詩人の城戸朱理氏による高橋源一郎氏批判とその反応 2

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高橋源一郎 @takagengen

「門外漢」23・ある特殊な作品群が、「現在の本質を呼吸していて、その作品を読むことで、この時代の息吹を嗅ぐことができる」作品群が出現する。小説では、阿部和重、中原昌也、舞城王太郎から最近では東浩紀、短歌では、穂村弘から斉藤斉藤へ至る一群の歌人たち。

2010-07-11 00:46:25
@tnaba

佐藤さんは今回の件はどう思われてますか。 RT @tamanoirorg 日本語と言う共同体、とか勘弁してほしいな。

2010-07-11 00:47:57
高橋源一郎 @takagengen

「門外漢」24・おれは、そんな作家や歌人の作ったものを「書かれるべき小説」、「書かれるべき短歌」だと考えている。だから正確にいうなら、それらの作品群は「現在を生きる多くの人びとが、その生について問おうとする時、本質的な応答の可能性を持った表現」と言い換えてもいい。

2010-07-11 00:48:10
@senami_asato

んー。経緯とか詳しく知らないのでずれてるかもしれないけど、別にそのことについて無理にでも口出さなきゃいけない立場でもないなら自分で引き受けられないことには口を閉ざしておけばいいような気がするのですが。 RT @asebami @senami_asato ああ、でも高橋さんは中也賞

2010-07-11 00:48:20
三角みづ紀 @misumimizuki

@tt_ss あらあら。まず、わたしは六本木詩人会じゃないんだけれどね。例えってむずかしいのう。

2010-07-11 00:48:22
なつめ @na2me321

蓮實重彦の「何を見ても別の映画を思い出す」蘊蓄批評は嫌い。いいと思うものを賛美する時、批判する時みたいに網羅的に勉強するのって必須なのかな?知らないより知ってるほうがいいだろうが。 QT @takagengen:「でも、日本語をすべて読んだわけじゃないでしょ」なんて言うなよな。

2010-07-11 00:48:32
m @Entwurf

@saki_take 詩は、読むか読まないか、だけだと思うので、現代詩文庫100冊はひとことでいうと「すごい」。

2010-07-11 00:49:06
@tamanoirorg

ほーらほらほら、こぼれ落ちるもの排除されるものの多いことったら。

2010-07-11 00:50:37
高橋源一郎 @takagengen

「門外漢」25・そして、残念なことに、現代詩においては、その意味での「書かれるべき詩」は少ない。それが、表現としては新参者の小説が「現在」に深く関わる表現であるのに対し、人類と共に長い歴史を持つ「詩」は、「現在」より「言語」そのもの、あるいはもっと超越的なものに関わる表現だから…

2010-07-11 00:50:41
最果タヒ(Tahi Saihate) @tt_ss

@misumimizuki のう。でも、まあ、大丈夫じゃないかなー。

2010-07-11 00:51:21
@tamanoirorg

枯渇した作家、利権確保に走るの図。ひたすらにみっともない。さっさとやめればいいのに。RT @tnaba: 佐藤さんは今回の件はどう思われてますか。 RT @tamanoirorg 日本語と言う共同体、とか勘弁してほしいな。

2010-07-11 00:51:55
渡邊利道 @wtnbt

「現在を生きる多くの人びとが、その生について(文学に)問おうとする時」というのは、少なくとも私の生きている時代じゃないという確信があるなあ。文学にそんなもん期待する奴ぁいまどきおらんじゃろ。それがいいことか悪いことかは知らん。

2010-07-11 00:52:45
高橋源一郎 @takagengen

「門外漢」26・…なのかもしれない。それとも、詩人たちがなんらかの理由で「現在」に興味を抱かなくなったからなのか、おれにもはっきりとはわからない。そして、おれは毎年、百冊ほど詩集を読むが、そこに「面白い詩」「優れた詩」は何冊もあっても、「書かれるべき詩」はほとんどないのである。

2010-07-11 00:53:13
m @Entwurf

@saki_take ふつうは好きな詩人だけを読むので、20冊もいかないでしょう。

2010-07-11 00:53:48
@tamanoirorg

こんな奴に仕切られたら、詩の人たちもたまらんだろう。小説においてさえそうなんだから。

2010-07-11 00:54:01
なつめ @na2me321

でもそれは結局読者が感じることだ。高橋さんが説明することなんかなあ、と疑問。高橋さんの小説だって、中学生の私はそうやって「見つけた」。 QT @takagengen: それらの作品群は「現在を生きる多くの人びとが、その生について問おうとする時、本質的な応答の可能性を持った表現」…

2010-07-11 00:54:17
@tamanoirorg

そういう時代錯誤な形でないと、利権は確保できないよね。で、親分子分で配る、と。RT @wtnbt: 「現在を生きる多くの人びとが、その生について(文学に)問おうとする時」というのは、少なくとも私の生きている時代じゃないという確信があるなあ。文学にそんなもん期待する奴ぁいまどき//

2010-07-11 00:55:29
渡邊利道 @wtnbt

というか20世紀の真ん中以降、芸術は「多くの人びと」のために作られるものじゃなかろうと思うね。むしろ人はつねに「少数であること」を強いられる世界なわけで。

2010-07-11 00:55:29
高橋源一郎 @takagengen

「門外漢」27・2000年3月、「詩人」荒川洋治は「公」の色彩の濃い(産経新聞)文芸時評に「この日本では村上春樹だけが小説を書いている」と書いた。おれの「みんなが『書きたい詩』を書いている中で、大江さんは『書かれるべき詩』を書いた」なんて表現、可愛いだけだぜ。むちゃくちゃキツい。

2010-07-11 00:56:10
9y @__9yZ

ということは、それだけ源ちゃんに文学的コンプレックスでもあったんだろうなぁ、と思ったり。よーやるわ。 RT @Entwurf: @saki_take ふつうは好きな詩人だけを読むので、20冊もいかないでしょう。

2010-07-11 00:56:12
高橋源一郎 @takagengen

「門外漢」28・荒川洋治は続けてこう書いた。「村上氏の今回の作品は、読者への想像力をこれまで以上にはたらかせ、読者の立つ現実に合うものになっている。『わたしなり』の小説を書いているのではない。いま作者たるものが読者に向けて書くべき小説を書いているのだ」

2010-07-11 00:57:46
なつめ @na2me321

私にとって小説とか詩とかは自分との関わりでしか興味持てないから「現在を生きる多くの人々」とかどうでもいいや。ブンガクの体験ってそれでいいんじゃないのかなあ QT @takagengen:「現在を生きる多くの人びとが、その生について問おうとする時、本質的な応答の可能性を持った表現」

2010-07-11 00:59:41
高橋源一郎 @takagengen

「門外漢」29・この荒川洋治の発言に対して「門外漢の詩人になにがわかる」とか「すべての小説を読んでから言え」とか「おれだって書いている」と文句をつけたアホな作家は、おれの知る限りいなかった。「しがらみがないから言えるんだよな」と言ったやつはいたけどね。

2010-07-11 00:59:45
m @Entwurf

高橋源一郎は詩にコンプレックスがあるというより、詩がオレの女なんだと思います。

2010-07-11 01:00:51
綾門優季 @ayatoyuuki

@saki_take 現代詩文庫100冊って純粋にすごいよ。俺も少しは読むけど、「読めない詩」というのが大体の人にはあるから。いいわるいじゃなくて、超音波ややたら低い音が聞こえないみたいなもんで。

2010-07-11 01:01:18
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