渡邊芳之先生@ynabe39の「いまの「音楽業界」のビジネスモデルは「子どもや若者が音楽メディアを買わなくなったらひとまず終り」なのだろうと思う。」
「東芝音楽工業」という古い社名でもわかるように、レコードの時代における音楽産業は「工業」であり、レコードという工業製品を売ることで成り立っていたわけだ。
2012-06-16 07:37:46「レコードの時代」には「自分の音楽を多くの人に聴いてもらう」ためにはレコードを作る必要があり,そのためには「プロのミュージシャン」になる必要があった。しかしレコードを作らなくても自分の音楽を世界中に聴いてもらう方法がある時代にはどうだろうか。
2012-06-16 07:45:05そうなると「音楽を仕事にする必要」自体が小さくなっていくと思われる。現にいまYouTubeやニコニコ動画をみれば「プロのミュージシャンでない人の音楽や演奏がたくさんの人に聴かれ評価される」ことがごくふつうになっている。
2012-06-16 07:47:13「音楽で食っているのではない」なら演奏を聴かせて対価を得る必要自体がなくなってしまう。無料で提供してみんなに聴いてもらうだけで満足,ということも多くなる。「職業としての音楽づくり」自体がどんどん縮小していくのではないか。
2012-06-16 07:50:09YouTubeで歌っていた少女がレディガガに発見されてプロデビューみたいな話はすでに「古いスタイルの成功譚」なのではないか。「これからもずっとYouTubeで活躍しながらふつうに学校に通い音楽以外の職業に就く」のですでになにもかまわなくなっているのではないか。
2012-06-16 07:54:20いずれにしても私のように「音楽そのものよりレコードが好き」な音楽ファンというのはもう滅びる。まあわれわれ世代が生きている間は「骨董品蒐集」の枠内で残るとは思うが。
2012-06-16 07:55:29ポップミュージック以外でも「音大を出た人の就職先」の中心が「学校の音楽の先生」や「ピアノ教師」であったのと同じですね。「小唄の師匠」とかを考えても「音楽で食う」ということは昔から「音楽を教える仕事」のほうがメインだったのかも。@minoridrums
2012-06-16 08:00:23