【モテないぼくが　かんがえた　れんあいがく】

発想トイレ @hassotoilet

【恋愛相手に重視する要素（男性編）】 1位：顔がかわいい 2位：優しい 3位：背が自分より低い 4位：笑うと魅力的な人 5位：明るい性格 6位：話して面白い ※キン・イクン氏の『青年期における恋愛相手の選択基準とアイデンティティ発達との関係』より #有益なことをつぶやこう

ご冗談でしょう、ワインマンさん @Hemisophie

【恋愛相手に重視する要素（俺編）】 1位：性的自認及び身体的性別が女性 2位：良識がある 3位：ユーモアがある 4位：話があう 5位：髪が長い 6位：高すぎず低すぎない身長 ※Rグレイの『現在における恋愛相手の選択基準とアイデンティティ発達との関係』より

ご冗談でしょう、ワインマンさん @Hemisophie

仲良くなったのちに好きになるため、好きになってから仲良くしようとすることはない。仲良くなる前の人に、その人らしさ＝固有性を感じることはあまりないから、極端なことを言えば代替可能性が生じる。

ご冗談でしょう、ワインマンさん @Hemisophie

一目惚れ、というのが俺にはよく分からない。それと似た経験があるにしても、殆ど接触のない人に何故強い好意を抱くのかは不思議。あ、RTにかこつけたツィートをしたが、正確にはあれの順位付けはさほど意味がない。

ご冗談でしょう、ワインマンさん @Hemisophie

男性がまぁよく口にしそうな、顔が可愛いければとか胸が大きければ、優しいとか気遣いがいい等々、そういう理由から好きになるのって「お前さん、それは記号を好んでいるのであって相手自体を好きなのとは違うんじゃないか」とよく思う。好きになる理由は後付だよ、俺にしてみれば。

ご冗談でしょう、ワインマンさん @Hemisophie

個々の記号に対する好意の集積と、その対象としてその人を好きになるというのはある種必然だが、代替可能性が存在するため浮気が生じやすいのではなかろうか。よりよく自らの好みに合致する人に巡り合った際に、それでも好きでいられるための独自の理由や思い入れがないとより一層。

ご冗談でしょう、ワインマンさん @Hemisophie

固有性の生じた人、その人でなければいけない人への好意においては、その好意に内包される形で個々の特徴に対する好ましさが存在する。その人が好きだから、その人の優しさもまた好きであり、それが向けられることに"格別の"嬉しさを覚える。主観的作用による差異化である。

ご冗談でしょう、ワインマンさん @Hemisophie

恋をしている状態とは端的に表せば、客観的にはどうであれ主観的には自身においてもこの世において"一番"の存在としてみなす、ということである。そうでなければ、何故その人でなければならないかが説明できない。そこに他者の評価は介在しない。他人に好きな人を誇れないのは、好意ではない。

ご冗談でしょう、ワインマンさん @Hemisophie

ああ、男は女を人間扱いすらしない！と糾弾するツィートを思い出して、ひらめいた。男性が浮気しやすいと言われていることに通じる。男性は女性そのものではなく、女性がもつ特徴や記号を好んだり愛したりしやすいため、相手に固有性を感じることがあまりなく、故に乗りかえに躊躇ないのか。

ご冗談でしょう、ワインマンさん @Hemisophie

女が好きだという男が当の女を人間扱いしない。このことがミソジニーの根本もしくはその一端を担うものだろうな。女性性を大事にするが、まず何より人間性を重視するからこそ、俺は「女」好きと公言する。俗にいう「女好き」は女が好きな訳ではない。その身体や立ち居振る舞いを好むだけだ。

ご冗談でしょう、ワインマンさん @Hemisophie

他者に、何故「好き」なのか訊かれた際の端的な返答は「好きだから」で充分だ。答えになっていないと訝るだろうが、そういうものだ。そも自身の感情を他人がそのまま分かる訳はないし、分かってもらいたくもない。

ご冗談でしょう、ワインマンさん @Hemisophie

「優しいから好き」と言って、相手が同意することは、相手がその理由によって自分が好きな人を好きになる可能性を十分に示唆している。これではいけない。潜在的ライバルを増やしてどうする。好きだから好き、といって煙に巻いた方がよい。

ご冗談でしょう、ワインマンさん @Hemisophie

それに「優しい」という理由のみで好きな訳では無論なかろうし、かといってあれこれ理由を述べても邪険にされるわ、言い尽くせないわで要領を得ない。あえて具体例をあげて言わないことで、むしろすべてを言ったことになるのである。「好きなものは好きだからしょうがない！」とのまさに至言。

ご冗談でしょう、ワインマンさん @Hemisophie

それについて語るたびに、指の隙間から砂粒がこぼれていくがごとく、我々はそのことについて語れなくなっていくのである。

ご冗談でしょう、ワインマンさん @Hemisophie

言葉につまったら腕を手繰り寄せて抱き、むさぼるように唇をふさいでしまった方がいい･･･…ときもある。※！