でも,ほんとに,ハードウェアとしては完璧だよね.薄くて軽くて,恐ろしく精度が高くて,量産プロセスもすごい.あとは,ソフトとコンテンツの番.ぜんぜん追いついていないように見えるのは,自分がそっちの側の立場だから?
2012-09-21 22:57:54回ってきた RT (「Jobsが生きていたらなんと言うか…」みたいなことを呟いている人をチラホラ見かけるけど、つまりそれは「Jobsだったらこの状況をどう言いくるめるか」という解釈であってますか。 ) ふーん。見切り発車して言いくるめるんだ・・・
2012-09-21 23:08:45見切り発車が必ずしも悪いとは言わぬが、OS を頻繁に ver. up する考えとの整合性が感じられない点はどうしても賛同できない。それとも、これから頻繁に ver.up するとでも言うのだろうか。
2012-09-21 23:15:41新しいAppleの地図を責めるのは簡単だけどさ,でも,それを今の立場に安住する理由にしちゃいけないと思うよ.これを作ろうと決めた野心を思うと,あと,2,3年後にどうなってるか,たぶん,今想像できる中で,最も極端な未来が実現するんじゃないかな.(Appleの手によるかはともかく)
2012-09-21 23:21:19iPhoneだって,最初は通話機能も貧弱で,Webブラウジングもろくに出来なかったけど,その後,派手な進化だけでなく,そういう基礎部分の性能向上にも手を抜いていない(例えばノイズキャンセリングとか,電話に出れない時に即メールを送るとか).
2012-09-21 23:23:13目に見えるレベルの貧弱さより,それを分かった上で,基礎から作り直そうというのだから,構想力,実行力,組織力,あらゆる力がそこに注がれていないと,このレベルでさえ,完成したものは出てこない.逆に,見えない土台の部分に,どれだけの野心,構想が仕込まれているか,本当に恐ろしいと思う.
2012-09-21 23:26:13@niyalist ハイブリッド地図って、それだけで結構困難な課題で、この点でも果敢。ここからの巻き返しに、ベクトルであることが役立ったりするのかな。
2012-09-21 23:27:22WindowsだってOS Xだって,カーネルを作り始めてからまともになるまで10年近くかかっている.でも,その基礎があるからこそ,息の長いプラットフォームになっている.実世界と情報とを結ぶ「地図≒空間情報DBシステム」は,まさに次世代のあらゆる部分に浸透するOS.
2012-09-21 23:30:05@niyalist 実は、アースブラウザとマップブラウザのインテグレーションについての優秀な解でもあります。地図と写真の注意深い使い分けや、DEMの敷く敷かないの節度、また、超高分解能DEMへの信念。それと比べれば、地図タイルの改善など、すでに解かれている(簡単とは言わない)課題
2012-09-21 23:30:21「実世界と情報とを結ぶ「地図≒空間情報DBシステム」は,まさに次世代のあらゆる部分に浸透するOS」大事なことだから繰り返した。 実世界のモデルではなく、実世界と情報を結ぶのである。( @niyalist ) そして、実世界は今の地図が捉えているものよりも、深くて不確定なのだ。
2012-09-21 23:36:54日本では高速道路を青系の色で描くことが多かったと思うけど,Google Mapsはそれに倣わなかった,そしていつの間にか,それが受け入れられた.今回の論点のひとつも,地図の文化性.その根拠は,地表に深く刻まれているがゆえに,容易にカリフォルニアスタイルには馴染まないとも思える.
2012-09-21 23:38:34@_hfu_ @niyalist Apple地図では、世界は「標準」モードでズームアウトすると平面に、「写真」入りのモードでズームアウトすると球になるのだ。この深遠さが分かるかね。Google Earth がついに地図を表示できなかった理由は、この作り込みの有無にあるのだよ。
2012-09-21 23:43:47Googleならば,異なる文化を包含する,より上位の抽象的な解を導くことだろう.Appleが今後どうするかは見物だけれど,今までは,カリフォルニアスタイルを押し通してきた.日本でもiPhoneユーザは,案外今後,ストリート単位で街区を認識するようになるかも知れない.興味深い論点.
2012-09-21 23:43:47今我々は,OSというものを知ってるからソフトウェアのどの部分がOSなのか当たり前に認識してるけど,ぐちゃっと全体で動いていたソフトの塊から,基礎部分を切り出し,汎用的なインタフェースを設計するのは,並大抵の技術力じゃ出来ない.で,同じことがこれから,地図に対しても起こる.
2012-09-21 23:49:12地図をどう表示するかは大切なことだし、どんどん進化してもらわなければ困る。新しい試みも大いに歓迎されるべき。でも地図に手を抜いて誰が見ても間違っているものをリリースするのはNGだ。これはシステム屋でなく地図屋の責任。地図はそれなりの責任を伴うもの。ここは文化云々とは別の問題。
2012-09-21 23:58:08mobile meの時みたいに,他社がやれてることが出来ていない,というものじゃなくて,他社が構想レベルで追いついていないことをやろうとしている,その産みの苦しみと解釈している.そのひとつのヒントはこれかな.自分でももう少し考えてみる. http://t.co/asdvxpmt
2012-09-22 00:08:48地図を作ろうとしているんじゃなくて,時には地図として振る舞う何かを作ろうとしている,わけです.なんなんだろうね.ほんとに.
2012-09-22 00:09:48自分の見識が正しいとは限らないし、外から見ればそんなものだろうなとも思うけど、製品として成熟できなかった(公表しかできなかった)構想が外部で成立しているのを何度も見ると。そりゃ、ビジネスセンスがない我々が悪なんだけど。十分なリソースが投入できてたら、とか詮無い負惜しみに囚われる。
2012-09-22 00:09:50地図を作れば終わりとか、それでメシが食っていけるなんて、そんな幻想、大昔から持ってないんだけど。(まあ、同僚のなかには幻想を持っている奴もいるから、偉そうなことは言えない)
2012-09-22 00:11:34偏った意見かも知れないけれど…僕が今回のAppleを許せなかったのはシステム的な高みを追及するために地図を軽んじたこと。それだけです。地図は重要なインフラであり、本来間違いは許されないもの。それを(恐らく)検査もしないで公開した。だって日本人が見れば誰だって分かる間違いでしょ。
2012-09-22 00:20:02かといって自分はiPhoneユーザーだし、これからも使うと思う。使い勝手の良さはやはり群を抜いている。だからこそ、という部分が大きい。
2012-09-22 00:21:25そうか。キャズムの左の人しか分からない価値なんだろうな。キャズムの左には絶対に行かないと決めている自分は、そう考えた瞬間に頑迷になってしまっているのだろう。
2012-09-22 00:21:42