小説用突発文章術講座5

括弧や三点リーダといった装飾記号について。 ワナビーのような何かによる小説向けの文章術講座。 主に自分向けに、反省リストとして何を言ったのかをまとめてます。 突発なので講座というよりは雑感かもしれない。
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E_Rubik @E_Rubik

これを例えば、三点リーダで代用……例えばこのように……とやってしまうと、時間的に緩く、間が伸びた印象を与える。これは結果的に、「はて、どうだったか……そうそうそうだった」と言った述懐をしているような印象を与えるだろう。その点でも補足に向いているかと言われれば怪しい。

2010-07-09 12:32:57
E_Rubik @E_Rubik

会話文では沈黙の表現によく三点リーダが用いられるが、これの多用は若干もったいない。

2010-07-09 12:33:44
E_Rubik @E_Rubik

と言うのも、どのように沈黙しているかについての情報が欠落しやすいし、平板になりやすいのだ。使う場合は前後から雰囲気を類推できるように用いるのが妥当だろう。

2010-07-09 12:36:13
E_Rubik @E_Rubik

これははっきり言って劇薬なので、普段使いは絶対にお勧めしない。

2010-07-09 12:37:24
E_Rubik @E_Rubik

精々会話文の中で括弧を使うと見栄え上よろしくないとか、余程重要な文言であるとか そういった用途程度に用いるべきだろう。

2010-07-09 12:38:30
E_Rubik @E_Rubik

極端な例だが、1ページ延々傍点打つとか暴挙なので絶対にやめよう。

2010-07-09 12:39:46
E_Rubik @E_Rubik

料理のたとえで言うなら、傍点もやはり香料であるのだが、正直一滴垂らせばもう十分 といった性質のものなのだ。瓶一本ぶち込むような代物ではない。

2010-07-09 12:43:01
E_Rubik @E_Rubik

余談だが、含意を示す括弧書きの極端な例は、「本来の読みからかけはなれたルビ」などが挙げられるかもしれない。

2010-07-09 12:46:25
E_Rubik @E_Rubik

さて、概ね書きたいことは書いたので今回はこれでおしまい。

2010-07-09 12:47:04