電気自動車と共に(3) by @Hirokazu_Hirano

@Hirokazu_Hirano さんのEV関連tweetを @artmas01 が勝手にまとめさせていただきました。 第1弾は http://togetter.com/li/25318 第2弾は http://togetter.com/li/29360
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平野 宏和 @Hirokazu_Hirano

CARBが、2000年以降、実現性の乏しい高圧縮水素の燃料電池の導入と市場テストに方向転換したのは信じられなかった。”電気自動車は幻想だった”ということを、学者、マスコミが言い始め、各自動車会社は短中期的に商品化の見込みのない燃料電池車の研究車両をデモンストレーションし始めた。

2010-06-20 04:09:40
平野 宏和 @Hirokazu_Hirano

98年ZEV規制はこの段階で、まさに電気自動車という生まれたばかりのひな鳥を、無理に巣から飛べと突き離したのである。その結果、雛は大きく羽ばたくことができず、ついに地面に落ちてしまった。そして、電気自動車のイメージは泥まみれになった。

2010-06-20 04:09:56
平野 宏和 @Hirokazu_Hirano

私は2000年以降、この雛鳥が地面に落ちて泥まみれになっているときも、この雛鳥を育て続けてきた。HEVや燃料電池には関らなかった。孤立した社内外の戦いが数年も続いた。

2010-06-20 04:10:20
平野 宏和 @Hirokazu_Hirano

この間に電気自動車に対する理解者も少しずつ増え、社会なコンセンサスも形成されてきた。そして市場の競争原理も動き始めた。生産投資も大規模に始まった。カリフォルニア州のZEV規制も燃料電池という回り道をしたが、もとの道に戻ってきた。

2010-06-20 04:10:29
平野 宏和 @Hirokazu_Hirano

そして今、電気自動車という鳥が多くの衆人の目の前で巣を飛び立とうとしている。しかし、共に生きてきたものにとって、不死鳥の巣立ちがそれほど簡単ではないことも分かっている。しばらくは、もがくこともあるだろう。しかし見守ってほしい。成鳥になれば、悠然と、気品高く、大きく飛翔するのだから

2010-06-20 04:19:39
平野 宏和 @Hirokazu_Hirano

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2010-06-21 03:02:04