深夜の聖徳太子関連書籍レビュー
法隆寺の謎を解く (ちくま新書) 武澤 秀一 http://t.co/LLUsPTOQ 隠された十字架で梅原氏の論拠になっていた法隆寺中門が聖徳太子の怨霊を封じているという説を退け、先の本ではあまりなかった建築学的見地から法隆寺を見る本です。隠された十字架と併せて読むのがおススメ
2012-06-11 01:45:29法隆寺再建非再建論争については、それだけで多くの学者が白熱したバトルを繰り広げている分野なのでこれだけではとうてい語りつくせないと思うのですが、とりあえず
2012-06-11 01:47:56あっ太子のトンデモネタ欲しいならこの本オススメですよ 聖徳太子 七の暗号 「太子七か寺」はなぜ造られたのか (光文社新書) 宮元健次 http://t.co/zQL5Ti4D
2012-06-11 00:49:51仏教関係
勝鬘経義疏、維摩経義疏(抄) (中公クラシックス) 聖徳太子 http://t.co/fnvUsw5T 義疏は注釈書のことで、聖徳太子は勝鬘、維摩、法華の三経の義疏を記したと言われています。勝鬘夫人という女性が主役の勝鬘経は推古女帝が即位する際に購読さました。
2012-06-11 01:55:47続き…また、在俗でありながら仏の道に帰依した維摩居士が主役の維摩経の実践的な菩薩道は、そのまま政治の世界にありながら仏法に帰依した聖徳太子の理想になり、十七条憲法にもかなり影響したと思われます。
2012-06-11 02:00:47法華義疏(抄)・十七条憲法 (中公クラシックス) 聖徳太子 http://t.co/CQRYjgaX そして、法華経については正直よくわかりません!ごめんなさい!!ちなみにこのシリーズ、著者が聖徳太子なので著者近影にも聖徳太子の像の写真が使われていてちょっと愉快な気持ちになります
2012-06-11 02:03:17維摩経講話 (講談社学術文庫) 鎌田 茂雄 http://t.co/ALHrx4fN なんといっても聖徳太子は古代の人なので、正直難しくてあんまり何言ってるかわかりません。こういうときは素直に現代の専門家が講釈したものを読むのが良いと思います。これはとても読みやすいです
2012-06-11 02:05:41『維摩経』『勝鬘経』 (現代語訳大乗仏典) 中村 元 http://t.co/kbrsNCJn あの聖徳太子もつい解釈をまとめて後世に残してしまうぐらい絶賛!
2012-06-11 01:53:16道教関連
不老不死の身体―道教と「胎」の思想 (あじあブックス) 加藤 千恵 http://t.co/eH81bfRl 呼吸法や柔軟体操などの実践的な方法や、身体の中に居る神と向かい合ったりうんちゃらしたりすることによって不老不死を得る方法を考察した本、内丹術の本です 理解するのは難しい
2012-06-11 02:11:49老子 (岩波文庫) 老子 http://t.co/X3slRD82 道教といえばコレ。宗教要素は少なくて生き方指南みたいな感じですが。いわゆるタオイズム。
2012-06-11 02:15:48道教 (1978年) (東洋文庫〈329〉) アンリ・マスペロ http://t.co/9rU7Mhaw これはちょっと古すぎるのでアレなんですけど、神霊廟の道教要素で欲しい情報は大体入ってる印象でした。レッツ不老不死。
2012-06-11 02:17:19不老不死―仙人の誕生と神仙術 (講談社現代新書) 大形 徹 http://t.co/CoyRKJUA これ読みやすくておすすめです。 神仙思想にいたるまでの中国の魂と肉体(魄)の捉え方からはじまって、尸解仙とはいかなるものなのかとか、具体的な修行法とかも程良くまとまってます。
2012-06-11 02:24:20太子小説・伝暦
聖徳太子―日と影の王子〈上〉 黒岩 重吾 http://t.co/22nI5GGS 入手ちょっと困難ですが太子入門にオススメしたい一作。上下巻で丁末の乱~憲法制定までを描いてます。ちょっとハードボイルド。というか私の知り合いのみことじクラスタ大体これの影響強いよね。
2012-06-11 01:14:07<続>「日出処の天子」の印象が強い方には「ハア!?これが太子!?」と思われるかもしれません。違うよ。あのホモの方がおかしいんだよ。「聖徳太子」というより「厩戸皇子」を書いた本と言えばしっくりきていただけるでしょうか。相当に人間味溢れる太子が見れます。太子って、男の子だよな…
2012-06-11 01:15:48