銀河漂流バイファム感想
またロディとバーツの水浴びの際の「おたくも立派ですな~」とのやりとりはドラグナーでも似たシチュエーションがあったので神田監督はこういうのがちょっとお好きなのかなとも思えたり(笑)
2012-09-09 22:00:18また今回、ロディが主役として久々に描写された。それまでは主人公らしくちょっと操縦テクで冴えるセンスがあったり、弟想いとしての奮闘も見られたが、ケンツの登場後は彼が子供たちにおける話の主導権を握っていた所もちょっとあった。
2012-09-09 22:02:21今回思春期の少年らしいネタも含め、まだ実戦に慣れていない故に銃の扱いに少々手間取っていたり、アストロトルーパーとの恐怖へ初めて直面したりとロディに関する描写が多い。子供たちが集結したので主役として再アピールもあるかなと。
2012-09-09 22:03:58今までフレッドを助けるために奮闘する勇敢な兄・ロディも、実戦経験もない彼が銃を扱いこなせるわけがないのは仕方がない事。実戦へ慣れて行くのはもう少し先。
2012-09-09 22:07:29また、彼を救った軍隊がただ遺体を確認するだけで子供たちを助けるためではない点は珍しく理想的な大人として描かれていない。そんな彼らと遭遇して、クレークの死が決定づけられた事によるロディ達へのダメージも2倍。
2012-09-09 22:08:30それ以外の点ではシャロンがセクハラ、いわばその手のサービスにあけっぴろげなヒロイン(笑)であることが描写され始めた事。被害者はケンツ(笑)
2012-09-09 22:09:277話……まず、大ざっぱに纏めると子供たち全員が団結していく物語が今始まろうとしている……って所だろうか。
2012-09-09 22:10:23前回アストロゲーターとの戦いに遭遇した子供たちは二人。だがついに今回全員が遭遇することになる。ロディ&バーツとスコットの意見の対立が今回見られたが、年長の少年3人が子供たちのリーダー格と考えてもよさそうだ。
2012-09-09 22:12:16この3人の中で特に成長が顕著だと思えたのは今のところスコットだ。最年長だが優柔不断であり、育ちの良い故かやや軍を理想的な存在と信じる彼が自分の足で立ち上がり、子供たちのリーダーとしてふるまってくれるまでのドラマを1クールではしっかり見せてもらった。
2012-09-09 22:13:52それ以外の点ではマルロの「やっぱり博士死んじゃったの?」との台詞に対しケイトさんはそれを認める発言もごまかすこともしなかった。しっかりマルロを抱きしめていた姿が忘れられない。クレア&マキを前に気丈にふるまおうとする彼女はやはり大変である。
2012-09-09 22:16:39迷い込んだルチーナの描写について、バザムのセンサーの目からおびえながら必死で姿を隠そうとする姿も、先ほどの遭遇したアストロゲーターが子供たちにとって恐ろしいと認識させる描写だろう。パンチラどころかモロパン目当てと言ってはいけない。
2012-09-09 22:18:42ロディ→バーツ・ケンツ、そしてスコットと危険な戦場へルチーナ救出の為に立ち向かう彼らの姿。ロディからすれば初めて自分から実戦へ身をさらした場であり、スコットもまた恐れる戦いへ勇気を持って飛びこんだシーンといえよう。
2012-09-09 22:20:06また今回のトラブルメーカーがフレッドになったのは意外だった。今回に関してはケンツに任せるより良かったと思っている。
2012-09-09 22:23:53これに関してはケンツ・フレッド・シャロンの3人の行動に対してロディとバーツの兄貴としての行動の違いを見せる所もあったのかもしれない。フレッドに対してロディは厳しくも優しい兄だったと。
2012-09-09 22:25:30また、今回のクライマックスに暴走ディルファムをロディ機が取り押さえてアストロゲーターからやり過ごすまでの緊迫感を持ってきてくれた所も嬉しい。
2012-09-09 22:26:30それ以外の点では食事シーンの描写が好きだった。ジミーがまだ全員そろっていないのにこっそり食べていた訳で、そろっていた時はもうごちそうさまとの描写。如何にもジミーらしい。
2012-09-09 22:28:21これを何で待たなかったんだよと皆突っ込まずに許容する周囲、また食堂でのマルロ、ルチーナとの絡みも後に彼ら3人が同じ役職として絡んでくる描写を想起させるきっかけかもしれない。
2012-09-09 22:29:42冒頭の軍へ希望を寄せるスコットを中心とした軍からの連絡が来ない所への子供たちの不安。一か八か連絡を試みる所にスコットも内心ではかなり心配だったのではないだろうか。
2012-09-09 22:35:00ロディの実戦もまだ最高レベルシュミレーターをクリアしていない。そんな彼が実戦で逆転のきっかけを掴んだのは仲間達の助け。その理由も数で圧倒させれば何とかなるかもしれないとの所が、子供らしい手探りな攻略法かも。
2012-09-09 22:37:24かなり飛躍した解釈を持ってくると、神田監督は戦闘シーンの描写にも仲間との連携を意識させる流れがお好きだ。ドラグナーや前半の08小隊へ通じるものもあったかも。
2012-09-09 22:38:28そして、おそらく今後の伏線になるであろう、敵側のパイロットの存在と彼らを目にして決して殺す事をせず、殺し屋ではないと主張したロディの描写。「生きるためには戦わなくてはいけない、だが殺さなくてはいけない訳ではない」メッセージなのかもしれない。
2012-09-09 22:39:56今後、この流れがどう意識されるのだろうか。倒しても不殺との考えは綺麗事を言われそうかもしれないが名無しは応援したい。
2012-09-09 22:40:43