【チョー簡単!】哲学的に考えよう、評論家ってなんだよ?!
- L_O_Nihilum
- 4876
- 0
- 2
- 2
ところで、「思想家」としての東浩紀は良く分かりました。では、「批評家」として彼は位置づけられるでしょうか?これについては、(東だけじゃないんだけど)もーっと簡単な方向からツッコめます。享受が消費の他者であるならなおさら!
2012-08-14 18:54:38で、その「批評家たりえるか」について、すっごい武器になるモノが、なんとこんな小さな本に。→「こどもための哲学対話」(永井均)。
2012-08-14 18:59:40引用; ぼく:…将棋をさす仕事とか、ひとが書いた小説や演奏した音楽を批評するしごとなんて、存在する意味があるのかな?
2012-08-14 20:18:21ペネトレ:…人間は遊ぶために生きているんだからね。どんな遊びが愉しいかは人によって違っているさ。将棋をさすことがいちばん楽しい人もいれば、音楽を聞くことが一番楽しい人もいる。そういう人は、だんだん将棋のさし方や音楽の聞き方が高度になっていくんだ。
2012-08-14 20:20:35そうすると、そういう高度な水準に達した人のために役立つような、将棋のさし方や音楽の聞き方を示してくれる人が、必要になってくるんだよ。外の世界にいる人から見ると、なんだかこっけいに見えるかもしれないけど、内側から見れば、そういう人は是非とも必要とされているんだよ。
2012-08-14 20:22:09…棋士や音楽評論家も、将棋の対戦や評論と言う商品を売って生活しているんだけど、そんなことができるのは、それを喜んで買ってくれる人がたくさんいるからなんだ。
2012-08-14 20:23:37そして、続きの12.遊び方の専門家 という項目のなかでも、評論家の意義が問われる。「ペネトレ:なんでも、それぞれの分野がとても気に入ってそこで遊んでいるうちに、その領域で長く遊んだ経験がある人だけがわかるような楽しさってものが、だんだんできてくるんだ。」
2012-08-14 20:25:25で、「…そうやって楽しさの質がだんだん微妙で繊細なものになっていく」そのことを、「趣味の洗練」といい、もっと深く楽しむためには、その洗練した趣味を身に着ける必要があるため、そこに権威がいる、という事なのだそうだ。
2012-08-14 20:27:35さあこうなった。なぜ評論家が必要か?「より深く楽しむこと」のためなのである。 http://t.co/cpcoNOEq
2012-08-14 20:40:55じゃあこの図式を出してから、問題だ。東浩紀。宇野常博。そのたもろもろのオタク評論家。てか批評家。こいつらは必要か?
2012-08-14 20:42:01彼らは楽しみを提示しただろうか?ただの消費構造を語り出しただけではないか?ほかにどんな楽しみが可能か、そのような提案を行う努力をしただろうか?また、自分なりに楽しみ方を見つけただろうか?
2012-08-14 20:43:09今アニメや漫画、オタクが楽しむ界隈には批評家は ほ と ん ど い な い のかもしれません。楽しんでいないから。
2012-08-14 20:49:38さあ、評論家よ。
お 前 が 御 宅 に な っ て か ら 。
そうなってから、始めて御宅を語れ。
話は、それからだ。