2012/9/26・10:30開始 第二回原子力規制委員会

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原子力規制委員会 / NRA Japan @gensiryokukisei

【第二回原子力規制委員会のお知らせ】明日10時半から開催します。 議題は、●原子力災害対策指針の策定について ●関電大飯原発の敷地内破砕帯調査について ●東電福島第一原発3号機燃料プール内の鉄骨滑落事象について 等です。生中継はこちらから→http://t.co/Ee0Dodjf

2012-09-25 22:37:03
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http://www.youtube.com/watch?v=aJAhGC7Af0Y&feature=plcp&newstate=6abb625755ca5c3d6fef8836544b9c74 
議事録・資料

田中委員長「第二回会議を行います。本日議題6件。最初の議題は原子力災害対策指針策定、主に中村委員中心に検討の手順、骨子の案を整理して参りました。説明は金子原子力防災課長から」
金子原子力防災課長「資料1,2,3,4ご参照いただければと思います。委員のお手元には従来の安全委員会決定の防災指針、3月の中間とりまとめ。資料1-1のように全体の検討フレームワーク案作らせて頂いている。当面早急に対応すべき事項と、今後詳細にしていくべき事項1,2と分けている。各自治体における地域防災計画策定作業迫っているので直接関係ある必要ある事項を検討して第一弾指針としてお示しいただくべき事項を定めていただくのがいいかと思います。中村委員のもとで整理させて頂き関係の方から意見お聞きして最終的に委員会としての取りまとめをひと月中。更に基準設定必要な事項1~9、EAL、OIL具体的状況、線量基準導入急がれる、環境放射線モニタリングの今後のあり方、SPEEDI活用手法、住民の防護対策の具体的手順、今後のあり方。今後専門家からの意見徴収プロセス経て内容まとまり次第最初の指針を改訂する形で段階的に指針改訂進めていく。資料1-2、1-4 指針検討にあたり論点明確にする観点から1-2では指摘頂いている事項、簡単なポイントとしてまとめている。具体的に事故調報告でどのような指摘あったかは1-4でまとめている、後ほど参照いただければ。原子力安全委員会で3月まとめられた中間とりまとめで示されている具体的改善方向性3段階。本日資料1-3でお示ししている指針に当面盛り込むべき事項の骨子の案として整理。詳細は2ページ目から具体的方向性示している。ポイントの点だけ説明、2(4)周辺住民への情報提供については緊急時はもちろんだが日頃からどのような準備必要か、体制が取られているか連絡必要。(5)訓練は準備不十分であった反省から深刻な状況想定してこれに対応できるような訓練、シナリオ、具体的状況想定した訓練度上げるような物必要という指針内容。(6)諸設備整備、特に住民への情報提供十分でなかった、従って連絡手段多様化していろいろなツールつかえるように、関係機関間情報収集十分でなかったのでテレビ会議システムはじめとした多様なツール。可搬型固定型モニタリングシステム整備。(7)防災関連資料、常に更新された最新のものを容易。(8)対策実施体制、オフサイトセンターは立地場所、設備要件、特に放射線防護対策要件。緊急時環境放射線モニタリングは規制委員会が全体のモニタリングの司令塔となり結果集約して皆さんに情報提供する結節点となる体制構築した旨記述。緊急被ばく医療は災害医療や救急医療という一般の医療体制といかにうまく融合して有機的に連携した機能もつか、具体的な体制は今後検討重ねて更に指針で明らかにしていく必要ある。原子力災害対策を重点的に実施すべき区域設定。原子力安全委員会の中間とりまとめで示されたある事象になると自動的に避難開始するPAZ概念、放射線量などの計測値に基づいて避難、屋内退避といった防護対策準備するUPZ概念導入前提に区域性格、あらかじめ対策講じておくべき区域としてこういうものありますという性格、その範囲はどの程度のもの設定したらいいのか基本的性格示している。原子力防災対策円滑な実行、PAZ、UPZ、実際に活動開始するために必要な基準としてのEAL、これは原子力施設の状態、事故トラブルの状況の基準。あるいは周辺地域における放射線量、OILと呼ばれている実際に周辺での放射線防護対策を講じる具体的基準今後設定。安定ヨウ素剤の服用ありかた、手順整備、放射線業務に従事する方々への基準、従来の防災指針で示されている考え方尊重する旨。飲食物摂取、出荷制限についても測定されたモニタリングの値ベースが有効である旨。基準を運用するための基準を測定、推定するためにどのような手法あるか、SPEEDI活用検討必要である旨、基準と留意事項で位置づけている。長期に渡る防護措置、今回実際に放射性物質拡散すると除染についても引き続き監視しながら仕事に携わる、住民帰還考える。長期に渡る防護措置、中間とりまとめの結果尊重、但し緊急被ばく状況、現存被ばく状況の取り扱い慎重に判断する必要。除染、改善措置に従事する労働者の被曝限度、厚労省のガイドライン踏まえて委員会で検討必要。全体のフレームワークで見ていただいた具体的に検討必要な事項、最後に9項目整理」

