草場純さんによる虹の色は何色(なにいろ・なんしょく)

草場純さんとは、非電脳ゲーム研究において、日本でトップクラスの一人で、オレの古くからの友人で最も尊敬する人。その草場さんが12年8月5日のSF乱学講座で話された虹の論考が非常に面白かったので、その一部をつぶやきました。
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sikano_tu 4176view 0コメント
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  • しかのつかさ @sikano_tu 2012-08-05 23:22:16
    今日はSF乱学講座で、オレがこの世で最も尊敬する草場純さんによる、虹の色は何色という話を聞いてきた。何色は、なんしょくと、なにいろの二つの意味があるんだけど、非常に面白かった。虹は2人以上で同時に物理的に同じものを見ることができないとか、色々奥が深いのだ。おもろかった~
  • しかのつかさ @sikano_tu 2012-08-05 23:28:11
    草場さんによると、それを「田ごとの月」になぞらえて、「目ごとの虹」という。つまり並んだ二人が同じ虹を見ているつもりでも、それぞれの目に虹を作りだしている水滴は、全く別の水滴なんだよね。しかも、虹の形はアーチではなく、3次元的には目を頂点にした円錐を雨の範囲で切り取った形。
  • しかのつかさ @sikano_tu 2012-08-05 23:30:37
    そのため円錐の先が遠くまで見えるとたくさんの光が集まって明るくなり、円錐の一部が手前のものに遮られると暗くなる。
  • しかのつかさ @sikano_tu 2012-08-05 23:33:19
    オレたちはイメージでは二次も色々な大きさがあるような気がしてるけど、実は虹は全て同じで視野角84度の円。それが、太陽が高いときは上の方胞子か見えないので小さく感じ、夕方とか太陽が低くなると円弧全体が見えて大きく感じるんだよね。
  • しかのつかさ @sikano_tu 2012-08-05 23:38:58
    @tsugumi_shinai 実は過去のあらゆる虹の解説書には、そういう事は書いてないのです。そのための混乱もあったりして、草場さんの円錐台の説明は独創的なの。
  • しかのつかさ @sikano_tu 2012-08-05 23:43:34
    虹の色は、何色(なんしょく)か。日本人は7色と答え、アメリカ人は6色と答える。それは文化が違うから……てな事までは知ってる人も多いと思う。でも、草場さんはそれをさらに深く追求して、文化だで納得しちゃうのは実は思考停止だったことも明らかに。これが凄い。
  • しかのつかさ @sikano_tu 2012-08-05 23:48:39
    この日米の違いが日本で話題になったのは、1978年~1979年にかけて、言語学者の鈴木孝夫、動物生態学の日高敏隆、科学史家の村上洋一郎、宇宙物理学者の櫻井邦明が、あいついで同じ趣旨の文章を発表したかららしい。なぜ、この時期に、全く別分野の人がおなじ事を思いついたのか。
  • しかのつかさ @sikano_tu 2012-08-05 23:51:39
    そもそも、日本は昔から虹を7色と思っていたのだろうか。アメリカはどうだったろうか。……実は日本は、明治以前は虹の色をあまり気にしていなくて、数を数えるなら五色(ごしき)の5としていたらしい。しかし、明治維新で学校教育が始まり、その原点としてニュートン学説を取り入れて7色とした。
  • しかのつかさ @sikano_tu 2012-08-05 23:55:22
    つまり、日本人が虹の色を4色というのは、明治以来の教育がニュートン節による教育の賜なのね。ではアメリカはというと、アメリカも昔は7色だったんだけど、1940年代に広く使われた教科書に、虹は7色ではなく6色だと書かれ、それ以降6色という人が増えたらしい。
  • しかのつかさ @sikano_tu 2012-08-05 23:58:50
    そして、日本で4人の学者が虹の色の話を書いた1970年代後半は、その教科書で育ったアメリカ人が30代になって、留学や研究交流で、その話題を日米でできるようになった時期と一致している。つまり、日米の教育制度によってこの問題が顕在化したのであって、文化の差で済ますのは浅いわけね。
  • しかのつかさ @sikano_tu 2012-08-06 00:04:15
    さらにニュートンはなぜ、虹の色を7色としたのか。ニュートンは後年、ホイヘンスとの論争でかなりムキになって光の粒子説を恐慌に唱えるんだけど、それ以前はわりと波っぽいものと考えていた。つーか、虹環という、赤橙黄緑青藍紫がまるく並ぶ図を作って、これを音階と対応させていた。
  • しかのつかさ @sikano_tu 2012-08-06 00:07:58
    現代の我々は紫の隣に赤が来ないことを知っているけど、この色環は混色をうまく説明するのhね。でも、これを7にしたのは音階との符合を期待する数秘術的なところがあって、実際ニュートンは藍色側からなかったので、弟子にここに色が見えるんじゃないのって聞いたらしい( ・∀・ )
  • しかのつかさ @sikano_tu 2012-08-06 00:14:27
    人の可視光の範囲はこの考えだと、丁度1オクターブ。昆虫は種類によって、紫外線が見えるけど、その昆虫は赤色側が見えなくてやっぱり1オクターブの範囲しか見えない。というのを聞いて、昆虫が紫外線側にずれているのは、昔の太陽光は今より紫外線リッチだったのではと思ったけどどうだったかな。
  • しかのつかさ @sikano_tu 2012-08-06 00:18:58
    虹の形が、扇形ではなく円錐台っていうのは、どんな教科書にも載っていない、草場さんの独創的な説明なんだよね。ちなみに、草場純さんは非電脳ゲーム研究の日本の第一人者。昔、5角形とか6角形の麻雀卓も作ってて、その画像がネットで何じゃこれっていうお笑いネタであったりするよ( ・∀・ )

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