お話の腰を折ってすみませんが、5とはなんでしょう? RT @hand_in_grove #NP, PL, (X), Y, Z#⇒NP, PL, (X), Y+PL, 5
2010-06-25 11:06:26cont)される、とする分析となっています。この分析は、PMCの形式文法理論における扱いに大きな影響を与えます。しかし私はむしろ、Song(1975)の洞察を支持するものです。以下、Song(1975, 1988)を継承すると考えられる分析をいくつか紹介したいと思います。
2010-06-25 11:06:43一致分析:Kuh(1987) Generalized Phrase Structure Grammar(GPSG)の枠組みにおける分析。
2010-06-25 11:09:15あ、すみません!×5→○Z これはちゃんと書くと、昔の変換規則のように構造記述に番号が符ってあるのでした<(__)>RT @Mitchara: お話の腰を折ってすみませんが、5とはなんでしょう? RT ⇒NP, PL, (X), Y+PL, 5
2010-06-25 11:11:28KuhはGPSGの次の三つの普遍的な原理、規約、対をまず採用します:Control Agreement Principle(CAP), Head Feature Convention(HFC), <NP, VP>。これに韓国語の個別言語スキームとして<V, X2>という対を仮定
2010-06-25 11:15:33これは、X-bar理論を採用し、主要部の素性が最大投射に共有されるということ、そしてNPとVPが対象となり複数素性が共有されてそれによってVと同じ投射内にある任意要素の最大投射との間でさらに複数素性が共有される、ということです。(`・ω・´)
2010-06-25 11:19:53しかしこの分析にはLee(1991)がtulとその「原版」の間に見られる、いわゆるclause mate conditionが説明できない、という問題点があることを指摘しています。ヽ(`Д´)ノ次に反例とのペアをあげます。
2010-06-25 11:22:35そう考えていいです。GPSGではSはVのmaximal projectionと仮定していますので、その中にINFLもあらわれます。Lee(1991)もご参照くださいRT @Mitchara: ここでいうVPはP&PにおけるIP/AgrSPみたいなものでしょうか?
2010-06-25 11:25:02これはコントロール構造で複文となっています。a.Tom-i ai-tul-ul [chip-ey ka-tolok] seltuk hay-yo. b.*ai-tul-i Tom-ul [chip-ey ka-tolok] seltuk hay-yo.
2010-06-25 11:33:27a.トムが子供らを[家に-tul帰るよう]説得している b.子供らがトムを[家に-tul帰るよう]説得している。すなわち、コントローラー(目的語)の素性が同一節内にある場合にはPMCは可能となりますが、主語が複数で、コントロール補部に複数素性がないbは容認不可能です。
2010-06-25 11:39:17Kuh(1987)の分析はbを不適格として排除することができません。そこでLee(1991)はその問題を解決する分析を提案します。一致分析:Lee(1991) GPSGの枠組みにおける分析
2010-06-25 11:41:07まじすか(TT) 実はこの現象、韓国人研究者の間でも判断が分かれるんです・・・ヽ(`Д´)ノRT @korjaeho: aはちょい変。톰이 아이들을 집에 가도록 설득해요のほうがスムーズです
2010-06-25 11:42:23LeeはCAPを採用し、さらに'TUL Introducing Metarule'というものを仮定します:VP→W, X ⇒ VP[AGR NP[+PLU]]→W, X[TUL NP[+PLU]]。 ま、ぶっちゃけ、ad hocな分析ですね。
2010-06-25 11:49:34|ω・`)ここらで仕事に行かなくてはならなくなりました・・・@korjaehoさん、@Mitcharaさん、ありがとうございました! <(__)>
2010-06-25 11:52:51