たかよし @ystricera

中村委員「現在のもの、各種の事故調査委員会ご意見踏まえること、中間的取りまとめ比較してまず骨子、軸をしっかりさせてまとめていくようにこころがけた。被災者の視点にたった防災計画を立てること。災害が中長期に渡る特異性に注目して混乱がないように情報を提供するという姿勢」

2012-09-26 10:45:41
たかよし @ystricera

中村委員「科学的にわかっていないことがあるので、ただ科学的にわかっていることは積極的に取り入れて基準値更新を行なっていく事。という3つの軸を立てさせていただいた」

2012-09-26 10:46:25
たかよし @ystricera

島崎委員「PAZ、UPZという目安5km、30km半径。しかるべきことで決められていると思うが地域によってはいろんな状況在ると思う、避難路限られているとか、避難人口が多くなる場合も。避難にかかる時間もファクターではないかと」

2012-09-26 10:47:32
たかよし @ystricera

大島委員「今回は指針の見直し検討開始ということで個別具体的コメントは後ほどにしたい。一般的なコメントとして2点。安全基準と防災計画は原子力の安全確保のためにいわば車の両輪のような位置づけで重要性もつもの。地域の防災計画、原子力事業者の防災計画、国レベルのもの」

2012-09-26 10:48:37
たかよし @ystricera

大島委員「地域のマニュアルと、いろんな形で作られるが指針がガイドラインとなるので非常に重要。これからの作業短時間に行われるが非常に重要な作業。2006年古い防災指針見直す作業がはじめられていて国際基準反映しなければいかんとか含めて見直し作業始まったが当時は保安院後ろ向き」

2012-09-26 10:49:42
たかよし @ystricera

大島委員「安全委員会も引きづられて見直しが進まなかった。一部後になって見直しされたが不十分だった。そういう状況で3.11が起きた。そういう状況が事故対応の失敗、被害拡大防止の点からも残念な結果になった。大事故があって初めて本格的に指針見直ししなきゃ如何というのが極めて残念だが」

2012-09-26 10:50:45
たかよし @ystricera

大島委員「何れにしてもしっかりやらんといかん。各事故調、局の方からも関係の資料が整理されているがしっかり踏まえてこれからの指針のみ直しせねば。指針はペーパーにとどまって実行性が見落とされがちになる、網羅的であることは大事だが実行性の見地から実行できないことはあってはならない」

2012-09-26 10:52:16
たかよし @ystricera

大島委員「国際基準、材料あるのでそういうものを見ながら。地方自治体、地域住民の理解と協力を得ながら防災計画は作られて行かなければならない、いずれ関係者からの意見徴収、この1ヶ月という限られた時間ですが地域自治体、関係住民の意見を踏まえてその上で理解協力が得られ実行性伴う物になる」

