とあるバイトの女の子・二本立て

鉄心 @3rdtoy

昔、とあるチェーン店でバイトしてたんだけど時折、他の支店にヘルプで行ったりしてたのね。そんで、ある時、新店がオープンするので「新人バイトの子らに仕事教えてきて」と店長言われ行くことに。その新店で何人かに仕事を教えたんだけど、一週間位経った時、休憩中に…

鉄心 @3rdtoy

その店のバイトの女の子の何人かが俺やヘルプで来た人間の陰口を言っているのを聞いちゃったんだよね。「あいつのデブの癖に偉そう」とか。それで気分悪いなぁと思って、店長に「早めに元の店に戻してくんないすかね？」って言って戻して貰ったのね。んで、その２年後、会社勤めしている時に

鉄心 @3rdtoy

田舎の友達が大阪に遊びに来たんだよ。そいつがメイド喫茶大好きだったんで一緒にそいつの好きなメイド喫茶に行くことに。そしたら、そのメイド喫茶にその陰口を言っていたバイトの女がメイドとしてバイトしてたんだよ。もう、こっちは悪くないのに何か居づらくなっちゃってな。すぐに店を出たのよ。

鉄心 @3rdtoy

それから４年ぐらい経った現在、この前、近所のスーパーに行ったら、そいつがレジ打ってんだよー。もう何なんだよー！俺、何にも悪く無いのにすげえ買い物しづれえよ！

鉄心 @3rdtoy

そういや、そのチェーン店（１００円ショップ）でバイトしている時、色々なことあったなぁ…。他県の店のバイトが１人を除いて辞めちゃって、一日だけヘルプで行ってくれって言われた時も凄かったな。その店に残っている１人のバイトの女の子が曲者だった…

鉄心 @3rdtoy

その店は奈良県に片田舎にある店だったんだよ。店は小さな店でその店の店長は俺がバイトしてた支店のオープン時にヘルプで来てた人で向こうも俺を知ってたんだで俺が行くことになったんだけど、店について店長に挨拶に行ったら…

鉄心 @3rdtoy

店長「いや～！久しぶり。今日は助かったよ～」　俺「ええ！」店長の顔の皮膚が面影が無いほどにボロボロになっているんだよ。ブラマヨなんか目じゃない位に。ビックリしたけどデリケートな問題なので理由は聞くに聞けず、仕事をすることに。

鉄心 @3rdtoy

店長が言うには３時には最後に残ってくれたバイトの女の子が来るから、それまでレジとかよろしくね、とのこと。それでレジに付いて仕事を始めたんだけど何かおかしいんだ。バイトが最後の１人と聞いていたのにレジ横に置いてある一万円札の入金があった際につけるチェック表の名前が１０人分あるんだ…

鉄心 @3rdtoy

最初は以前に居たバイトの名前かな？と思ったら、日付が昨日なんだ…。そんで、この店、何かおかしいと思って、店内を観てまわったら店内の商品が尋常じゃない位汚れているんだ。例えば白いプラスチックの風呂桶が大理石模様みたいになっているんだ（最初、この商品にこんな色あったっけ？と思った）

鉄心 @3rdtoy

それで三時になったら、そのバイトの子が来たんだけど、外見は普通っぽい子なんだけど全然喋らない。ちょっと変わった雰囲気の子。そして、その子が来た途端、暗い雰囲気になり控え室から出てこない店長。

鉄心 @3rdtoy

一体、何なんだ？と思いながら、店内の他の作業をその子にまかせてレジに戻る俺。それでもう一回、そのチェック俵に目を通した時、何か引っかかったんだ…。この名前に見覚えがある…。「跡部」…　あ！これ…テニスの王子様のキャラの名前だ！！

鉄心 @3rdtoy

それで意を決して、そのバイトの子に、俺「あの○○○さん。このチェック表の名前は…？僕、このお店のバイトさんって○○○さんしかいないって聞いてたんだけど…」って聞いたんだ…。

鉄心 @3rdtoy

バイトの子「…気にしないで下さい」　俺「え！でも…」　バイト「それは…」

鉄心 @3rdtoy

バイト「全部“ワタシ”ですから」

鉄心 @3rdtoy

その子、テニスの王子様の１０人分のキャラクターのなりきりをしながらバイトしてたんだ…。他のバイトが逃げ出す位に…　店長がストレスで顔の皮膚がボロボロになるぐらいに…

鉄心 @3rdtoy

その日の仕事帰り、缶コーヒーを飲みながら元より駅まで歩いて帰りながら俺は思ったよ。「そいつをクビにしろよ」