読切感想まとめ2010年版

ＲＩＯ @rio_ex

チャンピオン読切。大窪宏明『ドンガッゴ！』勝負師を自称する少年が引ったくりの原付を走って追い抜いて捕まえると言う話。単なる精神論だけじゃない足のグリップだの力を抜くだの科学っぽい理論を持たせて見せるところは何と無く板垣っぽいか。これで新人なのは先が楽しみ。これ面白いよ。

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チャンピオン読切。平山賢治『ＭＣニコ』青森から日本語ラッパーになりたいと夢を持って上京したけども、先に出た先輩は夢に敗れて、こちらも破れそうに。でも、日本語ラップは捨てられないんだと言う話。マンガで日本語ラップは伝わらないと思うけどなぁ。変なポエムマンガで終わる気が。

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チャンピオン読切。阿部共実『破壊症候群』常人を越えた馬鹿力を持って物を破壊する才能を持って生きてた女の子が突如現れた虫人間から町を守るために気持ち良く壊しまくる話。これが絵が固いかな？鉄人の絵をちょっと現代風にしたように見える。だからギャグっぽく事態を軽く受け取れる利点もあるか。

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チャンピオン読切。八谷美幸『とめがね』形容し難いギャグ漫画。運勢が悪いのでそれを避けるために行動するのが全て裏目に出る。んで、何故お兄ちゃんは裸になってると。絵は綺麗だけど話も何もあったもんじゃない。こういうのを載せるからチャンピオンは凄いな。

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チャンピオンの読み切り、中村哲　ぶちわる。山根和俊のアシスタントかな。女の子の絵がちょっとにている気がした。どじっ娘とお姉さんの多分悪魔二人が人間界で破壊の限りをつくすみたいな微妙な話でしたが女の子は可愛かったからそれで良しみたいな作品でした

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ヤングチャンピオン烈読切。ＤＵＫＥ　ＲＯＳＥ『アイラ魔弾少女』潔癖性だけど、命を救うためなら人工呼吸も躊躇わない娘が呪われた銃を使うことでエロい格好にされながら悪を倒す話。親父はエロ親父。手が銃と一体化するのはちょっとお面白いかも。

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ヤングチャンピオン烈。なんでなるしまゆりが烈に？どんな経路でそんなことになったの？全くもって謎。話の内容も烈に掲載する意味を感じないものだったし、謎が謎を呼んでるよ

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イブニング読切。蛇口十市『サテライトランド』はきだめの町に住む少女は見えないものが見える異端児。同じものが見える女に導かれ流星を捕まえるレースへと参加する。敵役がフックなのでピーターパンがモチーフでＳＦ風味有と。世界は魅力感じるけど詰め込み過ぎでごちゃついているので解りにくいかな

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モーニング読切。竹澤輝『リビドー』ロックが大好きな生徒が新任の美人教師に自己紹介として思いの丈をぶつける話。やっぱりモーニングが求めている作品と自分の読みたい作品は違うんだな。一途な気持ちは伝わるけど面白いかと言われると困る。

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モーニング読切。玉川重機『草子のブックガイド』絵は好きなんだけど設定に救いがないなぁ。アル中のダメ親父の娘が別れた母親に出会い、お互いの姿を山月記の虎に例えるとかは面白いかもだけどね。

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モーニング読切。クロヌマキヨシ『タラチネーター』貰ってから行きなり不幸になったので不幸の手紙の送り主を４００万人の中から探しだし、ついには娘をかけて戦うという話。全く意味が分からない作品。シリアスの笑いってこんなのだとは思うのだけども、それもツボにはまらないと厳しい。

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モーニング読切。クロヌマキヨシ『ネコメンデス』とある屋台が猫を出汁に使っている都市伝説を元にしたギャグ。実は猫が働いてこの味を出していたんだけど、査察官には通じず血で血を洗う激戦に。なんでこうなったと言わんばかりの奇妙な話でした。

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モーニング読切。谷島冬美『アンサンブル』吹奏楽部が梅雨の雨で音を消してくれるからって渡り廊下で練習しようとするんだけど、じゃれあってるせいで始まらない。始まったらその後が雨の妖精のように校内に響く。盛り上りがない話。前も似たようなのがあった。これじゃ記憶には残らないよなぁ。

