架空生物の描写についてのテクニック 同時収録:重女子萌え談義

面白いお話でしたのでまとめさせていただきました。 後半部分は関係あるお話かと思ったらそうでもなかった! ので別々にしてみました。 6月23日:追加編集を行いました。
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海法 紀光 @nk12

@u_kodachi @boketsukkomi エコロジーSF的には、ドゥガール・ディクソンでは「アフターマン」と「フューチャー・イズ・ワイルド」が超オススメなんですが、 「マンアフターマン」のドス黒い情熱は語り継いでゆきたいのです……

2012-06-22 04:33:33
小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi

@nk12 @boketsukkomi アフターマンとフューチャー・イズ・ワイルド読ませてから語り継いでも遅くないでしょうそれ!(笑)

2012-06-22 04:57:05
海法 紀光 @nk12

@u_kodachi @boketsukkomi え?(手に入るものは全部買うのは前提じゃないか? という狂人の顔) おっしゃるとおりです。生態学SFの参考資料という意味では、アフターマンとフューチャー・イズ・ワイルドをまず読みましょう(笑)

2012-06-22 05:00:04
小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi

@nk12 @boketsukkomi それ以前に絶版でごわすw>マンアフターマン

2012-06-22 05:46:55
海法 紀光 @nk12

@u_kodachi @boketsukkomi それは世の中が間違ってるのであって、「僕は悪くない!」(球磨川AA)

2012-06-22 05:48:06
Хаями🍥Расэндзин @RASENJIN

でもマン・アフターマンは圧倒的にかわいいからなあ……生態学SFの参考なら鼻行類も忘れずに。

2012-06-22 05:01:23
Хаями🍥Расэндзин @RASENJIN

マン・アフターマンがかわいくないというなら何がかわいいというのだ。

2012-06-22 05:04:30
海法 紀光 @nk12

@RASENJIN 鼻行類は、最初に推薦しておりました(笑)。 あれは生態学SFやるならお手本ですよね。

2012-06-22 05:04:40
Хаями🍥Расэндзин @RASENJIN

@nk12 おおう、えーとあとはえーと、ドリトル先生とか(ガーター)

2012-06-22 05:07:22
海法 紀光 @nk12

生態学SFの名作といえば、「ポルノ惑星のサルモネラ人間」(筒井康隆)とか「武装島田倉庫」「アドバード」(椎名誠)とか「ナウシカ」とかいっぱいありますが、すごすぎて、自分じゃ技術として解説できません。まずは読んで圧倒されるのがオススメですのう。

2012-06-22 05:08:57
海法 紀光 @nk12

生態学ネタでお話作る時は、昔、「蓬莱学園の冒険!」の参考資料で紹介されてた「猛獣はなぜ数が少ないか―生態学への招待」が大変参考になったのだけど……Amazon品切れ? 20年以上前の紹介だから、もしかしたら今はもっといい本があるのかもしれませんが。

2012-06-22 05:39:51

6月23日:追加編集させていただきました

銅大 @bakagane

.@sinzaka さんの「架空生物の描写についてのテクニック 同時収録:重女子萌え談義」をお気に入りにしました。 おお、面白そうな話題が! テラフォーミング惑星での異星生物ですか! http://t.co/ggFLxpVt

2012-06-22 17:40:10
銅大 @bakagane

植民惑星で、未知の生物によってひどいことに! というのでしたら、リチャード・エイヴァリーの『コンラッド消耗部隊』シリーズや、ニーヴン&パーネル&バーンズの『アヴァロンの闇』がまずはオススメでありましょうか。

2012-06-22 17:43:33
銅大 @bakagane

特にアヴァロンの闇の「サケモドキ」は、「平和な日常」一転して「最初の惨劇」続いて「問題の解決?」が「さらなる惨劇の幕開け」につながるという、怪獣映画的にも王道展開であります

2012-06-22 17:45:01
銅大 @bakagane

そういう意味では、まずは、怪獣映画、ゾンビ映画、あるいはジョーズやヒチコックの『鳥』のような動物によるパニック映画がディテールを掴む例として使用できるのではないでしょうか>植民星で、異星生物でひどいことに

2012-06-22 17:47:28
銅大 @bakagane

そして、とぅぎゃった話題に出ているアフターマンでありますが、あれを最初に読んだ時の衝撃というのは、ちょっと忘れられませぬ。1982年当時は、まだパソコンも8ビットでありまして、コンピュータによる支援があまりない時代でのほぼ人力頼りな緻密な考察はお見事のひとことであります。

2012-06-22 17:57:15
銅大 @bakagane

あとゲームとしての生物進化を楽しめるものとして、『クァークス』があります。「頭」「胴体」「尾/足」のカード3枚組み合わせて、環境の変化に合わせて生物を進化させていくゲームです。 http://t.co/GlFUvwSM カードの並びで名前も決まります

2012-06-22 18:03:21
銅大 @bakagane

その発展系としての、『フューチャー・イズ・ワイルド』を読んだ時には、溜息が出たものであります。生物の進化だけではなく、地球環境の変遷についても、我々はここまで知見を深めることができるようになったのか! と。科学の進歩万歳であります。

2012-06-22 17:58:53
鷹の爪 @Father5312

@bakagane 橘 賢一 先生と 貴家 悠 先生の「テラフォーマーズ」という漫画で、火星テラフォーミングのために送ったゴキブリが進化して人類の敵に・・・ってストーリーがあります。よく知ってる生物ならではの不気味さもアリだと思うです

2012-06-22 17:49:47
銅大 @bakagane

@Father5312 よく知っている生物を使うというのは、良い手でありますね。読者の連想力をうまく利用できます。

2012-06-22 17:51:35
銅大 @bakagane

テラフォーミングで惑星環境が変化したことで、それまで脅威でなかった生物が脅威になる、という展開であれば、設定ががちゃつかずに美しくなります。たとえば、居住に適していない砂漠の惑星の地下に膨大な地下水が発見されたので、オアシス都市を作って移住を開始したという設定を考えてみましょう。

2012-06-22 18:34:01
銅大 @bakagane

まず人類が水を掘り出したことで、砂の下で水を蓄えて雨期(10年に1度)を待ち続けていた生物が、目覚めてオアシス都市に出現します。まず、人々が飼っているペットや家畜が、「水吸い」と呼ばれるアメーバのような生物に捕まって、ミイラのように干からびて発見されます。

2012-06-22 18:37:26
銅大 @bakagane

続いて、人間が襲われます。からからにミイラになった死体が見つかることで、人々はようやく「水吸い」に気づき、対策に乗り出します。囮の動物を使って「水吸い」を吊り出し、捕獲するのです。こうやって、事態はいったん、平静を取り戻します。

2012-06-22 18:39:31
銅大 @bakagane

ですが、「水吸い」は対内に黴のようなものを持ち、共生していました。その黴は「水吸い」が暴れている間にこっそりオアシス都市の中に入り込み、地下の貯水池で増殖をはじめます。そして、あるとき、一斉に地上にあふれだして、メタモルフォーゼし、街を飲み込むのです。

2012-06-22 18:41:59