ネタ帳7月

酔宵堂 @Swishwood

「いいだろう。キミの願うそれこそ、あらゆる文明の礎、すべての因果の源。願いを刻む意志の表象、ヒトとケモノを峻別する——言葉、それそのものだ。ひとたびそれを手にすれば、最早どんな後戻りも不可能だよ。そうとも、あの星の海に、その先に、決して立ち止まることは許されなくなる」

酔宵堂 @Swishwood

それは「火」だ。数多の世界で、言葉とともにヒトが手にし扱うことでヒトをヒトたらしめる力。この二つの力を手にした以上、最早キミたちの願う奇跡は生半なものではその因果を覆し得ない。ただ只管に、より苛烈な不可能のみが奇跡の名を冠するに値する。キミたちを星の繭から孵す、それがボクらの——

酔宵堂 @Swishwood

たらしめ「る」じゃなくて「た」だな……

酔宵堂 @Swishwood

それをそのままのかたちで書き記すことは、たぶん不可能だ。だから少しの間、「そうだったのだろうな」に付き合ってほしい。それは未だ、言葉（かたち）なき意思（こえ）の物語、語るは"はじまりの神子"。彼女が今際の際に視たと云う、異貌の女神の神話。いざや聞け、孵し手と契りたる神子らよ。

酔宵堂 @Swishwood

と云う出だしでどこか異星の最初の魔法少女が円環送りになる話を夢想する。彼女はきっとその一族に言葉を願い、そしてそれゆえにそれが齎した不和と猜疑を自責し、それを絶望したことだろう。絶望が怨嗟と呪詛に転じる刹那に、それは訪れる。極光のような薄衣の裡に、深淵を湛えた——異貌異形の女神。

こと @ichigenkin

グリーフシードって放置されるとどうなるんだろ　そのまま？　取っておくことはできるようだから、その辺に置いといたら勝手に穢れを吸って孵化なんてことはない……よ　ね？

酔宵堂 @Swishwood

いやアレ絶対孵るぞ。条件が揃ったら発芽する休眠胞子みたいなもんだと思った方が良さそうだし。

酔宵堂 @Swishwood

拾ってすぐに喰わせることも可能っぽいけど、そこに可能な限り穢れを移してからにしてるってことはその力もまた回収対象なのか？

酔宵堂 @Swishwood

したらベクトルはどっち向きでも関係ないのかって話で

酔宵堂 @Swishwood

じゃあ殻まで消化するの？　みたいな疑問。

酔宵堂 @Swishwood

殻は吐き出す。どこに。たとえば地脈とか

酔宵堂 @Swishwood

方向性の残滓の、その残骸、の集合体

酔宵堂 @Swishwood

空っぽになったフレームだけのGSが流れて漂ううちに寄り集まって絡まり、そこに地脈の負の成分が凝集する、閾値を超えると形而下に実体化する、大災害のようなもの、みたいな流れ

酔宵堂 @Swishwood

地脈、って断言しちゃってる以上は何かきっと意味がある筈なんだが。例えばその進路はレイライン上に限られるとか。

酔宵堂 @Swishwood

魔獣じたいはホログラムのようなもの、と云う見立てもアリか。キューブ≒眼のモザイク≒本体、とかで。

酔宵堂 @Swishwood

滲出してヒトに似た形をとるけどダメージを受けると殻と云うかキューブに引っ込むとか。全部押し戻されるとしばらく出て来ないみたいな性質があって、その間に穢れを移して喰わせる必要があるとかそう云う。

酔宵堂 @Swishwood

まあ相手はどれほどの結果を蓄積してるか見当もつかんしなあ。量子ネットワークでも持ってるとなりゃ延べ実験時間が一体どこまでのモノか、最早無限にも近しいよな……

酔宵堂 @Swishwood

魂の機構をどこまで解明したら実体化出来るのかしら。解明し切れなくてもとりあえず物質化は出来る、とかだとまだブラックボックスの余地が残って面白いよね

酔宵堂 @Swishwood

@takimiya_Kaz 実体化までしか出来てなくてその過程でエネルギー放射が何段階かあり、利用可能なのは判明したけれど原理には到達出来てない、とか云う段階で技術的には足踏みしたまま何万年も経ってる……とかの背景だと極めてわたし好みな訳で（笑）。ヒッグス粒子はどうなりますかねえ