魔術士オーフェン　クリーオウについての考察＋α

リセ @lavirise

自分という存在を相手に忘れられないようにさせる、愛の裏返しだと思いましたが。そういえば、『緑』ではヘルパートの問いに返答できたマジクも、徹底的な敗北を味わせられたんだ。『悪魔』でヘルパートに返答できたコルゴンも、エピローグで拉致されてたし。意味があるのかな？ ないかな。

リセ @lavirise

あ、でもダミアンに返答できたオーフェンは勝利したんだ。うーん、あまり意味のない考察だったかも。本筋に戻ろう。

リセ @lavirise

ライアン事件の影響、解釈その2。「魔術士への理解、歩み寄りのきっかけ」になった。序盤のクリーオウは、「オーフェンは凄い人だからその人に認められたい→相棒になって役に立ちたい（魔術士になりたいと憧れを持つ）→タフレムで魔術士社会の実態を知る→魔術士の考え方が気にいらないと考える」。

リセ @lavirise

「自律が美徳と謳い、他人に頼る選択は愚かだと諭す社会ってどうよ？→暗殺者騒動etc.でオーフェンだって完璧じゃないと知っている→弱っている時に人に頼っても良いじゃないか→オーフェンは特別なんてない、凄くないただの人間でしょ」と考えの変化に至ったのかなーと。

リセ @lavirise

キムラック潜入の時、マジク反抗期・サルア揺さぶりをかける・魔術使えないといって心底弱っていた際に、一人だけブレずに「オーフェンをサポートするからね！」と言ってくれたクリーオウの存在は、本当にありがたかったんじゃないかと。

リセ @lavirise

悪気はなかったとはいえキムラックの外壁で入門騒動を起こしたり、魔術が使えないことをうっかり口にしたりしても、真っ直ぐに支えてくれたことがたぶん救いになったのかなと…。で、ゴタゴタが片付いた後に、『楽園』で素直に「これからもよろしく（＝お前を頼るよ）」と伝えたんだろうなと思います。

リセ @lavirise

けれどその「魔術士（オーフェン）なんか凄くない」というクリーオウの考えが改まるきっかけになったのが、ライアン事件で。「オーフェンはやっぱり凄いんだ、魔術士なんだなあ」とエピローグで口にし、考えを改めた描写があったのが、『扉』上巻の冒頭。

リセ @lavirise

「自分が刃物を振り回してもどうにもならない事態がある→どんな力があっても使い方が分からなければ暴走しかできない→力の制御を行う意味をよく知っているのは魔術士だ→しかし、ライアン事件で自分にはその訓練も心構えもないことを思い知った→魔術でも武器でも同じことが言えるのか？」。

リセ @lavirise

で、「それでも自分にできることを探さなきゃ」とクリーオウは決意するのだけど、その後レキと合流を果たすことで混ざり合った自我が不安定になり、暴走した末にあのエンディングを迎えて。この時の決意は、『終端』の冒頭に持ち越しされることに。

リセ @lavirise

「本当の意味でオーフェンを支える力になるために、‘魔術士らしい魔術士’のティッシから、魔術士としての訓練＝力の制御を行える方法を教わり、身につける決意をする」変化に繋がるんですよね。『緑』は後の伏線でもある、大きなターニング巻だったのかなと思いました。

リセ @lavirise

オーフェンがクリーオウをどう思っているか自覚した描写も、『緑』にはありましたし（そしてこの巻以後増えるオーフェンの爆弾発言）。秋田先生がどの時期からストーリーを具体的に考えていたかは不明ですが、ある程度は第三部以降も念頭に置きながら執筆していたのかな？ とも思います。

リセ @lavirise

巡り巡って20年後、オークリの関係性はマジラツにも引き継がれていると思います。これも友人からの受け売りなんですが、「師匠が凄い魔術士だということは知っていますよ、でもだから何だというのです？ 師匠は師匠じゃないですか」と、相手への態度がやや柔らかいのが、旧シリーズとの違いかなと。

リセ @lavirise

少なくとも、実力とその力を行使する意味は理解していますからね。母親の血を受け継いでいても、そういう態度が取れるのはラッツベインならではだなーと思いました。…やっぱり考察が長くなった。

リセ @lavirise

あとつくづく思うのですけれど、オーフェンもマジクも、クリーオウとラッツベインにめちゃくちゃ甘すぎ（笑）。オーフェンの場合は、ロッテに「クリーオウの頼みにめっぽう弱い」と指摘されたり領主様に「クリーオウを追うなら向かって右方向」て言われたり、弱点ってバレバレでしたねー。

リセ @lavirise

マジクも何だかんだ言って、ラッツに過保護な気がするし。…というかオーフェンとマジク、相手の女の子の我がままを許容してるのは甘いから、だけでなく振り回されたい願望があるんじゃ…ドM？（違う）

🌳🌳🌳 @sinokozzz

【オーフェンが美形の可能性】目つきが悪いだけ[普通]の男という表記、相当美女の深窓の令嬢マリアベルが一目惚れ。クリーオウとマジクと顔の大きさが大体同じ、男性を見る目が厳しいというゲイに惚れられている。牙の塔時代モテまくり。今もモテまくり

🌳🌳🌳 @sinokozzz

ハーティアとキリランシェロどっちモテたんだろう。ハーティアが好きな子がキリランシェロに惚れた事件とか結構ありそうだけど、ハーティアは友情を優先しそう。なんか。

🌳🌳🌳 @sinokozzz

@calmizuno どこまで遊んでたか気になりますねｗ15歳でｗ　デキ婚とかあるんでしょうかね、牙の塔は。若くして出来ちゃった子は牙の塔が喜んで引き取ってくれそうですが・・＾＾；

🌳🌳🌳 @sinokozzz

まあ、15歳ってまだ男同士の遊びが楽しい時期かな？キリランシェロはアザリーに夢中だったし・・・。これで血が繋がってたらめっちゃ嫌ってそうなもんだけどねアザリーのこと。

即席 @megyumi

@calmizuno ミーハーならあの変わり果てたのがオーフェンと知って失望してもよさそうなものですし、意外に純情なのでは

即席 @megyumi

イールギットは　キリランシェロに好意を気づかれてない　変わり果てたオーフェンでも好意を抱いてくれる　姉たちに比べキランシェロに対して優しい　ケバいけど純情　元モブキャラ　悲劇的に退場するために登場したかのような本編での扱い　家名　などなどオーフェン世界でも屈指の萌えキャラ

即席 @megyumi

そうかヴェーラ先輩に似てるのかイールギット

🌳🌳🌳 @sinokozzz

@calmizuno 確か、恋路をアザリーに潰されてましたもんねｗ

🌳🌳🌳 @sinokozzz

ハーティアにとってキリランシェロは小さい頃から常に一緒に居て、自分の前を行く導く存在で、灯りのようなものだったのかもしれない。だから灯りが無くなり道が見えなくて止まってしまった。聖域でオーフェンと再会して彼の事情を知り、助けになろうとトトカンタ支部独立構想を考えたと思うと胸熱。

🌳🌳🌳 @sinokozzz

あいつがやるなら、僕もやんなきゃって思うだろ。っていう悪い遊びに付き合う感じで魔王の手助けをするハーティア。その過程でマジクを育ててたりして。