調べようがないなぁ。
津田和俊@てっぽう撃つでぇ @kaztsuda
土砂類は最終的には盛り土してしまうので後から測ろうとしてもわからなくなるけど、問題になりそうなのが土砂混じりの可燃物。これは2次集積場にまだ搬入できず未分別のものがかなり残ってる。ただ、このまま焼却炉に突っ込むと炉が傷むので、そのまま広域処理には回せるものではない。
津田和俊@てっぽう撃つでぇ @kaztsuda
とか言いながら、この先2年の処理期間内持てばいいようセコハンのプラント入れた仙台市の処理場などはそのままぶっこんでるみたいだけど、大船渡の太平洋セメントのプラントは塩で傷まないように色々苦労しているとか、そんな話が出ていたのはもう1年も前の話だ。
津田和俊@てっぽう撃つでぇ @kaztsuda
あと壊れ方でも色々あって、木造家屋が完全にひしゃげて散乱してる場所ではあちこちに放射性物質が付着しまってる。が、石巻の市街地など床上浸水した家屋の中の家財道具などは雨さらしになってないのでそれほど付着してない。一言で「ガレキ」と言っても、色々。
ガレキ撤去の手伝いのススメ
津田和俊@てっぽう撃つでぇ @kaztsuda
で、昨日のパタゴニア仙台店のトークセッションで聞いたけど、また来月に石巻の漁港の清掃イベントやるそうな。場所は狐崎第二漁港。そんな漁港あった?、と思ったら、まだ片付けしてないチェック漏れがあったんだと。第二とつくくらいだから宮城県の計画で復旧整備しない間引きの対象だと思うんだけど
津田和俊@てっぽう撃つでぇ @kaztsuda
実際に自分の手でガレキの片づけをしてみれば、どういうガレキだと放射性物質が付着していてどういうガレキだと付着してないか、分別してよくわかるはずなので、広域処理に反対している方々には、是非ともこのイベントに参加してガレキの片付けを手伝っていただきたいものです ^^
被災地の瓦礫処理を急ぐ理由
ツイートまとめ 津田和俊 さんによる 津波被災地でがれき処理を急ぐ理由 津波被災地のがれき処理については、広域処理が徐々に受け入れられつつあるようだけど、まだまだその速度ははやいとは言えない。がれきがいつまでもまわりに残され続けている人たちがどんな気持ちでいるのか、思いを馳せてみよう。 33539 pv 896 46 users 60

コメント

鬱鬱 @you__utu__ 2012年7月9日
思いを馳せたい。できたら清掃イベントにも参加したい。・・・と思いますた。
一山百文 @suchizoidman 2012年7月9日
自分も仙台の中心部に住んでいるけれど、どこかでこの風景を「見慣れてしまった」状態になって鈍感になっていることに気づいたことに恥じている。被災地はまだあの日から「ゼロ」の状態にすらなっていないところが圧倒的に多い。いろいろ勉強させてもらったいいまとめです。ありがとう。
酋長仮免厨 @kazooooya 2012年7月10日
都会で脱原発や再稼働反対を連呼している暇があるなら、被災地で取材やボランティア活動をしてきて欲しい…orz
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