妄想兎虎

まるる @kbtml

透き通る白い肌。赤い瞳と白い髪が月光を浴びて光る。「こんばんは。バーナビー」鏡を見ている様な自分と瓜二つの男。「誰だ？」問えば妖艶に笑う。「僕は君だよ。生まれてすぐに離れ離れになったけど…でも、これからは一緒だよ、バーナビー」次の瞬間。その目が青く光った/アルビノ #同題ssTB

まるる @kbtml

手を繋いで、その手の平越しに伝わる温かさが心まで沁みる。晴天だった。神父による誓約も、厳かな讃美歌もない。それでもここからはじめようと決めた。「…待たせたな、友恵」「はじめまして、友恵さん。どうぞよろしくお願いします」「お母さん。今日から家族が増えたよ」　/家族 #同題ssTB

まるる @kbtml

虎徹さんをベッドに押し倒してみると、「うわっ！」と叫んで身体を振り払い、信じられない、といった表情でこちらを見つめています。 http://t.co/OOGBiju6　虎「……冗談、だよな？バニー…？　い、まなら冗談っちゅうことで許してやるから……だからっ」

まるる @kbtml

旅にでたバニーが、行った先々で虎徹さんに向けて葉書を書くんだけど、それは投函されることなく、バニーがずっと持っている方が好き。まるで日記のように。そうしてシュテルンビルドに帰って、その葉書の束を虎徹さんが見つけるの「拝啓　虎徹さんへ」って全ての書きだしがそうなってる

まるる @kbtml

見つけた虎徹さんはいいのかな？って思いながら全部の葉書を読んで、手紙のような、日記のようなその内容に、笑ったり泣いたりしながらも、全て虎徹さんへ向けられているということに、甘酸っぱくて切ないものがこみあげてきたりすればいい。けど読んだことは秘密にしてもとの場所に戻すの。

まるる @kbtml

そんでその日はバニーにめっちゃ優しくて「……どうしたんですか？なにか後ろめたいことでもあるんですか？」って苦笑しながらバニーに言われて、「うっせぇ。なんにもねーよ。けど今日は……お前を甘やかしてやりたいんだよ」ってめっちゃラブラブしたらいいんだよ。そんな兎虎が好きです

まるる @kbtml

そういえば。ネイサンとか昔馴染みのヒーロー達まで虎徹さんが既婚やったこと知らんかったやん？でも、いつも左手薬指に指輪はしてたやん？だから、昔ネイサン辺りに突っ込まれた時には「あー既婚ってことにしてた方が楽だろ？イロイロと」ってモブというか虫よけみたいな感じで返してたから、文字数

まるる @kbtml

あと、これは絶対違うんやけど、虎徹さんが指輪つけ始めたんは友恵さんが亡くなってから…だったらめっちゃ萌える！あ、ちゃう、これ桂虎やわ。桂虎は結婚しても指輪つけてなくて、理由は恥ずかしいからで、でも式の時にはいるから一応用意してて、でも友恵さんがいなくなって指輪をお守りだから文字数

北山🌻 @konokita_

バニーは意図的に虎徹さんって呼ぶときを決めてるけど(結果めちゃくちゃ少ない)呼ばれた当人といえばまた気まぐれで呼んでんだなほんとこいつにとっては俺はていのいいオッサンなんだろうなってバニーの本気知りながら信じ行ってあげられない桂虎ｷｴｪｴｴｴｪｴｴ

たこみー🐙 @takomiy19

禿げた… RT @summongo: 酔っ払いが熱く桂兎虎を語ったら（追加しました） http://t.co/BUcxMcfj　そうなんだ！枯れおじなんだ！おれが好きなのは！

まるる @kbtml

例えば視線だったり、仕草だったり。互いが互いの気持ちになんとなく気づいて、けど、どちらももう一歩踏み込むことが出来なくて。ジリジリとした探り合い。どちらが手を伸ばすか？このヒリヒリ感が楽しい…はずなのに。「…虎徹さん、好きです」「…へ？」ちょ、お前！？/フライング #同題ssTB

まるる @kbtml

これね。バーナビーは虎徹さんが好きで、虎徹さんと家族になりたくて、でも虎徹さんは僕と一緒になるわけがないから、十年後、もしも僕と楓ちゃんが一緒になったら……っていう儚い夢を持っていての、ここに来ての１位で。おじさんの言う、やきもちの意味も分からない…そんな両片思い兎虎があ、文字数