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モーニング読切。嵐田トーブ『月面飛行』ハイジャンプに頑張る女の子。同じハイジャンプの選手の男の子の影を追っかけていて、彼は何を見てあの美しい飛び方をするのだろう。そんな感じの良く分からない話。良い話なのかもしれんが、どうにも地味で面白がるポイントが良くわからない。

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モーニング読切。山本松季『アポリオン』氷の花の人だった。自分を宇宙人だと思ってる少年が田舎で宇宙船を作るために奔走。それを手伝う地元の子との友情物語。本気の喧嘩をすれば仲も深まる展開が素敵。最後の実は地元の子が女の子だったオチは面白かったけどいらなかったような。今回は明るめ。

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モーニング読み切り。山本松季『氷の花』第５７回ちばてつや賞大賞受賞作品。インカに吸収され下賎な民と虐げられていた少女の毅然とした態度。それは名誉回復のために生け贄へと選ばれるためにやっていた事だった。しかし計算違いが。名誉と友情と死の入り交じった何とも言えない感情の描写が上手い。

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生け贄による死が名誉とされるインカだからこその話だし。名誉ではあっても親しい人が死ねば寂しいし悲しさもある。なるほど大賞を取る作品ではありますね。絵はヒロインの目の描き方がＳＵＥＺＥＮを思い出したかな。他にもいるはずだけど思い浮かばないからここまで。

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ヤンマガでハロルド作石のデビュー前にヤンマガで拾ってもらったと言う美談っぽい話が収録されていた。でもよくよく考えたら１９だったらまだ１，２浪くらいだし、そこまで腐るのかと言う印象を受けなくもない。ニートだったのを拾ってもらった恩義と言えばそうなんだろうけども。

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今週のヤンマガにこばやしひよこのペリドットの読みきりが掲載されていた。愛蔵版が出るからその宣伝できっと今回のも収録されるんだろう。話は悪くなかったし絵も良かったけど、これだけで愛蔵版は買いませんよ。流石に。持ってなかったら買ってたろうけど。

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しかし何で今更ペリドットを愛蔵版なんだろう。こばやしひよこってそれで売り上げが見込めるほどの作家になっていたなんて知らなかったなぁ。ヤンマガに描かなくなってしばらく経つのに何がどうなってこうなったのやら。

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マガジンでラブひなが巻頭カラー読みきりで復活してた。しばらくたったのになんも変わっちゃいないので、呆れるやら安心するやら。

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マガジンスペシャル読切。及川徹『ぱらレル！』新人賞佳作。１００％当たる占いが特技の女子高生に死を占われた主人公が自分の知恵を振り絞って予言と戦う話。宗教組織が出てきて命がけの戦いに。必然性がない展開は呆気に取られたけども絵は良い。エロ漫画シチュな何でも言う事聞かせる薬が印象大。

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月刊少年マガジン読切。西谷フミカ＋ケム木村『リコキス』マガジンは絵は可愛いけど変態漫画を募集しているんですかね。氏家ト全の柳の下のなんとやら。妄想モノローグが口から駄々漏れの残念な娘のリコーダーが盗まれて誰が犯人かと思いきや好きな人が舐めまくり。親友は彼女の上履き盗み。ダメだ。

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別冊マガジン読切。作樹林伸画駿河『５分の１の悪霊』雨宿りで偶然であった五人。その中に一人悪霊憑きがいる。ハンターが探す悪霊は誰か？どんでん返しを超能力でやるのは興ざめ過ぎ。キャラも暴走族とか悪い意味でマガジンっぽく。オチも惨事は続くでハンターの無能が目立つだけと酷い作品だ。

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漫画サンデー読切。能田達規『ＧＫの憂鬱』最近同じ題材を見た記憶が。プロの第３ＧＫを主人公に、ＧＫに求められるのは腐らずに不断の準備をしていられるか。チャンスが少ないポジションだけに大変だ。しかしやっぱりこの人はサッカーなんだなぁ。