広島教採塾さん「確実に合格する面接の準備の仕方」についてのツイート。

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レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

さて、今日は少しだけ時間がありますので、ツイ―トを復活させますね。今日のテーマは、「確実に合格する面接の準備の仕方」です。

2012-06-27 19:15:24
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

確実に合格する面接の準備の仕方には3つの鉄則があります。1.文字原稿だけでなく、音声原稿(ファイル)を準備すること。2.音声で聞いて、明確かつ明快でインパクトがあること。3.最終段階での添削は音声でしてもらうこと。

2012-06-27 19:18:32
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

順に解説していきますね。1の文字原稿だけでなく、音声原稿(ファイル)を準備することというのは、面接の予想問題に対する自分なりの原稿を準備するのはとても良いことなのですが、文字原稿だけで終わっていたのでは、厳しい競争には勝ち抜けません。必ず、音声原稿にもしておくことです。

2012-06-27 19:20:31
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

音声原稿を作ると次の3点がすぐに分かります。A.適切な時間(通常45秒程度)で本当に語れるのかどうか。B.音声で聞いて分かりやすい語彙、表現になっているかどうか。C.音声パラグラフとして聞いて共感、インパクト、感動を取れる構成、構造になっているかどうか。

2012-06-27 19:22:38
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

私たちは、文字言語、文字原稿に慣れ切っています。スピーチや面接の語りの準備も文字原稿ができれば準備完了だと思う悪い癖を持っています。しかし、文字原稿の完成は、まだ行程半ばに来たに過ぎません。文字言語と音声言語は大きく違います。ここの違いを理解しながら原稿を書かないと失敗します。

2012-06-27 19:24:44
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

例えば、文字言語では「私は以下の3つを自分の信条としています。」という表現は普通に使えます。しかし、これは、文字で前後(上下)を常に読み通せるからできる表現です。音声言語は、話せばその瞬間に音は消えていきますから、「以下の3つ」とか「次の3つ」と言っても、よく分かりません。

2012-06-27 19:29:30
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

さらに、そもそも音声言語になじまない表現もあります。難しい4字熟語や故事成語などは文字で書けば一目瞭然ですが、音声ではよく分からないことが多いものです。また、故事成語などでなくても、いきなり「私はそうきょくぶに所属しており」といっても何のことか分かりませんよね。

2012-06-27 19:34:58
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

日本語の場合、意味を表す漢字もありますので、少しくらい文章構造が変でも大体の意味は通じます。でも、音声言語は漢字の恩恵を受けることができませんから、音で聞いて、耳で聞いて分からなければ、それでおしまいです。意味不明の表現となってしまうのです。

2012-06-27 19:40:52
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

だからこそ、文字で準備した原稿は必ず一度音声ファイルにして、文字を見ずに、耳だけで聞いてその文章の分かりやすさ、インパクト、共感度などを音で確かめ、耳で確かめる必要があります。

2012-06-27 19:42:48
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

このことを、先程、「2.音声で聞いて、明確かつ明快でインパクトがあること。」と書きました。

2012-06-27 19:44:00
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

そして、3.最終段階での添削は音声でしてもらうこと。ということも重要です。面接の準備は、素人がすると次の2点しか行いません。1点目は、面接の文字原稿を誰かに見て添削してもらう。2点目は、面接の練習として、実際の面接を見てコメントをもらうこと。このいずれでも不充分なのです。

2012-06-27 19:46:04
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

1点目の文字原稿だけの不充分さは、もうお分かりいただけると思います。文字原稿だけでは、それを耳だけで聞いたらどうなるかを予測することはなかなか難しいのです。これがすぐできるのは、特別な訓練を受けたスピーチライターや作家、俳優といった人たちです。誰でもができることではありません。

2012-06-27 19:47:56
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

2点目の面接の実演へのコメントは実践リハーサルのように思えますが、実は、コメントする人の価値観や視点の違いによって、表情に注意が集中したり、姿勢にこだわったり、声のトーンにこだわったりと、アドホックなパファーマンス論になってしまい、本当の面接指導にならないことも多いのです。

