奇襲策として技術的に成立させるための持論はあるけれどもそれは技術論なので控えます。ただアタッカーが「ブロッカー(とディガー)を見て」「打つコースを選択する」というふたつのステップができない点で主流にはなりえません。 #vabotter @juntennagatomo
2012-08-12 10:49:25リードブロックは動き出しに制約があるのだから、アタッカーはトスより前からしっかり攻撃準備を行ってきちんと跳んで、トスはきちんとヒットポイントに打ちやすい『セット』をしろ!と言っているのが #vabotter で言っている「高さ」。 @juntennagatomo
2012-08-12 10:45:02「速いトス」のデメリットも完了。
そして戦術的視点を持った質問が返ってきます。
@kaz10000 それはコミットブロックの時には不利には働かないんですか?アタッカーの動きを見ているから止めやすそうなイメージですが
2012-08-12 10:48:41コミットブロックが1枚ならば、アタッカーは自由にコースを切れますよね。2枚でも「速いトス」でなければブロックを抜くコースは見つかります。そもそも相手が2枚以上コミットで待ち構えているアタッカーにトスを上げた時点でトスミスです。 #vabotter @juntennagatomo
2012-08-12 10:55:26バックアタックが前衛とリンクするレベルのバレーボールにおける基本戦術としては皆無でしょうね。データや状況を見て使ってくるのが上手なコミットの使い方かと。 #vabotter @juntennagatomo
2012-08-12 10:57:44実は2011年の大分三好がセンターコミットを基本戦術としてやっているのを見たことがあるけれども…
だから、弾道は低めでもしっかりアタッカーがヒットポイントであれこれできるトスを上げなさいと言うのです。リードブロックに対する相対的な『早さ』(『速さ』ではないことが重要!)がファーストテンポなのです。それには「高さ」が必要。 #vabotter @juntennagatomo
2012-08-12 11:03:48書き忘れていた。
アタッカーがしっかりとジャンプして、きちんとヒットポイントにボールが『セット』されれば、リードブロックが完成する前に高い位置から攻撃ができる。
相手に必要経費を全て出しつくさせて、それでも効果が無い攻撃をしていきたい。
リードブロックに対して相対的な『早さ』を追求するのが『ファーストテンポ』。
定義は今でもいろいろ議論されている。
ちなみに下のほうのまとめでは、インダイレクトデリバリーでセットされれば、いつもは低い位置から窮屈そうなスパイクスイングをしている山村宏太も相手ブロックを圧倒的な高さから攻撃できる画像が提示されていて、この『セット』を行った近藤共々大絶賛しています。
vabotterが文句ばかりだとか言っている人は、最初から#vabotterに否定的な意識を持っていて、満足に内容を読んでいないことがよくわかるかと思います。
「ダイレクトデリバリー」や「インダイレクトデリバリー」といった用語については、興味を持ったらバレーペディアを読んでみてください。
とりあえずばぼったーで多くの人の土台となっている用語についての解説は終わりにします。あとは過去のログを読み返してみて、「?」となった部分を #vabotter タグ付きでつぶやいてみてください。誰かがその人の見解をつぶやいてくれると思います。 @juntennagatomo
2012-08-12 11:12:04#vabotter を読み込んで用語にも慣れていくと、いろいろな場面や技術要素がどんどん繋がって見えてきます。いろいろつぶやいていると周囲からの反応もあってさらに理解が加速します。その段階で何かのテーマを自分の文章で書いてみると楽しいですよ。 @juntennagatomo
2012-08-12 11:20:38@kaz10000 長い時間解説ありがとうございました。まだ質問あるんですけどいいですか?それだけ低くて速いトスを求めるのは良くないとプレーヤーのみなさんが言っているのに眞鍋監督になってから世界バレー、オリンピックと銅メダルを獲得できた要因はなんだと思いますか?
2012-08-12 11:15:09「今の女子のレベルなら、セカンドテンポでも充分世界の強豪と戦える」というのは以前から言っていました。今回の銅メダルは組み合わせに恵まれた点が大きいですが、世界選手権にしてもW杯にしても強豪に勝った試合は『速いトス』で戦っ(続) #vabotter @juntennagatomo
2012-08-12 11:24:40(続)っていましたでしょうか?木村というきちんとブロックを見てコースを打ち分けられる当たり前のアタッカーがレフトに定着し、竹下がコート内で木村を生かすよう『速いトス』を『打ちやすいセット』に修正した時だけ、結果がついてきた。 #vabotter @juntennagatomo
2012-08-12 11:27:53そこに木村を援護する江畑や迫田や新鍋などのサイドアタッカーが加わったことで、サイド攻撃主体のセカンドテンポのチームの時には強さを発揮した…ということだと思います。オリンピックの3決はまだ見ていないけれども。 #vabotter @juntennagatomo
2012-08-12 11:32:01@kaz10000 江畑や迫田は好不調ありながらも勢いにのる試合がありました。彼女たちがのっているときも「高い」トスが活きたときだけなんでしょうか?
2012-08-12 11:29:59果たして全てがアタッカーの好不調だったのでしょうか。アタッカーが決めるのは「勢い」があるからなのでしょうか。そこを是非いろいろな録画で見返してみてください。今ならセッターの乱調も見えてくると思いますよ。 #vabotter @juntennagatomo
2012-08-12 11:36:16とりあえずお話はここまで。
おそらくブロック用語やリードブロックへの対抗方法策であるファーストテンポの概念がインプットされつつあることで、今まで見てきたゲームの録画を見ても全く異なる感じ方をするかと思われます。
ここからはおまけ。
ま、バレーのことになると熱くなるので、ある程度はしょうがないよね。
@kaz10000 なるほど!よくわかりました!!長い間解説ありがとうございます!こういう解説ならvabotterも面白いんですけど、みんな言い方がキツイ人が多いのでどうしても躊躇します。そんなdisらんでもって素人には思っちゃうんですが、頑張って色々質問してみます。
2012-08-12 11:34:51