2nd Twitter Seminar, "Reading Williamson's Philosophy of Philosophy" (chap.5-8)

要約部分は章の順番に並べた方が便利かと思います。「時間順に並べ替え」にすると順番が崩れてしまうので注意してください。
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at_akada @at_akada

g:哲学における証拠の大部分は心理的なものではない。認識論的保守主義(特段の理由がなければ今信じていることを信じてよいという立場)の不十分性。 #seminar_PP

2010-07-20 20:04:21
Yuko Murakami @yukoim

【8章:1】7章で扱った「判断に関する懐疑主義」に対して、8章では知識最大化の仕組を考える。特に、「信念を持つ者」と「その信念を評価する者」の役割の違いを考察する。信念を持つと、その信念を偽としない反懐疑主義的立場に与することになる。 #seminar_PP

2010-07-20 18:40:44
Yuko Murakami @yukoim

【8章:2】懐疑主義的な可能性に気づいても排除するのは実際的には無意味だから。可能性が現実に近ければ考察する意味がある。この距離は文化(理論負荷性を持つ信念体系)に依存する。いずれ、(a)信念を考察するには真であるのが何か問う必要がある。#seminar_PP

2010-07-20 18:40:56
Yuko Murakami @yukoim

【8章:3】(aを論じる)進化論的論点の定式化「(2)行為者がPを望み「Aを行えばP」と信じるなら、他の条件を同じとして、Aを行うと信じるように行動する」を用いる。論理演算子と可換な演算子^を導入し、Pが真*iff^Pが真、Pが善*iff^Pが善とする。#seminar_PP

2010-07-20 18:41:32
Yuko Murakami @yukoim

【8章:4】外界と精神の関係づけ「分子論:構成要素を分析して条件を特定」と「全体論:主体の思考システム全体のレベルの条件を特定」がある。後者の好例がDavidsonの寛容原則。その形而上学版が行為者が大方真なる信念を持つことを要請。指示の問題も寛容原則の例。#seminar_PP

2010-07-20 18:42:18
Yuko Murakami @yukoim

【8章:5】知識ではなく信念にまで真と絡めた議論(a)を要請すると判断に関する懐疑主義者側の懐疑的シナリオの実現可能性に関する説明負担が重くなる。 #seminar_PP

2010-07-20 18:42:36
Yuko Murakami @yukoim

蛇足。p.280(9章)のTは誤り、5。 #seminar_PP

2010-07-20 18:42:50
西條 玲奈 / SAIJO Reina @r_saijo

蛇足ですがE.ゲティアの論証を。知識は正当化された真なる信念だという理解への反例が示されます;求職中のスミスとジョーンズ。スミスは次の連言を信じる証拠をもつ(a)この応募に採用されるのはジョーンズで、かつジョーンズは自分のポケットに10枚硬貨を入れている。#seminar_PP

2010-07-20 19:49:37
西條 玲奈 / SAIJO Reina @r_saijo

(b)この応募に採用される男は自分のポケットに10枚硬貨を入れている、をaは含意。スミスは(b)を正当に信じている。だが実は採用されるのはジョーンズではなくスミスで彼のポケットにも10枚硬貨があるとする。このとき(b)を引き出した(a)は偽だが(b)は真。 #semiar_PP

2010-07-20 19:49:46
西條 玲奈 / SAIJO Reina @r_saijo

しかしスミスは自分が採用されることを知ってはいない。だから知識ではない正当化された真なる信念がある。というもの。邦訳でもよめます→「正当化された真なる信念は知識だろか」(柴田正良訳) 『知識という環境』1996、名大出版会, pp.259-261 #seminar_PP

2010-07-20 19:50:28
Masashi Kasaki @kasa12345

今起きました。よろしくお願いします。 #seminar_PP

2010-07-20 20:37:29
西條 玲奈 / SAIJO Reina @r_saijo

@at_akada @pubkugyo そうですね。@pubkugyoさんの疑問がようやく飲み込めて来ました。鈍くて面目ないです。 #seminar_PP

2010-07-20 20:39:00
at_akada @at_akada

@r_saijo @pubkugyo わりと難しいので章ごと順番に行きましょうか。 #seminar_PP

2010-07-20 20:37:33
at_akada @at_akada

@pubkugyo 「前提というより推論パターン」というのがどういう意味なのかまだちょっとわかってないです。 #seminar_PP

2010-07-20 20:39:07
kugyo W @pubkugyo

.@r_saijo ここでの形而上学的様相の知識とは,conceivabilityによって(のみ?)評価される知識のことで(p.135),アプリオリな知識とは,その認知において経験がenabling(対義語:evidential)な役割を果たす知識です.例:#seminar_PP

2010-07-20 20:39:12
kugyo W @pubkugyo

enablingの例:すべての緑のものは色つきであるという知識について,私のTシャツが緑であるという知識はenabling roleしか果たさない. #seminar_PP

2010-07-20 20:41:27
kugyo W @pubkugyo

がぜんやる気が出てきた!

2010-07-20 20:42:03
kugyo W @pubkugyo

.@at_akada 前提と推論パターンとの違いは,前者は命題であるため前件になったり否定されたりするが,後者はそうでないということです(pp.146-7).ただ推論パターンの妥当性についての主張は命題です. #seminar_PP

2010-07-20 20:45:26
at_akada @at_akada

形而上学的様相の例として、「ヘンリー8世は6人より多い妻を持ちえた」「3+3は6より大きくなりえない」などがあがってますね #seminar_PP

2010-07-20 20:45:48
西條 玲奈 / SAIJO Reina @r_saijo

@pubkugyo ふむふむ、ありがとうございます。

2010-07-20 20:48:00
西條 玲奈 / SAIJO Reina @r_saijo

@at_akada ちょっと気になっているのが現実の自然法則に抵触するような可能性も含まれるのかという点なのです。豚が空を飛びうる、とか。 #seminar_PP

2010-07-20 20:49:01
H. Miyoshi (ALC Japan is rescheduled in 2025) @metaphusika

あら,PoPセミナー始まってますね.どうも前提からちゃぶ台返ししそうなので,ちょっと静観します.個人的には理解についてもう少し突っ込んで欲しい.

2010-07-20 20:51:13
Masashi Kasaki @kasa12345

うーんと、まだ議論について行けてないのですが、目下なにが議題なのでしょう。 #seminar_PP

2010-07-20 20:52:13
西條 玲奈 / SAIJO Reina @r_saijo

@kasa12345 現在5章について@pubkugyoさんから以下のような疑問が出てます「問題は,形而上学的様相の知識というものがあるとして、それを得るための能力とは何か、というものでした(pp.135-6). #seminar_PP

2010-07-20 20:53:57
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