平川先生の基礎科学に対する公的資金投入論(ILC誘致活動をもとにして)
これに対して男は「いや、別のそんなことのために空を飛んでるんじゃないよ」と。そして老人がいう。「それじゃ、あんた、なんで空に登ろうとなんかするんだい?神様に会うためでなければ無意味じゃないか。」
2012-07-21 04:52:31要するに、何が意味ある探究や行為なのかは文化によって異なる。世俗化以前の時代には、どの社会でも宗教的な知が重要な意味ある知とされていただろうけれども、近現代社会のように世俗化が進み、高度に機能分化と価値の多様化が進んだ社会では個人によっても大きく異なり、もはや普遍は見出しがたい。
2012-07-21 04:56:27最期にもう一つ付け加え。「科学の面白さ」みたいな価値を、たとえば「サッカーの面白さ」など多様な事柄の一つとしてサポーターや後継者獲得のためにアピールすることは、なんというか、勝手にどうぞという感じ。そういうアピール努力をせずに「科学を好きになって当然」という態度が批判される。
2012-07-21 05:04:13@hirakawah でもキリスト教へのオルタナティブ足り得たのは、やはり科学というか、親殺し(というか)の先陣を切ったのは科学ですよね(芸術は未来派宣言に象徴されるように擬科学的な態度を取るようになるわけで)。一方で音楽は黒人文化と混ざり合って(広義での)ポップミュージック→
2012-07-21 05:15:21@hirakawah むしろ日本は言語に対する信仰が無い方だと思います。ユダヤ=キリスト教のロゴス信仰の凄みを感じる
2012-07-21 05:17:07@sunaoh なるほどー。ちなみに芸術もそうですが、科学でも、「民衆の時代の原動力」になってるところはたぶんにあるんだろうなと思いますね。そのへんも含めておもしろいです。
2012-07-21 05:21:17@hirakawah (僕のはやはり)ちょっと整理しきれてない言い方過ぎたと思いましたがwそうですね。音楽をことさらに取り上げたのは、最近のお気に入りのレベッカソルニットさんが、ご著書のなかで、「非暴力・不服従と大衆音楽は20世紀最高の発明で、そのいずれもが黒人社会から →
2012-07-21 05:24:09@hirakawah なにしろヨブは神と論争を繰り広げます。存在を掛けて。論理の果てに勝ったのはヨブであると分析しているのはユングですが、悪魔と神に試されたヨブが論理の果てに己の信仰を証明し神に勝ったからこそ開かれる扉なのかもしれません。
2012-07-21 05:30:55@hirakawah 大和言葉には無いかもしれませんが、仏教哲学や儒教や道教にはあります。仏教の禅等正にそうです。私は仏教徒なので東洋的ロゴスも良く解ります。哲学が元から好きなんです。西洋に限らず。
2012-07-21 05:44:33@momoiroshikibu7 確かに!そうですね、仏教など東洋思想の伝統は東洋的ロゴスといいうるものですね。
2012-07-21 05:45:35