キジ・ジョンスン「スパー」談義

キジ・ジョンスン、ネビュラ短篇賞受賞の問題作「スパー」について、SF者たちが語っています。 (注意:新しいツイートが上になっています)
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@RappaTei

ここ10年はTor、Dark Horse Comicsで編集に携わりMicrosoft Readerのprogram managerとしても働く。またラジオのアナウンサー、エンジニア、クロスワードの編集、そしてストリップ・バーのウエイトレス!の経験もありとのこと(公式サイトより)

2010-06-12 17:41:17
@RappaTei

現在はルイジアナ州立大学とカンザス大学で小説とSF小説の講座を持ち、1994年からはジェイムズ・ガンのワークショップを手伝い、2003年からはカンザス大学でSF/ファンタジーのワークショップで講演している。

2010-06-12 17:35:49
@RappaTei

平安時代ものは三作目を準備中とのこと。また、英国ジョージ王朝を舞台とした二部作Kylenも準備中。

2010-06-12 17:32:06
@RappaTei

平安時代を舞台として愛と戦争と死を描いた長篇"The Fox Woman"と"Fudoki"がある。("Fudoki"は風土記かな)あと、Greg Coxとの共著でスタトレ・ノベル"Dragon's Honor"あり。

2010-06-12 17:29:56
@RappaTei

webで読めるキジ・ジョンスンの作品リンクはこちら。 http://www.kijjohnson.com/read.html

2010-06-12 17:26:53
@RappaTei

「26モンキーズ、そして時の裂け目」(SFM 2010/3, #648)では2009年の世界幻想文学大賞を短篇部門で受賞。この作品はヒューゴー・ネビュラ両賞でも最終候補まで残った。そして2010年ネビュラ短篇賞をsparで受賞。

2010-06-12 17:25:45
@RappaTei

1994年にAsimov's掲載のノヴェレット"Fox Magic"でスタージョン記念賞受賞。2001年にはInternational Association for the Fantastic in the Art's Crawford Awardの新人賞を受賞

2010-06-12 17:22:19
@RappaTei

wikipediaと公式サイトのbioをちょこっとまとめておこう。キジ・ジョンスンは1960年アイオワ生まれ。1987年にデビュー。Amazing Stories, Analog, Asimov'sなどに短篇を発表。

2010-06-12 17:19:48
@RappaTei

スタージョン記念賞ももうすぐ発表か。(6/16-18) これもキジ・ジョンスンのスパーかなっと思ったら、審査員なんで辞退だって。 http://bit.ly/alTO5v

2010-06-12 14:15:20
@RappaTei

キジ・ジョンスンは短篇集"Tales for the Long Rains"がFictionwiseでダウンロードできる($5.99)。 http://bit.ly/aXhFeL 2001年出版なので最近作は第二短篇集待ちかな。

2010-06-12 14:04:24
@RappaTei

冒頭の一文通り『ちっぽけな救命艇の中であたしとエイリアンはやすみなくただひたすらにまじわりつづける』って話なんだよね。絵的には吾妻ひでお推奨。いや、ラストシーンの印象まで含めて、吾妻ひでおのある時期の作品群を彷彿させる。

2010-06-12 13:01:05
@RappaTei

スパーを翻訳するなら、ひらがなを多用した文体にすれば、時間の感覚も言葉の意味さえも曖昧となっていく主人公の精神状況がより反映されると同時に、原作ではほぼ無いに等しいエロさもいくぶんアップしてお得かと(←いらぬお世話)。

2010-06-12 12:45:16
@RappaTei

キジ・ジョンスンのネビュラ受賞作スパー。宇宙船の衝突事故に遭った女性が狭い救命艇に骨なし触手ぬるぬるエイリアンとふたりっきりでぬとぬとになる話。どこのアダルトアニメってシチュエーションながらまったくエロくなくむしろドライな印象。ラストでやっぱり女性ってコワいなあって思いましたw

