デジタルゲームにおける キャラクターAI 構築のために必要な身体性について
というのも、身体性を無視した状態で、これ以上いくら思考を精緻にしても、それは身体を単なる球だと思っている限り、それ以上、精緻になりようがありません。身体の状態をより精密に取って行くことで、思考はより深く精緻な構造を持つことが出来るはずです。 RT @minanagiTWd
2010-07-09 02:50:57@nemesis__divina ありがとうございました。こちらこそ、中途半端になってごめんなさい。もし、今度お話できることがあれば、もっと言葉を磨いて正確にお伝えできるようにします。よいご指摘に感謝いたします。
2010-07-09 02:52:36そうですね。身体からの情報をどうフィードバックするかは、議論の起こるところであります。RT @minanagiTWd あくまでも、単一方向への出力なんですね。
2010-07-09 02:56:00例えば、意思決定があって、身体制御モジュールがあって、身体へ命令、というAIなら、身体がその環境で行き詰っている場合に、身体モジュールまで情報をフィードバックするのか、意思決定機関までフィードバックするのか?など、という議論ができます。 RT @minanagiTWd
2010-07-09 02:57:41実際、人間の身体は意思決定なんか待たずに、自律的にどんどん動いていますね。それに比べれば、意思決定して数個の中からアニメーション選ぶ、というAIは、とてもシンプルですね。だから、ここにはまだまだ、発展の余地があるわけです。 RT @minanagiTWd
2010-07-09 02:59:03@miyayou なるほど、確かに思考をより豊かにするには身体からのフィードバックは確かに必要不可欠ですね。フィードバックに関しては、どう発信するか、の他に、どう受信するか、というのも大きな問題ですね・・・。
2010-07-09 02:59:43それが人間の場合、身体の機能ではなく、脳の手続き記憶に依る所がまた難しいですね。AIの場合、意思決定機関までフィードバックしても同じ結果になるとは思えませんし^^;; RT @miyayou: 実際、人間の身体は意思決定なんか待たずに、自律的にどんどん動いていますね。
2010-07-09 03:03:48そのあたりは、やはりゲーム業界で課題になっていて^^、naturalmotionは突発的な衝突制御はプロシージャルにするし、物理駆動のラグドールもあるし、autodeskの研究発表ではコーナーを曲がるときは自然に身体を傾けるように制御されていましたRT @minanagiTWd
2010-07-09 03:04:15@miyayou間もなく寝るので 断る。それに俺がなぜ唯脳論的な話だなと言ったのか、もうちと深く考えてみるといい。俺は脳はひとつの器官だという話をしている。
2010-07-09 03:05:24うーん、イメージとして、その身体の各部分からの情報を統合する層、さらに、身体の自律制御が入るので、エキスパートのようにその情報がすぐに条件を指定するわけではないですね。RT @nemesis__divina なんだかエキスパートシステムのようなお話ですね。
2010-07-09 03:07:17@yas_kawamura わかりました。^^ おやすみさなさい。お疲れさまです。また議論しましょう!
2010-07-09 03:08:04そうですね。そういった意味でも「脳を含む身体システム」はやっぱり奥深くて面白いですね。 RT @minanagiTWd それが人間の場合、身体の機能ではなく、脳の手続き記憶に依る所がまた難しいですね。AIの場合、意思決定機関までフィードバックしても同じ結果になるとは思えませんし
2010-07-09 03:10:29ここら辺は興味深いですね。身体部分に制御機構が積んであるとすると、AIの負荷は減るけど、人間の、脳が制御する、をシミュレートできない訳で。 RT @miyayou: autodeskの研究発表ではコーナーを曲がるときは自然に身体を傾けるように制御されていました
2010-07-09 03:13:11僕はそれを「攻殻」から学んだクチです。"その身体の各部分からの情報を統合する層、さらに、身体の自律制御が入るので、エキスパートのようにその情報がすぐに条件を指定するわけではないですね。RT @nemesis__divina なんだかエキスパートシステムの" -@miyayou
2010-07-09 03:13:56身体から思考に具体的な制御要求を出すべきだ、と言ったのは、GDC2009 で、Naughty Dog の Christian Gyrling だったと思う。あの講演を聴きながらなるほどなー考えていました。^^ http://bit.ly/dt6yoj 64ページ
2010-07-09 03:18:45メッセージングほど単純でないにせよ、身体と脳は情報のやりとり、というか、監視、或いは、毎瞬間のアップデートをして、さらに意思が介入したり、自律運動が介入したりしているはずですね。しゃっくりなんか続くと、ほんとしんどいよね。^^ あれは内から強要されるから @minanagiTWd
2010-07-09 03:22:03そうか・・・。認識って問題もあるんだな。 RT @miyayou: 身体から思考に具体的な制御要求を出すべきだ、と言ったのは、GDC2009 で、Naughty Dog の Christian Gyrling だったと思う http://bit.ly/dt6yoj
2010-07-09 03:22:48脳はひとつの器官なので、脳だけで意識が形作られるわけではない。内臓感覚含めた身体情報から切り離されると、意識というものは存在できないと養老先生は言っている。そういう意味では意識は脳そのものに宿るのではなく、肉体(からのフィードバック)が意識を作り上げている、と言える。
2010-07-09 03:24:13ふむ。半分居眠りしながら書いていたら、話が進んでいた。まあ、唯脳論に書いてある話も、もう随分古い理論だけどね。
2010-07-09 03:25:39@miyayou 考えてみたら、脳って一瞬もサボる事無く、身体を監視しているんですね^^;; 凄い! 咳が止まらないとかねw 関係ないけど、僕はしゃっくりはすぐ止められます(自慢w)
2010-07-09 03:27:03そうですね。「事物の認識」と「身体の状態を認識」、というのは、違う「認識」のはずですね。哲学でも問題になりますRT @minanagiTWd 認識って問題もあるんだな Naughty Dog の Christian Gyrling http://bit.ly/dt6yoj P64
2010-07-09 03:27:15機能的な知性は持たせてゆけるだろうが、現象的な意識が「あるように見える」AIを作るのは大変だ。AIは行動的哲学ゾンビを実現できたら理想だろうな。
2010-07-09 03:34:35