マギカ世界の「土着魔術」、その可能性

魔法って何だろう、みたいなことを考えてみたらこう云う結果に。 必ずしも契約だけでなく、元々あった魔術と云うのもあるんじゃないかと。
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「魔法は少女の”特権”か?」

酔宵堂 @Swishwood

妄執の残骸である魔女が発生しない、と云うことに円環の理の意義はあるので。ついでに云うと何も魔法が惑星外から齎されたその一系統だけだなどとは到底思えず、土着の魔術的手法と云うものは存在したとも考えている。

2012-06-18 01:51:05
酔宵堂 @Swishwood

つまり「魔法少女」は広義の「魔女」である。探求の結果としてではなく、何らかの超越者(或いはその媒介)との契約によって行使しうる魔力と引き換えとしての使命や制約を受けるタイプを総称して「魔法少女術」と系統立てても然程間違いではないように思う。

2012-06-18 01:56:29
酔宵堂 @Swishwood

土着の、と云う表現が正しいかはさて措き、探究者として魔道を修めるものにも多分確実に見える筈。動作原理は違うにせよ、形而下存在に干渉出来るレベルまで魂の密度、及び動作効率を向上させる、と云う点では魔法原理の形式に差異はないものと推測出来る。

2012-06-25 02:44:28
酔宵堂 @Swishwood

「魔法は、ひとつではない」

2012-06-25 02:52:16
酔宵堂 @Swishwood

魂の密度を上げる技法たるところの、魔術の秘せる名を以て。

2012-06-27 04:08:09
酔宵堂 @Swishwood

それは、そう宣言した。どこの異星の超科学の産物でもない、この星とその民が生み出した流儀だと。

2012-06-27 04:11:29
酔宵堂 @Swishwood

Togetterのまとめのどれかで読んだのだったと思うが、「魔法の行使には直接魂を外界に接触させること」と云うのがとても印象的で。成程だから彼女達は息をするように奇跡の力を振えたのだな、と得心した記憶がある。

2012-06-27 04:41:01
酔宵堂 @Swishwood

アレは実体を持つがゆえにそこに穢れを溜めることになる。人の身で奇跡の一端に触れるには、制約は少ないに越したことは無い。

2012-06-27 04:14:53
酔宵堂 @Swishwood

土着魔術は理論の壁を超えて奇跡たり得る現象を齎すところまで如何に短絡化するか、その経路を確立することこそが探求であると云っても良い。

2012-06-27 04:21:08
酔宵堂 @Swishwood

何らかの奇跡(物理法則に抵触する現象)を起こそうとして起こす時に無防備と云えるレベルまで表層化し偏在する魂。

2012-06-27 10:19:17
酔宵堂 @Swishwood

呪文も魔法陣も、現実に干渉出来るだけの魂の密度を生み出し表層に維持するためのツール

2012-06-27 10:24:22
酔宵堂 @Swishwood

と云うことは過去契約に依らず自力で魂の精錬に成功した例も零ではないのではないか

2012-06-27 10:34:47
酔宵堂 @Swishwood

そう云う例外は除いて、なにか魔法を使うとなるとその焦点になる部位に魂が集中する、みたいなイメージ 偏在を維持するのは結構しんどい

2012-06-27 10:40:12
酔宵堂 @Swishwood

そもそも、ヒトの魂は肉体に癒着していて単離さえ難しいのでまずはこれに流動性を持たせることから始めるのでは

2012-06-27 10:43:51
酔宵堂 @Swishwood

その為にまずは魂の実在を認識し、規模を把握するところから魔道の鍛錬は始まる、ような まずそう云うものが確かに重なって存在していると実感し、意志の制御下におくところから

2012-06-27 10:49:53
酔宵堂 @Swishwood

まああんまり効率はよろしくないよね 一人がそれなりに使えるようになるまでに一体どれくらいの時間を要するかって話だし

2012-06-27 10:54:08
酔宵堂 @Swishwood

その辺りを一足飛びに解決する代わりに術者の精神に負担が大きいのが所謂「契約」で、外部から強制的に抽出することで素質や鍛錬と云ったものをある程度不問に出来る あくまである程度ね

2012-06-27 11:00:30
酔宵堂 @Swishwood

まあその代わりに因果線の密度か、最低限「奇跡を願うと云う欠落」による歪みが閾値を超えている必要はあるのだけど

2012-06-27 11:04:48
酔宵堂 @Swishwood

なんで抽出可能なのが繁殖前駆段階に入りかけた雌性体に限られるのかと云う疑問はあるんだけど、効率の問題なんだろうね 安定性の重視とはちょっと云い難いし

2012-06-27 11:12:18
酔宵堂 @Swishwood

元から欠落を抱えた魂を抽出して実体化する際に、何らかの剰余エネルギーを放出する、またそれを回収することも目的なのではないかと云う推測も成り立つ

2012-06-27 13:33:16
酔宵堂 @Swishwood

実体化に伴う最大のデメリットが「穢れの滞留」 一般的な術者はこれを魂ごと拡散することで希釈処理も可能だが、完全に実体化した上では何らかの吸着体に転移させて除去する必要が生じる

2012-06-27 13:07:09
酔宵堂 @Swishwood

それに対し段階と鍛錬を踏んで行使に到ったものは密度自体を制御する術を心得ている為穢れを溜め込まないで済む、とか

2012-06-27 11:20:53
酔宵堂 @Swishwood

起こせる現象の質なり量なり規模なりは恐らく、自力で到達しても契約により抽出したものであってもそう大差は無いのだろうと思う ただ実体化に遜色の無いレベルの密度まで魂を掌握するのにどれほどの研鑽を要するか、と云う問題はあるにせよ

2012-06-27 14:10:31