狂人演説(2012/07/10):人権のコアとしての立法議会関連規定と参政権

モンテーニュの寛容の徳は、「法の下の平等」ということを実現するにはいい道具だが、穴がある。 その穴について考えているうちに、討議の場としての国会や、そこに人送り込む参政権のことに思考がシフトして、「これも人権のコアなのだ」と思ったよ、というのが趣旨。
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犬神工房 @nokkaranoumu

寛容の徳は、他人の偏見(それが性差別でも出身差別でも)をもさしあたりは認めざるを得ないという強烈な罠がある。本来は平等に寄与するはずの寛容の徳が、不平等を強化してしまうという例だ。ということは、平等といえども、何かしら限られた平等に過ぎない、そうでないと運用できないということだ。

2012-07-10 07:56:51
犬神工房 @nokkaranoumu

要するに「神や大自然や国法の前では等しくみんな肉」ということなんだけど。

2012-07-10 08:00:27
犬神工房 @nokkaranoumu

そこで「やはりコモンセンスや自然法と整合性のあるルールの下での平等でないと駄目」ということになるのだろうか。だからこそ議会の議論と、議会に議員送り込む参政権は(コモンセンスや自然法との整合性の上で)コアである、ということになるのだろうか。

2012-07-10 08:06:20
犬神工房 @nokkaranoumu

だから、「議会に任せたらいつまで経っても決まらないし、党派性に引きずられて正当な判断はできないから、法は長や役所や法学者が独断的に決める」というのは、やはり熟慮や合意や納得が足りないから駄目よ。行政は行政がやりゃいいしやるべきだけどそれを縛る法は立法議会が議論で決めなきゃ駄目

2012-07-10 08:16:52
犬神工房 @nokkaranoumu

国家の制限としての人権のコアとして、個人の尊重と、法の下の平等がよく言われるけど、立法議会関連規定参政権もあるんじゃないか、という思発想。でも法学者に言わせると違うかも知れん。

2012-07-10 08:47:32
犬神工房 @nokkaranoumu

思発想って何だ。発想です。

2012-07-10 08:51:45