企業のために人があるのか。人のために企業があるのか。

石村先生のツイートをまとめました。
8
rmsi_isng @rmsi_isng

不況、産業構造の変化、労働コストの増大、というマクロ要因の下で求人が減っている以上、雇用状況の改善を「訴えて」も効果は薄いだろう。しかし、(括弧付きの)「企業が求めるスペック」に単に合わせても「コミュニケーション力の過当競争」(=ハイパーメリトクラシー)にしかならない。

2012-07-31 08:02:02
rmsi_isng @rmsi_isng

そもそも(括弧付きの)「企業が求めるスペック」は、現有組織に在籍するメンバーにとって都合の良い新規メンバーの条件だったり、現有組織に最適化された人材だったりして、10年後、20年後の社会経済環境の変化に対して有効な人材である保証は全くない。

2012-07-31 08:02:27
rmsi_isng @rmsi_isng

そもそも20年後にその企業が存在するかどうかさえ定かではない。

2012-07-31 08:02:32
rmsi_isng @rmsi_isng

企業のために人があるのか。人のために企業があるのか。 社会が後者を指向するのならば、企業は人が社会の中で生きていくための手段に過ぎない。その上で、人が生きていくためにこそ(現代のような複雑な社会においては)企業が必要である、ということになる。

2012-07-31 08:02:44
rmsi_isng @rmsi_isng

であるならば、そのような(人が生きていくための)企業を人が創り出したり、選んだりすることを支援するような社会でなければならない。そのための法制度が整備されていなければならないし、そのようなことを可能にするような人材を育成する教育でなければならない。

2012-07-31 08:02:56
rmsi_isng @rmsi_isng

現有企業への最適化教育でもなく、反企業教育でもない。 人が生きていくための企業(であれNPOであれ何であれ)を、創り出すことのできる人を育てる教育とは、いかにあるべきか。

2012-07-31 08:03:13