まるる @kbtml

桂おじは簡単に許すね。桂バニに手を伸ばされて「あ？なんでこんなおっさんに？」と思いつつ、すぐに飽きるだろうからと、好きにさせちゃって、でも飽きるどころかどんどん深みにはまって、あとからめっちゃ後悔して。「その事なかれ主義どうにかならないの？」ってネイサンに怒られちゃって項垂れる

まるる @kbtml

「だってよ、こんなおじさんだぜ？」「あんたね。おじさんって言っても、まだ若いじゃない」「それに子持ちだし」「あら？子供がいたら恋愛しちゃいけないの？」「…んなことはねぇけど……けど、おれは…」って指輪に触れる桂おじに、ファイヤ姐さん呆れたようにため息ついて「……本当、最低な男」

まるる @kbtml

「自分が拾ったんだから、最後まで面倒みなさい」って言われて頭軽く叩かれて。はぁーってため息を吐きつつ焼酎ロックを飲み干して。「おかわり」ってバーテンに言って、バーテン苦笑しながらもう一杯だしてくれて、新しいグラスを見つめながら、頭の中は桂バニでいっぱいの桂おじ…ください

まるる @kbtml

「…拾ったってなんだよ……あいつは、犬猫か」とかぶつくさ言いながら半分ぐらい一気に飲んで、アルコールが結構回ってきてるせいもあって、なんか瞼の裏が熱くなってきて、うわー俺、こんなんことで泣きそうになってるの？ってそんな自分にビックリしてる桂おじ「…帰るか」って呟いた瞬間

まるる @kbtml

隣に見慣れた腕が伸びてきて、「飲みすぎですよ、おじさん」って持っていたグラスを取り上げられて。「…バニー…？なんで…」って呆けるように見てる間に桂バニは桂おじのお勘定を済ませて、すっごく呆れた視線で「ファイヤーエンブレムに呼び出されましたよ。あんたの虎がここにいるって」

まるる @kbtml

「……虎って…」「その通りでしょ？帰りますよおじさん」って無理矢理腕取られて椅子から立って、店の出口に向かいつつ、いやそこじゃなくて、あんたの虎っていうのにだな…と思いつつ、何にも言えなくて、笑えばいいのか怒ればいいのか分からなくて、複雑な表情になる桂おじ。

まるる @kbtml

そんでもってバニーの車に押し込まれて、「僕の家でいいですよね？」って桂バニが運転席に座りながら言って、その横顔を見ながら「…これじゃあどっちが拾われたかわかんねぇーな」って桂おじが呟いて。「は？」「いや、こっちの話」　っていう感じの桂兎虎が大好きです。誰かください！！！！！！！

まるる @kbtml

マクドのオージーデリか……おじさんがデリヘルの味だな……絶対食べるよ……

まるる @kbtml

人間嫌いだが経験だけはさっさと済ませたいバニーがデリヘルに電話して「一番人気の人を」っていう注文で、何故かおじさんがやって来て。チェンジしたいのに人がいなくて無理って言われて苛立つバニー。「まあまあ大丈夫だって。とりあえず腹減らない？何か食おうぜ」って勝手にデリバリーを頼むおじ

まるる @kbtml

その代金まで払わされて、怒りはピークなんだけど、「バニーちゃん男前なのになんでデリヘルなんか呼んだの？」っておじさんに無邪気に聞かれて、二度と会うことはない人だからと、色々身の上話をしちゃうバニー。でも段々ほだされちゃって、なんかこの人の傍、落ち着くな…とか思っちゃって。

まるる @kbtml

人間嫌いな僕が…とか思ってたんだけど、そのうちおじさんの方がそわそわしちゃって。「で…どうする？おじさんと…する？」って言われちゃって、その恥ずかしそうに誘われたということと、この人が最高のデリヘルということは経験があるということだ…ってことに、カッとなったバニーはおじさんを…

まるる @kbtml

翌朝。バニーが起きるともちろんおじさんの姿は無くて。お金払ってないことにも気がつき、そして何より酷いことをしたから謝りたいと、昨日と同じ電話をしてみたら、昨日はあなたの家に行ったものはいないと言われて。「はぁ？だって、一番いい人をお願いしたら、おじさんが来たじゃないですか？」

まるる @kbtml

バニーが言ったら、一番の人がおじさんのわけないでしょ？と、いたずら電話と勘違いされる。どういうことだ…？って思うけど、名前さえも聞いていないことに気が付いて、愕然として。唯一の手がかりだからと、その電話に何度も電話してはおじさんを…というんだけど、そんな人はいないと。