【巨大地震】Nスペ「シリーズ日本新生 "死者32万人"の衝撃 巨大地震から命をどう守るのか」視聴メモ #南海トラフ地震 #首都直下地震 #津波 #火災 #避難
- tkatsumi06j
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【南海トラフ地震】火の粉による延焼の現実。実はこれは最近の研究で明らかになったもので、火の粉は風に乗って700m以上も飛び、屋根の瓦などに蓄積して約8分ほどで新たな火種となって火災を起こすことがわかっている。これはアメリカ国立標準技術研究所で実証実験を行って検証された。
2012-09-03 01:36:22【南海トラフ地震】地震火災の場合に避難を開始する時間に加えて、生死を分ける重要なポイントがもう一つある。それが避難場所。従来、最寄りの小学校の校庭などが指定避難場所とされているが、前出の関沢教授は、こうした従来の避難場所に長く滞在することは危険だと指摘する。続く
2012-09-03 01:41:06【南海トラフ地震】続き。関沢教授の #北区 上十条五丁目を対象にしたシミュレーションでは、指定避難場所の小学校でも火災発生後【約2時間】で火が燃え広がり、校舎の上に展開した炎が熱風となって下の校庭の人々に遅いかかるのだという。続く http://t.co/mymyqY43
2012-09-03 03:59:35【南海トラフ地震】続き。気温20℃風速8mと想定した場合、校舎の上から吹き上がる熱風が、校庭に居る人たちに【最高120℃】の熱波が襲いかかる。校舎から40m離れていても【最高60℃】に達するということが国土技術総研のデータからわかった。 http://t.co/7bfUZxPN
2012-09-03 01:50:19【南海トラフ地震】では、避難場所の校庭から逃げた場合はどうか。ここでも新たな危険が生じる。逃げる先の周辺道路を【輻射熱】が覆い尽くすため、炎上する建物から20m離れた場所を避難する想定でも【5秒】で服が焦げてしまうほどの高温となる。 http://t.co/h88SQS7N
2012-09-03 01:57:51【南海トラフ地震】このため、地震火災の発生時には最寄りの小学校や公民館などではなく、「十分な広さがあり、熱風や輻射熱の危険がない【広域避難場所】に逃げる必要がある」と、関沢教授は結論付け、住民たちに説明を行った。(番組動画前編ここで終了) http://t.co/V0c3nLhZ
2012-09-03 02:07:17以上、「NHKスペシャル・シリーズ日本新生 "死者32万人"の衝撃 巨大地震から命をどう守るのか」視聴ツダリでした。もう2時を回ってしまったので後編の視聴とまとめはまた後日行うことにします。前半・後半の動画はこちらからご覧になれます。了http://t.co/4vfEC7YP
2012-09-03 02:09:35後 半
対談:都市防災にどう取り組むのか
【南海トラフ地震】都市防災を専門とする明治大学大学院中林一樹特任教授。「同時多発火災」について語る。新想定では都内で【800箇所】を超える出火があるとされ、内三割に当たる【240箇所】の火災は【15分程度】で発生すると見られている。 http://t.co/LgVVQh11
2012-09-03 14:15:39【南海トラフ地震】明大中林教授。240箇所で火災が同時発生するということは、周囲を炎で取り囲まれることになる。これを初期消火し損なうと、至るところで20m~30mの炎が発生し、「炎の津波」状態になる。|一色登喜彦『日本沈没』で語られた「火災旋風」のことだろうか。
2012-09-03 14:22:05参考まとめ
【南海トラフ地震】明大中林教授。避難場所として学校ではダメなのか。学校は狭く、大きな所でも20m四方しかない。東京だと最大でも100m四方。校舎から50m離れていても60℃近い熱にさらされ、反対側からも同様なため、逃げ場がなくなってしまう。
2012-09-03 14:27:29【南海トラフ地震】危機管理アドバイザーの国崎信江氏。地域の特性から、とくに大都市部においては、地震の後に必ず火災が発生するという意識を持っていただくのが大事。直接「広域避難場所」に移動することも念頭において行動していただきたい。 http://t.co/WsL4r09N
2012-09-03 14:32:39火事から避難する基準・目印は?
【南海トラフ地震】明大中林教授。火事から避難する明確な判断な基準はあるのか。ない。ただし、火災を小さく食い止めること、即ち初期消火が大事になってくる。ただし、消し止められない場合の判断を迅速に行い直ちに避難に移行することも重要。その場合の避難場所は、地域指定の広域避難場所が適切。
2012-09-03 14:37:29【南海トラフ地震】明大中林教授。逃げる時に目印になるものはあるのか。火災が身近な所で起きた場合は初期消火。身近でない場合は、【上空を確認】し、【煙が複数】上がっている場合は火災が同時多発になっている目印になる。とくに高齢者は煙を見た時点で避難を始めるなどの事前措置が必要。
2012-09-03 14:41:58【南海トラフ地震】国崎信江氏。初期消火から避難に切り替えるタイミングは。一般的には【炎が天井の高さに達してる】と見られれば避難のタイミングといわれている。即ち、【その高さに至るまでが消火のチャンス】ということになる。
2012-09-03 14:45:10防災において一番大事なことは。何を心得ればよいのか。
【南海トラフ地震】明大中林教授。防災において一番大事なことは何か。「自助」である。それぞれの家の人が、「私の家を守るのは私しかいない」という信念を持ち、自分の被害を抑えられたら、隣を助けることができる、という状況を作れるようにする。「自助」があって初めて「共助」が成り立つ。
2012-09-03 14:56:41【南海トラフ地震】国崎信江氏。防災・減災の心得はどこから始めればいいのか。①家庭では耐震性のある家を作り、初期消火できる体制を整えておくこと。②炎の拡大を防ぐために難燃性のものを増やす。③避難時に消化剤を持参し移動しながら投げるなどの方法で避難する、等の手法が考えられる。
2012-09-03 14:49:43【南海トラフ地震】明大中林教授。「自助」「共助」「がんばっている自治体の公助」の仕組みをつくりあげることで、防災の芽を広げていくことが大事。
2012-09-03 15:06:14【南海トラフ地震】明大中林教授。建物が壊れやすいところで火災が発生しやすいので耐震補強に力を入れる。まず壊れないようにする。これも「自助」の一環。政府には「率先防災」を求めたい。頑張ってる自治体をもっと応援(支援)する。「出る釘をどんどん出させる」発想の公助のあり方が必要。
2012-09-03 15:00:15【南海トラフ地震】国交省総合政策局渋谷和久総務課長。木造建築は全国に6千ヘクタールも存在する。幅の広い道路、広場や公園を整備するのが抜本的な対策が一番有効。やはり「自助」が大事でそれを「公助」で支えるという形が理想的。 http://t.co/RBU0ZksT
2012-09-03 15:11:37