『ギルガメシュ叙事詩』副読本を読む その1『世界最古の物語』

「世界最古の物語」こと『ギルガメシュ叙事詩』を読もうの会の番外編、 古代文化理解の補助や、文学的・心理学的なギルガメシュ叙事詩分析、といった関連本を読もう、の会です。 「『ギルガメシュ叙事詩』を読む」 http://togetter.com/li/317397 続きを読む
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せがわ @segawa

#ギルガメシュ叙事詩 15. 海の底にある「若返りの草」は「かたちはクロウメモドキににてバラのようにとげのある草」。 http://t.co/uSP1IfUk

2012-07-02 00:46:45
せがわ @segawa

#ギルガメシュ叙事詩 15補. 「若返りの草」は不死の植物ではなくて、「まあ我慢ができるほどの不死性をあたえる」という次善のものである。同様のものとして、古代イラン神話のハオマが挙げられている。これはヴラカシャ湖の島に生える。悪神アハリマンは、これを食べてしまうトカゲを創造する。

2012-07-02 01:36:21
せがわ @segawa

#ギルガメシュ叙事詩 16. 註なんですけどのっけから「主人公ギルガメシュと伴侶のエンキドゥ」と言ってるんですけどなんですか。 この二人、教養有る主人公と野育ちの流れ者という構図は、ヤコブとエサウ、ピロイトスとアクリシオスなどと共通すると指摘されている。→

2012-07-02 01:12:25
せがわ @segawa

#ギルガメシュ叙事詩 17. 著者はシドゥリを「宿屋の落着いたおかみさん」のイメージで捉えているらしい。「この神話の含みもつ意味は、木々が宝石をならせているお伽話の喜びの園など見くだす男でも、きっといなか宿の静けさのうちには気安さと満足を見出すにちがいないということなのだ

2012-07-02 01:32:08
せがわ @segawa

#ギルガメシュ叙事詩 →もともとはカリプソ風のものであったが、妖婦からイメージが変化していったと。うーん、「おかみさん」はどうなのかなあ。個人的にはあんまり分からないな。

2012-07-02 01:33:49
せがわ @segawa

#ギルガメシュ叙事詩 以上、突発『世界最古の物語―バビロニア・ハッティ・カナアン』読書会終了。物語部については現行の最新訳?との差異や、著者のオリジナリティな部分(物語的な部分)について。註からはその補足や、類型として取り上げられる他の民話伝承について、書き出してみました。

2012-07-02 01:38:28