igakiさんによる司法試験再挑戦者の勉強法経験談まとめ

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弁護士井垣孝之(法務アウトソーシング) @igaki

再挑戦決起集会の内容をまとめようかな。スピーカーは一度落ちて二回目で受かった人。

2012-09-22 13:24:20

択一の勉強

弁護士井垣孝之(法務アウトソーシング) @igaki

まずは択一の勉強について。「1回目は直前期に択一の勉強ばかりになってしまって論文の感覚を忘れた」「毎日コンスタントに30問くらいをやってた」「1回目に解くときは時間をかけて、間違えた問題の条文や条文の趣旨を判例六法に書き込んでいった。2回目は理由を説明できたものは解かなかった」

2012-09-22 13:28:53
弁護士井垣孝之(法務アウトソーシング) @igaki

択一の勉強(続き)「ひたすら過去問をやり、その中で百選とか読んだ。条文判例本に一元化してた。アウトプットを先にしたら効率が良かった。毎日30問で、過去問全部を3周回した。1回目は納得するまで調べたので時間がかかった。辰巳の過去問集を使ってた。理由まで考えて肢を切るのが大事。」

2012-09-22 13:32:20
弁護士井垣孝之(法務アウトソーシング) @igaki

択一の勉強(続き)「とりあえず騙されたと思って過去問解いてほしいと思います。」「過去問解きながら間違ったところと周辺の知識をいれていた」「毎朝30問解いていた。」「穴を作らないことが大事。わからないことがあったら逐一チェック」

2012-09-22 13:34:50
弁護士井垣孝之(法務アウトソーシング) @igaki

択一の勉強(続き)「択一で安定するのは民事系。公法系と刑事系はがんばってもあまり安定しないので、まず民事系を安定させるのが大事。」「タクティクスをひたすらやって、2回目回すか回さないかくらいで合格者平均は取れた」「2年目は過去問だけに絞って年明けからやった」

2012-09-22 13:37:30
弁護士井垣孝之(法務アウトソーシング) @igaki

択一の勉強(続き)「論文視点で択一を解くと、民法は知識が多いが、民訴とか公法系の論文っぽい問題が解きやすくなる。予備校の分析でも論文っぽい問題の正答率が合格者と不合格者が分かれてた」「択一の知識に引っ張られず、論文視点で考えると安定する」

2012-09-22 13:39:53
弁護士井垣孝之(法務アウトソーシング) @igaki

択一の勉強(続き)「択一は論文のための勉強という感じで、趣旨を把握する勉強をしていた」「最低限の知識を入れて、周りの人についていけるために択一をやっていた」「過去問は2回から3回回した」「昨年の不合格直後に民法の1周目を回していた」

2012-09-22 13:42:56
弁護士井垣孝之(法務アウトソーシング) @igaki

択一の勉強(続き)「頻出条文やよく引っ掛けられる文言や類似制度などの整理を条文判例本でしていた」 択一の勉強については以上。次は論文の勉強について。

2012-09-22 13:47:20

論文の勉強方法

弁護士井垣孝之(法務アウトソーシング) @igaki

論文の勉強方法について。「落ちた後に先輩にメールしまくったら、再現答案を作りまくれと言われたので作った。それをたくさんの人に見てもらった。敗因分析をきちんとした人は2回目3回目受かっている。10月上旬かけてまででもやるべき」

2012-09-22 13:49:10
弁護士井垣孝之(法務アウトソーシング) @igaki

論文の勉強方法(続き)「最初は勉強不足や!と思って知識を入れていたが、実はそれほど合格者と知識量は変わらないのではないかと思って、それよりは読みやすさを重視した」「ゼミで形式面で改善できるところを指摘しあっていた。問いに答えてないとか。内容はよくわからなかったので」

2012-09-22 13:52:22
弁護士井垣孝之(法務アウトソーシング) @igaki

論文の勉強方法(続き)「完璧に解くのは絶対無理なので、みんなが書くところは確実に書けたら2000番以内には入れる」「試験委員は大量に読むので、書いてることがすぐに伝わるような表現ができるよう心がけた」「去年失敗したのは、嘘をいっぱい書いたこと。あやふやなことは書かないのも大事」

