本土にあった怖い話

いざ来いニミッツ、マッカーサー 出てくりや地獄へさか落とし
歴史 武器 竹槍 戦争末期
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戦争末期のある日の鈴木内閣
@NaoyaSugitani
大戦末期、岡田啓介ら重臣がある軍人としたやりとり。 重臣「戦争だめだろ。武器ないし。」軍人「武器ならあります。」重臣「じゃあ見せてよ。」軍人「わかりました。」 翌日、軍人が持ち出したのは弓矢。軍人「これは相手を一撃でしとめる武器で・・・」重臣「」 #本土にあった怖い話

ここで“重臣”とあるのは“鈴木内閣閣僚”の誤記。以下、訂正を兼ねて『岡田啓介回顧録』からの引用。

@NaoyaSugitani
「(大戦末期、本土決戦に向けて大政翼賛会を解消して義勇隊を組織しようということになった時)いったい義勇隊にどんな武器をもたせるつもりか、ひとつ見せてくれというんで、陸軍がいろいろなものを首相官邸に持ち込んで陳列会を開いたが、これがたいへんな逆効果を生んだ。」
@NaoyaSugitani
「まず鉄砲、それが先込めのやつなんだ。鉄砲のつつの先から小さい袋に包んだ火薬を入れる。つぎに鉛か鉄の丸い棒を、あめみたいにぶつ切りにした一片を詰める。それをドンとやるという仕掛けだ。それから竹やり、さすまた、弓…」(続)
@NaoyaSugitani
その弓の説明には、「射程距離おおむね三十メートル、適中率は中等射手において六割」と書いてあったんだそうだ。ほかにも手榴弾といったものもあったようだが、閣僚一同はこの品々を見て、ただただ、あぜんとなった。」(続)
@NaoyaSugitani
「…こりゃいかん、もう絶対に戦争はやめねばならん、という気持ちが非常にはっきりしたらしい。」以上『岡田啓介回顧録』。相違点は見せたのは重臣ではなく首相官邸の閣僚だったという点(但し重臣にも伝聞で伝わっていた)と、義勇隊の武器にする予定だったという点。訂正してお詫び申し上げます。
eleven@東方昭和伝12/24新作投稿 @elevenplat
この話は迫水久常の『機関銃下の首相官邸』にも記載があるので、勝手ながら補足させていただきます。>RT
eleven@東方昭和伝12/24新作投稿 @elevenplat
「私は、この義勇戦闘隊について、一つの嫌な記憶を話さなければならない。国民義勇隊の問題が論議されていた当時のある日の閣議の時、私は陸軍の係官から、国民義勇戦闘隊に使用せしむべき兵器を別室に展示してあるから、閣議後見て欲しいという申し入れを受けた。」
eleven@東方昭和伝12/24新作投稿 @elevenplat
「総理を先頭にその展示を見に行って、一同腹の底から驚き、そして憤りと絶望を感じたのであった。さすがに物に動じない鈴木首相も唖然として、側にいた私に『これはひどいなあ』とつぶやかれた。」
eleven@東方昭和伝12/24新作投稿 @elevenplat
「展示してある兵器というのは手榴弾はまずよいとして、銃というのは単発であって、銃の筒先からまず火薬を包んだ小さな袋を棒で押し込み、その上に鉄の丸棒を輪切りにした弾丸を棒で押し込んで射撃するものである。それに日本在来の弓が展示してあって、射程距離三四十米、命中率五〇%と書いてある」
eleven@東方昭和伝12/24新作投稿 @elevenplat
「私は一高時代、弓術部の選手だったから、これには特に憤激を感じた。人を馬鹿にするのも程があると思った。その他は文字通り、竹槍であり、昔ながらの刺叉である。」
eleven@東方昭和伝12/24新作投稿 @elevenplat
「いったい陸軍では、本気にこんな武器で国民を戦わせるつもりなのか、正気の沙汰とも覚えず、まさに具体的に戦意を喪失させ、終戦を急ぐ他はないと思ったのであった。」(迫水久常『機関銃下の首相官邸』) 以上引用修了。このエピソードは昭和伝でもやりたいですね。

皆様、東方昭和伝東方昭和伝 をよろしくお願いいたします。

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