『西洋美学史』twitter読書会 16章~18章(最終回)
@nix_in_desertis @ja_bra_af_cu 僕の想定では、平安時代などのものは記録としてかなり残っています。ので、そこで資料の多寡で有利不利をつけたくはないです。
2012-09-02 02:25:26@tieckP え,いや日本や中国・朝鮮あたりは文字資料が残ってる側で,「辛くない」側に分類して発言してたつもりだったんだけど。
2012-09-02 02:26:28@nix_in_desertis あ、僕がそのレスを、「結果として西洋の文学が強い現状を何に起因するか」の解答としてとっちゃったところでずれたんだねきっと。
2012-09-02 02:28:08つまり、西洋文学つよいなー、と呟いたときに「文字資料の多さ」の話が出てきてしまったので、「(これは日本も資料自体は残ってたわけだから、それとは別に)印刷の普及が優位に働いたのかもね」と言ったということです。(tieckP)
微妙に通じてないような気がしてきたw いろんな国・地域にそれぞれ価値のある芸術があるよねっていう文化相対主義の話ではなくて、ずっとヘゲモニー握ってきた近代西欧の芸術観自体の見直し、相対化、批判は進んでいるのだろうかという話なのだけれど・・・ #西洋美学史読書会
2012-09-02 02:17:53@ja_bra_af_cu うーん、どうなんでしょうね。単に僕が不勉強なのでそもそも知らないですけれど、じゃぶらふさん的にどういうのを想定しているのでしょうか。
2012-09-02 02:23:35@sakstyle 例えばジョン・ブラッキング『人間の音楽性』とかクリストファー スモール『ミュージッキング』、『ニュー・ジャズ・スタディーズ』、岡田暁生や増田聡の本もそういう見方は共有してますね。
2012-09-02 02:27:16ナショナリズムが勃興してきた時に,とりあえず自分の国・地域の芸術史を整理して世界にアピールするとき,ヘゲモニーとして西洋の芸術の概念を使って歴史を整理する。しかし,さらにナショナリズムが深化し,かつ西洋の芸術概念側が崩壊した20世紀では,今度は美意識自体が相対化されていく。
2012-09-02 02:31:08そうすると,「その地域特有の美意識をもって,芸術史を編み直すべきではないか」という運動が生じ,その過程で発掘される芸術家や作品も登場する……
2012-09-02 02:31:53@nix_in_desertis 非西欧地域側の話というより、西洋の学問の方で非西欧地域の文化を知るうちに「いままで普遍的と思ってた俺らの芸術、実は同じように特殊じゃね?」って気づいてそれまでの枠組みに見直しを図っていく、的な話ですw
2012-09-02 02:35:06@ja_bra_af_cu すいません,じゃあ通じてなかったです。いずれにせよ,そういう西洋自身の枠組みの捉え直しは20世紀のうちにあったと思いますが,それ以前から割りと造形物は全部研究対象的なところはあったように思います。
2012-09-02 02:40:29西洋が自分たちの規範の閉塞性を打破するために東方のものを取り入れて来たのがオリエンタリスムといわれているけど、実際には東方のものの西洋的な解釈であって、西洋的なものの根幹は揺らいでない…的な話だろうか。
2012-09-02 02:42:07@dil_sm そうだろうね。オリエンタリスムにしろ印象派の浮世絵受容にしろ,それで西洋の芸術概念が変わったわけではないので。
2012-09-02 02:43:42@doublespeaker あまり詳しくないですが、日本美術史ならありますよね。東洋美術史はあるかな。美学史はその下位ジャンルな予感?まったくの推測ですがw
2012-09-02 02:37:32@ja_bra_af_cu ウィキみたら東洋美術史ありますね・・・。学問分野的にどういう位置づけなのかはよく分かりませんが。美学は哲学の1ジャンルで、美術史は歴史学の1ジャンルという感じでしょうか。
2012-09-02 02:51:29@doublespeaker 芸術研究における哲学的なアプローチが美学(や芸術学)、歴史的なアプローチが◯◯史って感じですかねえ。他には理論研究だったり、学際的なのがあったりとか?
2012-09-02 02:54:26@twidokusho 個人的感想は、ヘゲモニーによる芸術観を見直そうという批判や検証はある程度されたけれど、そうしたことを聞かされながら育った世代は「そうは言っても西洋文学面白い」と言っていて、この理由がヘゲモニーか質の高さかはもう断定できないいきかなと。
2012-09-02 02:34:02@nix_in_desertis @tieckP 私の場合、西洋芸術音楽のわくからはみ出る音楽が好きだ(しクラシックはそこまででもない)から、西洋を相対化する側に肩入れしたくなるというところはありますw
2012-09-02 02:40:12@twidokusho そして敢えて踏み込んで言えば、音楽ほどには文字文化は、西洋が非西洋を発見する差異は顕在的ではないです。
2012-09-02 02:37:17音楽の異文化受容の場合は、まったく違う要素を取り込むような感じですが、言語の場合は翻訳可能(と少なくとも錯覚できる)なのですよね。かつ西洋はすでに日記・伝記・エッセイ・小説・演劇・寓話などみんな持ってたので、それほど衝撃は受けなかっただろうと。 #西洋美学史読書会
2012-09-02 02:42:27@tieckP 物語はなんだかんだ理解できちゃいますしね。ロジックとレトリックの普遍性というか。これも構造主義ですけど
2012-09-02 02:44:32