「回文から発想していろいろ書くのおもしろいな」

よぴさん🐕 @yamyoppy

言葉にならなかった想いと思いと口のなかで飲み込まれ中絶された言葉が行く島があるという。あるものは風に乗りあるものは土から地下水に染みだしあるものは蝶の背中に乗り、そしてたどり着く。

よぴさん🐕 @yamyoppy

つらいものは癒され毒のあるものは洗い流され身を焦がすものは冷やされ、そしてもう帰るものかと思ってはいるのだがいつかまた主の元に帰るのだ。ことばの力を信じる主を救えはしないが寄り添うことはできるから。そうしてまた仲間にさよならを告げ長い旅に出る。

よぴさん🐕 @yamyoppy

島に上陸する前に入り江に揺蕩うありとあらゆる言葉と思いたち

よぴさん🐕 @yamyoppy

しかしたどり着いた言葉たちは、主から離れたときから言葉を音として発することはできなくなってしまうのだ。いずれにせよ握り潰されたものたちであるのだが。その鬱屈を洗い流すため、言葉たちは島へ向かう。

よぴさん🐕 @yamyoppy

この場合の鬱屈は新明解の解説に依存する