2012-06-27 19:49:57
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

表情や姿勢や声のトーンも大事なのですが、まずは自分の言葉で準備した自分の語り(原稿)を自分の声でいかに適切に語れるかのチェックをしなければいけません。これができなければ、表情や姿勢くらいでは挽回できません。確かに見た目は大事ですが、いわゆるメラビアンの法則は面接では成立しません。

2012-06-27 19:52:58
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

このメラビアンの法則の俗説が経験不足の面接指導者の間に流布し過ぎているので、その弊害が問題になっています。メラビアンの法則がこんなにも誤解されて、さも鉄則のように面接指導等で取り上げられていることこそが、コミュニケーション論という学問に基づいた面接指導がなされていない証拠です。

2012-06-27 19:57:35
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

教採の面接では、もちろん、見た目も姿勢も重要ですが、やはり、まずは、自分が面接官(採用側)に伝えたい志、想い、ビジョンを適切な言葉で表現し、それを自分の言葉として伝えるということが何よりも大切です。そして、それは、当然、第一義的には言語での行為です。面接での言語とは音声言語です

2012-06-27 20:02:05
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

私は、自分の受験する教採の予想面接課題を100問想定し、100問のそれぞれに45秒程度(200字強)で音声で話すのに適切な文字原稿を書き、それを音声ファイルにすることを奨めています。今は、携帯やスマートフォン、パソコンなどで、簡単に音声ファイルは作れます。時間も簡単に測れます。

2012-06-27 20:04:46
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

音声ファイルを作る際の秘訣は、必ず自分の声で録音すること、そして、一つの面接質問の答えを1ファイルにすることです。そして、そのファイルをまとめてiPodなどに入れ、自分の声で自分の面接想定回答を聞きまくることです。そうすれば、どうも納得できないものもでてきます。それを修正します。

2012-06-27 20:06:49
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

あなたがアナウンサーや俳優でもない限り、要点だけをまとめて、あとは面接会場でなんとかつなげ合わせるなんてバカなことは考えない方がいいですよ。そんな能力は普通の人にはありませんから。その能力があると言う人にはチャレンジします。あなたは要点だけを与えられれば、舞台で演劇ができますか?

2012-06-27 20:08:48
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

自分らしく自分の言葉でということは大切ですが、それは準備をしないということではありません。自分らしさを出すために、面接の練習をしないなんて本末転倒です。単なる負け犬の遠吠えです。演劇も芝居も面接もしっかりと練習するのです。それが成功の秘訣です。練習したものが勝ちます。それだけです

2012-06-27 20:10:39
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

でも、文字原稿を書いて、それを暗記するだけではダメです。そんなことをするから丸覚えしたみたいな語りになって、面接本番で自滅するのです。映画だってドラマだって台本がありますよね。でも、俳優や女優は棒読みも丸覚え丸出しの話し方もしませんよね。当たり前です。彼ら彼女らは練習するからです

2012-06-27 20:12:40
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

面接の練習は声でするのです。しかも、ちょっと友達の前で原稿を読んでみるとか、面接リハーサルをしてみるとかでは不十分なのです。想定する100問程度の面接質問に対して、自分の言葉で完璧な音声ファイルを作ることが重要です。そして、それを自分で聞きまくって頭に入れることです。

2012-06-27 20:13:58
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

広島教採塾の受講生でも、文字言語ではほぼ完璧な面接回答を書けても、音声言語にするとまだまだな人はたくさんいます。それをこれから徹底的に特訓します。1次試験が終わったら、面接課題の提出は音声のみに限定するつもりです。これだけ携帯やスマホやPCが溢れている時代です。それを活用します。

2012-06-27 20:16:26
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

パソコン等で音声ファイルが作れないという人には、作り方を指導します。そんな面倒くさいことはしないという人は、直接お会いしての個人指導レッスンで徹底的に鍛えます。どちらもしない人は不合格になるだけです。

2012-06-27 20:17:51
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

まあ、本当は、現在は、動画の時代だから、音声ファイルよりは動画の方がより面接の練習として良いのでしょうが、動画だと顔がはっきり分かって個人情報とかプライバシーとか肖像権等の問題があるでしょうから(もちろん声にも権利あり)、しばらくは音声ファイルによる面接指導ということにしています

2012-06-27 20:24:04