2010-06-12 12:41:40
@anannymouse

ヒューゴー候補作、短編は読み終わりましたが、たしかにキジ・ジョンスンの Spar がぶっちぎり。ジェミシンの Non-Zero Probabilities はチャーミングだったけど、あとはあんまり要らないなー。

2010-05-30 23:53:14
@wishigame

@anannymouse ポルノととられそうな描写は意図的に避けてる感じがしました。あと僕は猟奇じゃなくってほのぼの派なんです、ほんとにw

2010-05-29 09:10:19
@anannymouse

猟奇のおふたり @biotit @wishigame おすすめのキジ・ジョンスン Spar、オーディオ版があったので聞いてしまった。うーむ、ポルノを期待したわたしが馬鹿だった……ジョンスンらしい詩的な雰囲気が。淡々とした語り手のせいかしら?

2010-05-29 00:25:10
Fukumoto @fulgurit

Kij Johnson "The Cat Who Walked a Thousand Miles" を読み始めてみたら、日本が舞台なんだな。というか、平安時代を舞台にした作品を他にもいろいろ書いているのか。 http://bit.ly/bngD2

2010-05-28 23:38:05
Y. Furusawa 古沢嘉通 @frswy

候補作をほとんど読んでないが、賞の性格から、キジ・ジョンスンのSparで決まりでは。RT @locusmag: 2010 Theodore Sturgeon Memorial Award Finalists: http://tinyurl.com/327ov4h

2010-05-28 11:34:55
@wishigame

.@Koompassia Spar、実は読んでて語り手像をまったく想像しませんでした。描写どころか名前すら与えられてないというのもあるのですが、人間というものを外部と内部の間の膜/界面でしかないものとして描いているから、というのがその理由。そうかあ身体性というのも考えるべきか。

2010-05-27 09:47:09
T. Hashimoto @biotit

@Koompassia 私はなんとなく色々混血な女性を想定しました。ヒスパニック+どこか複数、とか。宇宙にまで出ていて人類の移民・混血が進んでそうなのと、生々しい「普通の人」の肉体を想像しようとしたらそんなイメージに。実にするどい提起だと思います<身体性

2010-05-26 22:55:07
@Koompassia

.@wishigame さんがヒューゴー短編部門に一押しのキジ・ジョンスン "Spar" を読んだ。こういう身体性が重要な話だと主人公に白人女性を想定するか、日本人女性を想定するか、で受ける印象が全く異なることに気付く。

2010-05-26 22:34:26
@wishigame

@frswy そんなこと言うと各方面から苦情が(笑)でも、この両作品に関してはほんとに容赦ないですね。えっそこまで掘り進んじゃうの? という感じ。内臓えぐって見せつけるみたいな。

2010-05-26 20:03:48
Y. Furusawa 古沢嘉通 @frswy

両方とも、女性作家の作品だからそう思うのかもしれませんが、女は怖いな、と。RT @wishigame: ヒューゴー短編総評:ぶっちぎりでキジ・ジョンスン "Spar"。これ以外にするくらいなら「該当作なし」でいい。それほどずば抜けてる。ローカス賞候補としてオレの好きな

2010-05-26 19:59:58
@wishigame

なおキジ・ジョンスン "Spar" はここで読めます→http://clarkesworldmagazine.com/johnson_10_09/ 約2100語、訳したら原稿用紙14枚くらいの短さで語彙もやさしめ(一部解剖学的用語除く)なんで読むべし。

2010-05-26 19:56:53
@wishigame

ヒューゴー短編総評:ぶっちぎりでキジ・ジョンスン "Spar"。これ以外にするくらいなら「該当作なし」でいい。それほどずば抜けてる。ローカス賞候補としてオレの好きなファウラー "The Perican Bar" と競合してるけど、こちらもこれが獲るなら完全に納得。三冠でいいだろ。

2010-05-26 19:43:04
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