【揮発性】 デジタルコンテンツ文明は後世に伝わりにくいかも 【永続性】
まぁレコード会社なんて一部の収益源を次の新人やらそこの会社の独自性の部分にひたすら投資してきたわけで、買うやつは何であれ貴重なのですよ。
2012-06-08 00:04:47だいたいどの分野もそうだろ。出版だってそうだし映像なんかも似たところはある。んでもってそういうのは個々に独立採算で考えると真っ先に消えるわけだ。文楽とかなぁ。
2012-06-08 00:05:57電子書籍が完全に「コンテンツごとの独立採算制」になっていくと、新人は独自刊行するしかなくなるんだけど、独自刊行だと周知力の点で圧倒的に弱いのでいつまで経っても独力でのブレイクが難しく、ブレイクしてしまった後だったら出版社に拠らないほうがお得だというジレンマ。
2012-06-08 00:09:04そして、実際に電子書籍コンテンツはその方向に進みつつあるような。まだ今は紙の本があるからいいけど、もし将来的に「電子書籍が主戦場」みたいな方向にシフトしていくと、市場は今よりさらに小さくなり(端末とフォーマットの整合性や勝ち組による淘汰がなければ)、ますます暗い未来になるなorz
2012-06-08 00:13:32出版の編集とか何人か仕事でもつきあったことあるけど、大変よ?いかに売れるかどうか、でも売れる以前に作品がいいかどうか、そしていい作品でも売れるかどうかは賭け、というところでいかに良い人を発掘できるか。尋常じゃないのよ、その仕事。
2012-06-08 00:13:58で、これは私見なんだけど、いつだって私見ばっかだけどw、今後は「値札の付かないコンテンツが増える」だろうと思う反面、値札が付かないコンテンツは恐らく長期的に後世に残らないだろう、って気もしてるんだよね。
2012-06-08 00:15:07そう思う理由は、昨今の「無償偏重と、無償であるが故の価値の軽視」という風潮。当たり前なんだけど、お金を出したものは皆大切にするんだよね。身銭を切った、価値を見出した、評価として対価を払った、と思ってるから。でも、お金を出さないものは、そんなに大事にしない。
2012-06-08 00:17:13@azukiglg その頃には、ブレイクしたら既存出版社の傘下に入らないと、とんでもねーことになるような法律ができていて、大手出版社は楽して儲かる作家げっちゅ! とかいう時代はきっときません。出版社自体がどうなるか……出版社という概念が消えて著作権総合管理会社になっているかも。
2012-06-08 00:17:28例えば、1000円2000円つっこんで手に入れたクレーンゲームのぬいぐるみや、オークションで一騎打ちで値段が吊り上がった上で落札したグッズは、きっと大事にすると思うよ。金掛かってるから。でも、商品としてまったく同じでもタダでもらった、1円で落としたものは、大して大事にしない。
2012-06-08 00:18:12今後ますますコンテンツをタダかタダ同然で広くリリースする手段は増えていくし定着していくし、それらを使った無償のコンテンツの総量も増えていくと思うんだけど、それは恐らく残念ながらあまり大切にはされず、驚くほど短い時間で消費され、後世に語り継がれない。そんな気がするんだよな。
2012-06-08 00:19:47脳内で一人で楽しんでいればいいものを、わざわざ楽曲、詩、物語、映像、漫画、そういうコンテンツにしてリリースするのは、金儲け云々以前に「誰かと共有したいから」で、また同時に「自分がいなくなった後も誰かに見て欲しいから」だと、思う。モノカキ、コンテンツクリエイターの根底の本能。
2012-06-08 00:21:17だけど、対価を支払わずに手に入れたものは、次のタダのもので上書きされると思うし、結果的に長く記憶に残れないのかと思うと、寂しく思ったりはするかもなあ。個人的な感傷であることは重々承知。
2012-06-08 00:22:27そこでアナログの出番ですよ。 RT @azukiglg: 今後ますますコンテンツをタダかタダ同然で広くリリースする手段は増えていくし定着していくし、それらを使った無償のコンテンツの総量も増えていくと思うんだけど、それは恐らく残念ながらあまり大切にはされず、驚くほど短い時間で消費…
2012-06-08 00:22:40実際、全てがいきなりデジタルのみになり、アナログ媒体が消滅するっていうことはないと思ってますけどね。なぜなら、デジタル媒体はコンテンツの維持コストが高すぎるから。 RT @KC_Satsuki: そこでアナログの出番ですよ。 RT @azukiglg: 今後ますますコンテンツをタ
2012-06-08 00:23:43アナログコンテンツ、例えば「紙の本」だったり、ストリーミングではなく手元に保存できるパッケージだったり、そういうものを得ることで保険を得ようとする人は、一定数残るんじゃないかなあ。その一定数の「保険に価値を見いだす人」が、最終的には出版の最後の砦になるかもしれない(^^;)
2012-06-08 00:25:03紙媒体に払う家賃もそれなりですよw 生の講演とかライブで稼げる人が残るんじゃないですか。 RT @azukiglg: 実際、全てがいきなりデジタルのみになり、アナログ媒体が消滅するっていうことはないと思ってますけどね。なぜなら、デジタル媒体はコンテンツの維持コストが高すぎるから。
2012-06-08 00:25:33こないだ、「電子書籍DL権付き紙の本」って商品を考えたんだけど、逆に「特装版紙の本が付録で付いてくる電子書籍」とか、そういうのが出てくるかもしれんなw 廉価版・通常版は電子書籍のみで、特装版は後日紙の本が配送されてくるの。電子書籍の喪失リスクを軽減w
2012-06-08 00:26:37「生活費を稼ぐ」とう意味では残るだろうけど、その人達が作ったコンテンツは後世には残らなくなる。今、我々が生きるシリコン文明ってのは、何千年かしたら「解明不能な文明のブラックボックス時代」になってるかもしれんw RT @KC_Satsuki: 紙媒体に払う家賃もそれなりですよw 生
2012-06-08 00:28:06必要でしょうねえ。進んでないけど RT @yukgnjyuki: 話に直接関係ないけど、様々なコンテンツをデジタルで保存していくデジタル国会図書館はこれからの時代絶対必要だと思う RT @azukiglg: なぜなら、デジタル媒体はコンテンツの維持コストが高すぎるから。
2012-06-08 00:28:0920年くらい前は、「ネットに放流してしまえば、必ず誰かがひとつくらいはコピーを作ってるはずだから、コンテンツは永遠の命を得たも同然」って思ったりはしたんだけど、実際には「誰もアクセスしないコンテンツは、それを維持するサーバの喪失とともに消える」んだよね。
2012-06-08 00:29:09今更5インチディスクのどこかにコピーされているかもしれないものがあったとしても、誰もそれをネットの放流せず、また5インチFDDを持っていなければ取り出すこともできないので、孫の代当たりになったら粗大ゴミとして消えてしまう。
2012-06-08 00:29:47本を読む人はその意識が強いが故に電子書籍への警戒心・慎重さがあるんじゃないかと思っています。でも同時に、電子書籍を一番読むのは「普段から読書をしている人」でもあるとうジレンマw RT @estidal: @azukiglg私はアナログ人間なのでいつ飛ぶか分からないDataより現
2012-06-08 00:30:52紙も何気にやばい素材ですが、残すべきかどうかの選別を後世の人がする時までは何でも取っておきたいですね。 RT @azukiglg: 「生活費を稼ぐ」とう意味では残るだろうけど、その人達が作ったコンテンツは後世には残らなくなる。今、我々が生きるシリコン文明ってのは、何千年かしたら
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