平川克美(@hirakawamaru)さんのツイート まとめ

時間をおいて同じベクトルの内容を呟いていらっしゃると思ったのでまとめてみました。
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所有と貸借、交換について
平川克美 @hirakawamaru

街頭に一台だったテレビは、一家に一台になり、やがて一部屋に一台になった。消費資本主義は、こうやって個人の所有物を最大化する方向へ向かっていった。個人はそれで自由を獲得した気持ちになった。

2012-09-05 13:30:12
平川克美 @hirakawamaru

個人で全てを所有したいという欲望は、結局コストの高い生活を招来した。地域に手軽に利用できる店が消えて、遠くまで車を走らせて、買いだめをするようになった。

2012-09-05 13:31:51
平川克美 @hirakawamaru

買いだめしたものは、全てを消費する前に腐らせて捨てることになる。

2012-09-05 13:32:27
平川克美 @hirakawamaru

御嶽山での生活は、必要なものは必要なときだけ買いに走る生活である。コストは半減した。これ、トヨタのジャストインタイムの個人版。そのためには、地域が生きていなければならないんだけど。

2012-09-05 13:33:52
平川克美 @hirakawamaru

個人がいつでも、気軽に消費できる自由を獲得するために所有を拡大してきたことが戦後の消費資本主義を支えた。いや、そのようなプロパガンダに乗せられたんだが、同時におれたちもそれを望んだ結果だ。

2012-09-05 13:36:33
平川克美 @hirakawamaru

個人所有の拡大は、地域所有や、共同体共有というものの破壊に繋がっていった。その結果、所有格差が最大化してしまったわけだ。

2012-09-05 13:38:25
平川克美 @hirakawamaru

人口が減少し、総需要が減衰してきたら、もうこれ以上消費を拡大することはできない。個人所有を減らして、身軽になって共同で使えるものを拡大するのが小商い的方法。借景的生き方だね。

2012-09-05 13:40:45
平川克美 @hirakawamaru

景色を、里山から借りてきたように、生活に必要なものも人様からお借りする。お借りした返礼は、別の形でお返しする。非貨幣的交換経済。GDPには寄与しないが、経済は動いている。地域介護はその典型だろう。

2012-09-05 13:43:30
平川克美 @hirakawamaru

「あけっぴろげで、いいじゃないか」吉本隆明。

2012-09-05 13:45:30
少子化と家族制度について
平川克美 @hirakawamaru

国立社会保障・人口問題研究所の調査によれば、2060年の日本の総人口は8000~9000万人。予測はそこまでだが、グラフをそのままの傾向でたどると、100年後には現在の三分の一ぐらいまでシュリンクする。

2012-09-05 14:26:51
平川克美 @hirakawamaru

人口四千万人の日本を誰もうまく想像できない。しかし、国家100年の大計を立てるなら、この蓋然性の高い数字を勘定にいれなければならない。現在の政治家は誰も、そんな大計をたてられない。

2012-09-05 14:29:01
平川克美 @hirakawamaru

2003年のスウェーデンの婚外子率56%、ノルウェー50%、フランス44.3%、イギリス43.1%。日本はこれらに比べて異常に低く1.93%(厚生労働省調査)。婚外子を認めれば少子化に歯止めがかかる。

2012-09-05 14:33:31
平川克美 @hirakawamaru

↓の調査報告書にこうある。「スウェーデンでは、サムボと呼ばれる事実婚カップルが、サムボ法という法律により、法律婚カップルとほぼ同様に保護されている。また親子法により、サムボカップルの子どもに対する法的差別も全くない。」いい悪いの前に文化の違いが背景にあるね。

2012-09-05 14:50:56
平川克美 @hirakawamaru

日本の婚外子率の異様な低さは、単純に良いか悪いかを判断するまえに、よく研究してみる必要があるだろう。日本の独特の伝統的な家族制度はすでに崩壊しているのに、先進国のモードのいちばん端っこに。面白い論件だ。

2012-09-05 14:54:59
平川克美 @hirakawamaru

戦後七十年ちかく米国の間接的な統治を受け入れてきたメンタリティは、国民国家的に共有できる正当性を発見することができなかったのかもしれない。だから、戸籍だとか出自というものにそれを代替させる。思いつきですけど。

2012-09-05 15:04:44
平川克美 @hirakawamaru

婚外子割合は、その地域の伝統的家族形態と相関を有していると考えられる。とくに、長子相続型の権威主義家族を持つ地域では顕著で、ヨーロッパ先進国で有意に低いのは日本と同じ家族形態を持っていたドイツ(26.2%)。問題は、近代化以降家族形態が変化した後にも、この傾向が残ることだろう。

2012-09-05 15:49:40
平川克美 @hirakawamaru

婚外子統計では、韓国をはじめとするアジアのデータがない。(あるのかもしれないが、見つけられない)。デモグラフィーからの推測をしたが、生産様式、宗教、経済状況など複合的な観測が必要である。ただ、良い悪いではなく、日本が有意に低いことだけは事実である。

2012-09-05 15:57:58

コメント

Haruhiko K. @haru_kam 2012年9月5日
この一連のツイートで感じたことは、「相続とは何か?」ということ。何を所有し、何を継承するか?所有という形式以外にも「相続」することが可能ではないか?という問い。
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