2012-09-22 13:55:04
弁護士井垣孝之(法務アウトソーシング) @igaki

論文の勉強方法(続き)「1回落ちると自分のすべてが否定されたような気がして、一から勉強し直そうと思ったが、敗因分析したら今までやってきたことは決して無駄じゃなくて、軌道修正すればなんとかなると思った」

2012-09-22 13:56:52
弁護士井垣孝之(法務アウトソーシング) @igaki

論文の勉強方法(続き)「敗因分析すると、バランスが悪いとか途中答案になってしまうとかいうことがわかったので、それを克服するために勉強してきた。まず、自分が一番バランスがいいと思う答案を作ってみて、合格者にみてもらった。そして普段書くときに理想の答案と比較しながら書いていた」

2012-09-22 13:58:42
弁護士井垣孝之(法務アウトソーシング) @igaki

論文の勉強方法(続き)「敗因分析としては、知識にムラがあったのと、何が問題かわからないことがあったこと。まとめノートを作ってなかったために直前期に何したらいいかわからなくて焦ってしまった」

2012-09-22 14:00:44
弁護士井垣孝之(法務アウトソーシング) @igaki

論文の勉強方法(続き)「手を広げすぎるとよくないので、解けなかった問題を徹底的に復習した。また、書いたものはたくさんの人に見てもらって、自分の文章がわかりにくいことがわかった。接続詞とかの表現方法」

2012-09-22 14:02:28
弁護士井垣孝之(法務アウトソーシング) @igaki

論文の勉強方法(続き)「みんながやってることをやればいいと思った。まずは、答案で時間切れにならないこと。次に過去問を大事にすること。その場でみんなで時間はかって解くのは大事。みんなの答案を見て書けてるところと書けてないとこの相場を知ること。」

2012-09-22 14:04:41
弁護士井垣孝之(法務アウトソーシング) @igaki

論文の勉強方法(続き)「時間切れにならないためには、メリハリをつけること。わからないところは思い切って捨てて、わかるところをしっかり書く。また、自分が何枚かけるかを把握すること。規範の部分は基本的に判例の規範を覚えるのが良かった。」

2012-09-22 14:06:17
弁護士井垣孝之(法務アウトソーシング) @igaki

論文の勉強方法(続き)「とにかく敗因分析をした。出来るだけ多くの人に見てもらって共通するところから直していった。お願いするときはばっさりきつく言ってくださいとお願いするのがいい。筋がよくわかってなくて筆が止まることが多かったので、過去問を書いてた。」

2012-09-22 14:08:22
弁護士井垣孝之(法務アウトソーシング) @igaki

論文の勉強方法(続き)「書きながらわかるのととわからないことを分けていた。わかることはわかるところまで書いて、わからないところは自分の頭で考えた」

2012-09-22 14:09:53
弁護士井垣孝之(法務アウトソーシング) @igaki

論文の勉強方法(続き)「敗因分析をしたら、何が問われているのかがわかっていないことだった。時間内に早く争点を抽出する能力を鍛えるために、とにかく問題に当たって問題のパターンを習得した。」

2012-09-22 14:12:46
弁護士井垣孝之(法務アウトソーシング) @igaki

論文の勉強方法(続き)「憲法は旧試験が使えないので、新試験の過去問やりつつ主張反論を踏まえて判例百選を読んでた。行政法は事例研究、民法は旧試験の過去問をやった。会社法はリークエやってからロープラがよかった。民訴はかなり旧試験が役立った。刑法は十河ゼミ。刑訴は百選と旧試験」

2012-09-22 14:16:04
弁護士井垣孝之(法務アウトソーシング) @igaki

論文の勉強方法(続き)「技術的なことも論文では大事で、1回目は書きたいことを書いてたら全然出題趣旨を外してた。また、司法試験は2時間で書ききれるようにはなってないので、諦めが大事。時間内に出題趣旨に近いことをわかりやすかを書けるか。嘘は書かない。」

2012-09-22 14:18:34
弁護士井垣孝之(法務アウトソーシング) @igaki

論文の勉強方法(続き)「去年の敗因は知識がなくてわからなかったところと、曖昧な知識しかなくて適当に書いていたということだったので、知識を重視した。そのために短答をやった。先生の知識を信頼してしっかり知識をつけて、予備校はその知識でいかに点数を稼ぐかというように使い分けていた」

2012-09-22 14:21:53