ドゥルーズとシェリング、ヴァール、シモンドンについて

時間的にはシモンドンまとめの続き http://togetter.com/li/31147 途中で触れられているようにこのまとめの1-2部が関連。 『差異と反復』におけるライプニッツ・カント・コーエン/ドゥルーズにおけるカント/ニーチェ生理学とアル中 http://togetter.com/li/1932 シェリングについて続き→ 続きを読む
7
前へ 1 2 ・・ 6 次へ
@waschmaschine

ソース激しく希望w RT @ttt_ceinture: ドゥルーズのニーチェ論についてヴァール自身が「そのニーチェ、ヘーゲルとさほど遠くないし、ヘーゲル非難が皮相だよ」と突っ込んでたり。RT @assazi: シモンドンってそうなんですか?..

2010-06-23 01:57:32
@ttt_ceinture

ソースはドス本だが(邦訳pp.149-150)、ドスが出典に挙げてるのはJ. Wahl, «Nietzsche et la philosophie», Revue de métaphysique et de moral, no.3, 1963. @waschmaschine

2010-06-23 02:06:12
@waschmaschine

@ttt_ceinture 激しく感謝! でも入手するの難しそうだね...

2010-06-23 02:10:40
@ttt_ceinture

@waschmaschine たぶん『ニーチェと哲学』が出た当時のヴァールによる書評でしょうね

2010-06-23 02:11:22
@waschmaschine

@ttt_ceinture ま、題名からしてそうだよね。ヴァールをあんまり知らんからなぁ...。

2010-06-23 02:13:48
@ttt_ceinture

ウィキペディア情報だけども、1929年の時点でヴァールがヘーゲル講義、1926年にプラトン『パルメニデス』から一者の議論をしていたとある。45年に帰国し、翌年からコレージュ・フィロゾフィックの創設に関与か。先の雑誌はヴァールが編集長と。。http://bit.ly/8y2pgN

2010-06-23 03:16:59
@ttt_ceinture

「シェリングは、おそらく溶液の中から突如析出する結晶や、大気中に突如出現する雲をモデルケースにしている。そのため物質は空間内に空間の内側から出現するというのである。シェリングの構想は実のところ、現代的にいえばエネルギー場のようなものを想定し、無制約的なものをエネルギー場だとし、

2010-06-23 02:00:19
@ttt_ceinture

そこになんらかの制約する活動が働くことによって、特定のエネルギー形態が出現すると考えるのである。」(河本「シェリングの自然哲学」、『オートポイエーシス 第三世代システム』、p.108)。これとか見ると、シモンドン論と妙に似てるという…。

2010-06-23 02:01:00
@assazi

シモンドンについてご教示有り難うございます。反ヘーゲルということですが、『スピノザと表現の問題』でヘーゲルの質的差異に対してシェリングの量的差異の方を評価していたのが、僕にとっては印象に残っているのです。@ttt_ceinture

2010-06-23 01:57:30
@assazi

ラヴェッソン、ベルクソンというラインは完全にシェリングだと思います。

2010-06-23 01:29:23
@assazi

はやしさん恐るべしだな…

2010-06-23 01:32:18
@waschmaschine

やはりベルクソンはシェリングですか。となるますます「ドゥルーズ=シェリング」説は信憑性を帯びてきますね。 RT @assazi: ラヴェッソン、ベルクソンというラインは完全にシェリングだと思います。

2010-06-23 01:33:49
@assazi

これはガチです。QT @waschmaschine: やはりベルクソンはシェリングですか。…

2010-06-23 01:35:36
@waschmaschine

先のとげたでも申しましたが、カントの理念をスピノザの神にドゥルーズが重ねあわせているとしたら、そこにさらにベルクソンのイマージュの次元を折り重ねているのかも。 RT @assazi: これはガチです。QT @waschmaschine: やはりベルクソンはシェリングですか。…

2010-06-23 01:41:48
@assazi

これってもろにシェリングじゃないですか!!!QT @waschmaschine: カントの理念をスピノザの神にドゥルーズが重ねあわせているとしたら、そこにさらにベルクソンのイマージュの次元を折り重ねているのかも。

2010-06-23 01:44:11
@waschmaschine

ええ、そうですw RT @assazi: これってもろにシェリングじゃないですか!!!QT @waschmaschine: カントの理念をスピノザの神にドゥルーズが重ねあわせているとしたら、そこにさらにベルクソンのイマージュの次元を折り重ねているのかも。

2010-06-23 01:45:11
@assazi

シェリングのお気に入りの一節を引用しましょう。「エチカ」第2部・定理2です。Extensio attributum Dei est, sive Deus est res extensa.(延長は神の属性である、言い換えると、神は延長せるものである)

2010-06-23 01:49:37
@assazi

そしてこの延長がベルクソンの言う「イマージュ」に他ならないというのが、シェリングの理解だと思います(時系列が変ですが)。

2010-06-23 01:51:41
@waschmaschine

なるほど。ベルクソンのイマージュはカントでいう物自体と現象の区別が不分明な概念ですが、その辺はいかがですか(公開質問状か、これはw) RT @assazi: そしてこの延長がベルクソンの言う「イマージュ」に他ならないというのが、シェリングの理解だと思います(時系列が変ですが)。

2010-06-23 01:56:33
@assazi

僕はこういう質問好きですよ。物自体と現象というよりも(勿論関連はありますが)、これは物質(質量)概念ーいわゆる直観の多様ーの問題です。RT @waschmaschine: なるほど。ベルクソンのイマージュはカントでいう物自体と現象の区別が不分明な概念ですが、その辺はいかがですか。

2010-06-23 02:02:32
@assazi

いわゆる唯物論というのではなく、カント以降の唯物論ということを考えると、それは直観の多様をどう考えるかという問題になるというのが僕の理解で、それをベルクソンはイマージュと捉えたのではないかと思ってます。

2010-06-23 02:04:47
@assazi

なので、それは現象する物自体です。

2010-06-23 02:05:31
@waschmaschine

長年の疑問にヒントをいただけたかもしれません。ありがとうございます! RT @assazi: カント以降の唯物論ということを考えると、それは直観の多様をどう考えるかという問題になる// それをベルクソンはイマージュと捉えたのではないか// なので、それは現象する物自体です。

2010-06-23 02:09:43
@assazi

質量→質料でした。そうか、ドゥルーズってそれほど明確に反ヘーゲルじゃなんですね。

2010-06-23 02:10:07
@assazi

あれ、ベルクソンは自分を唯物論とは言っていないんだけど(むしろ逆)、それがドゥルーズの魅力的な言説につながるってことで、ちょっと学問的には問題のある発言だったかもしれませんが、意図は汲んでください…。(後期観念論から唯物論へみたいな文脈です。)

2010-06-23 02:29:37
前へ 1 2 ・・ 6 次へ