大停電により失われる命、生まれる命

大平貴之 @ohiratec_mega

浜岡からおはようございます。御前崎の天候は曇り。昨夜は雲の間から存外美しい星空が見え、なんと夏の天の川もうっすら。

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昨年まで、御前崎では天の川は見えませんがメガスターでは…と解説してたのですが、一人のお客様から、実は海岸まで出ると、天の川が見える事もあるんですよと指摘頂いたのです。それを確かめた昨夜でした。晴れ間が覗いたのはほんのひとときでしたが、台風の影響か、とりわけ澄んでいたのかも

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大都市では天の川は見えませんが、それは私達の使っている町明かりが夜空を照らしてしまうから。数年前に北米で大停電が起きた時はニューヨークから驚くほど美しい星空と天の川が見えたそうです。

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それだけを考えると、我々天文ファンにとっては停電は有難い事のように思えますがもちろんそんなわけはありません。大停電は我々の日常生活を大混乱に陥れるだけでなく、時には人の命も奪います。特に病院で治療を受けている人達や、お年寄りや子供等、特に真冬などではその影響は深刻です。

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生命を護るために原発再稼働の是非を巡る議論が起きていますが、事故の危険だけでなく、大停電による人命喪失のリスクにもきちんと目を向ける必要があると、深夜の沈黙している浜岡原子力発電所を臨みながら感じました。

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ところで皆さんは、大停電により失われる命については、既に数多くの心ある識者から指摘がされていますが、逆に大停電により生まれる命があることもご存じでしょうか？

大平貴之 @ohiratec_mega

ニューヨークの大停電では深刻な被害がありましたが、その後不思議な報告があったそうです。それは大停電のおよそ１年後に出生数が急増したというのです。にわかに信じがたい事ですが、これは一体何故でしょうか？

大平貴之 @ohiratec_mega

そうです。男女が真っ暗になって二人きりになれば、だいたい何が行われるか明らかですね？それ以上はあえて語りません。

大平貴之 @ohiratec_mega

それを考えると、大停電により奪われる命と、それにより生まれる命の両方を天秤にかけないと、大停電の是非をめぐる論議は難しいなと感じました。ところで、この両者の命にはある特質差がある事に気づきました。

大平貴之 @ohiratec_mega

大停電により命を奪われるのは病人や老人、子ども達など、主に弱者と呼ばれる人たちです。一方大停電の中で新たな生命を生む機会を与えられるのは、いわゆるリア充と呼ばれる強者たちです。つまり、強い者に命を与え、弱い者から命を奪うのが大停電の思いがけない側面だと言う事が判ります。

大平貴之 @ohiratec_mega

美しい星空の下、弱肉強食を加速する大停電。その側面を見据えながら、エネルギーの事、電力の事、宇宙の事、一緒に考えてみませんか？

大平貴之 @ohiratec_mega

表アカウントではこの話はこのへんまでｗ　生命と電力についての連ツイ。浜岡からお送りしました。

大平貴之 @ohiratec_mega

一点補足です。暗闇で男女二人だからといって必ず生命が生まれるとは限りません。例えば私のような紳士も世の中にはいますので。あくまで一般論です。

大平貴之 @ohiratec_mega

それにしても皆さんこういう話、大好きですね？