みちのく総合診療医学センター レジデントデイ 第8回 まとめ
ビデオ診療振り返り.今回は在宅診療.高齢女性・浮腫・慢性腎不全の方.透析はしない方針.飲水過多で飲水制限が困難なケース.往診時もちょうどグビグビ水分を摂取していたところだった. #MCPCGM
2012-08-20 18:28:09レジデント二人目.現在,小児科研修中のため,小児科外来と内科外来を担当している.頭の切り替えが必要.間違えて幼い子供に「息を吸って~」と,成人のような診察をしてしまったことあり. #MCPCGM
2012-08-20 19:20:048月は麻酔科支援に一度入った.少し感が鈍っていた.外来では初診の患者さんをしっかりみる.身体診察の手技を確認する.予防接種と乳児健診も多く経験している.往診では,しっかりやるのは今回初めての経験のため,まず雰囲気になれるところから. #MCPCGM
2012-08-20 19:21:356週間で内科外来は50名程度,小児科は170名程度,予防接種は85名,乳児健診10名程度,小児科入院20名程度,在宅往診15名程度. #MCPCGM
2012-08-20 19:22:49印象に残った症例:中年女性の不眠・不安神経症.息子の素行について一人で悩み,腹痛・腰痛・不眠あり.悩みについては他の家族とも相談するよう促しながらフォローしていたら,悩みは解決に向かっているよう. #MCPCGM
2012-08-20 19:25:47母子家庭のケースでは,どのくらいの期間,母子家庭になっているのかに注目.期間が長い場合は,子供が夫の役割をになってくる事もある. #MCPCGM
2012-08-20 19:27:59印象に残った症例:中年女性の腹痛でERを受診した方.日中も内科受診歴あり,腹膜刺激症状は乏しく,検査でも目立った所見なし.しかし虫垂炎だった. #MCPCGM
2012-08-20 19:36:54忙しい準夜帯のERで,専門医の診察で対症療法で一度帰宅しており,神経症も疑われるケースで,腹部診察でも目立った所見がないと,虫垂炎を見逃すリスクあり. #MCPCGM
2012-08-20 19:39:53印象に残った症例:小児科入院で川崎病を担当.6項目中4項目が該当,治療で症状改善.典型的な経過で勉強になった. #MCPCGM
2012-08-20 19:47:23内科外来では診療時間を意識した.小児科研修では発熱や発疹のタイミング,経過から検査と入院の判断をつけるようにした.3ヶ月間の小児科研修によって,小児科診療への抵抗感が緩和された. #MCPCGM
2012-08-20 19:48:47次回への課題は,鑑別疾患を常に3-4個考えて,家族背景や環境の把握も行う.消化器科研修も開始するが,消化器疾患の基本を再確認.腹部エコーの習熟も. #MCPCGM
2012-08-20 19:51:42患者中心の医療 輪読.「第4の要素:予防と健康増進に取り組む」健康も全人的・総合的理解が必要なため,患者中心のアプローチが必要.健康等は日々の生活のための資源であって目的ではないことがWHOでも明言されている. #MCPCGM
2012-08-20 19:52:59患者と医師の健康に対する考え方はそれぞれ独自的,互いに異なった見解を持っている.そのため患者中心のアプローチが不可欠である.すべての人の健康・活力・回復力のレベル上昇を目指す. #MCPCGM
2012-08-20 19:53:54患者本人次第によって予防的ケアや健康増進が成功するかどうか関わる.そのため患者自身の生活の中に入り,医師と患者双方が納得した「落とし所」が大切. #MCPCGM
2012-08-20 19:55:29医師は,1.現にある疾患と潜在している疾患の両方,2.健康と病についての患者の経験,3.健康のための潜在能力,4.患者背景,5.患者・医師関係の5つの要素について把握し,取り組む必要がある. #MCPCGM
2012-08-20 19:59:53患者中心主義は健康増進と疾患予防を促進する.患者の世界に最も適した方法を見つけ出し,医師と患者の双方が共通基盤を構築し,それぞれの役割を決めていく. #MCPCGM
2012-08-20 20:01:10患者中心の医療は,つまり個別アプローチ.健康は目的ではない.具体的な健康は患者によって変わってくる.決して病気の抽出や病気の消失だけを目的としない. #MCPCGM
2012-08-20 20:04:14以上,みちのく総合診療医学センター 第8回レジデントデイを終わります.後ほどあらためてTogetterであげます. #MCPCGM
2012-08-20 20:14:22