2012-09-26 10:53:36
たかよし @ystricera

更田委員「防災対策の見直し短時間で進めることが迫られているが。WGの中間とりまとめは一定の時間かけて進められていたのでこれに沿った指針策定が大事かと。事故の教訓から言うと原子力防災の見直しは最優先だが、従来の防災対策、訓練の進め方は国際的基準から乖離していたので改めるべき」

2012-09-26 10:54:41
たかよし @ystricera

更田委員「ソースターム情報が速やかに得られることが前提の防災訓練は実行性を欠いている。事故起きるもの、情報得られない想定での訓練は重要。対策においても配慮すべき。防災対策は国により大きく異なる物ではないと思う、基本的普遍的考え方あると思うので国際的に見てもまっとうなもの作らねば」

2012-09-26 10:56:07
たかよし @ystricera

更田委員「サイト外については特に国会事故調の指摘参考にすべきだと」田中委員長「取りまとめいただいた中村委員からは被災者の立場を重視するようにと。関係者からの意見聴取はできるだけきちっと、福島の方も含めてしていきたい」

2012-09-26 10:57:15
たかよし @ystricera

田中委員長「PAZやUPZそのベースとなるEALとかOILが決まらないと実行性が出てこない。今後早急に検討して頂く、我々も一生懸命勉強しますけれども事務局ともよく協力してやっていきたい。」

2012-09-26 10:58:03
たかよし @ystricera

田中委員長「原子力発電所の立地指針に取ってみれば防災計画がきちんとできていて住民の納得ができるものがなければとても再稼働はできませんよと再三にわたって言ってきていますのでぜひとも委員の協力をよろしくお願いします」

2012-09-26 10:58:59
たかよし @ystricera

田中委員長「大飯発電所の敷地内破砕帯調査についての基本的方針、本件島崎委員に考え方を整理していただいた」島崎委員「7月保安院の指示で大飯発電所で破砕帯の調査が行われていますので委員会としては自ら確認評価、耐震設計上考慮する活断層であるかどうかを判断」

2012-09-26 11:00:16
たかよし @ystricera

島崎委員「実際に行ってトレンチの中の状況が見られるようにしたい。私はもちろん行きたいがそれ以外に専門家の方も一緒に行って頂きたい。関連する学会、日本活断層学会、地質学会、第四紀学会、地震学会から候補を推薦して頂きたい。事前にこれまでの状況を調べた上で現地で確認し後でも会を開く」

2012-09-26 11:02:28
たかよし @ystricera

島崎委員「破砕帯というもの、岩盤の中に岩石が砕けて壊れたものが帯状に見つかるもの。地下のプレートの運動が原動力になっていろんな力が働いている、力のかかり方の仕組みは過去数十万年間一定の状況で今後も一定、壊れたものであれば今後も壊れることを考えなければ」

2012-09-26 11:03:16
たかよし @ystricera

島崎委員「日本列島は億年単位で作られたのでいろんな力の加わり方している。過去にできたものでその後力が変わって固着していて今後動くことは考えられないものもある。数十万年間一定の力が加わっていると岩盤が壊れて砕ける。実際には一旦固着して固まる、固まると力を蓄えられる」

2012-09-26 11:04:12
たかよし @ystricera

島崎委員「ある程度力が蓄えられるとそこが一番弱いのでまた壊れる、場合によっては肩幅くらいの幅になる。最近作られたものかどうかを判断しなければ。判断にあたっては現行の審査指針、手引き、改定案が原子力安全委員会によって作られている。総合的に勘案して調査団の確認結果ふまえ判断したい」

2012-09-26 11:05:29
たかよし @ystricera

島崎委員「調査計画は関西電力から出されているので頃良いタイミングを考えていきたい。何故こういうことになったか3つの段階、3,4号炉増設許可、指針改訂から過去のものがよかったかバックチェックの段階、今年7/17、地震津波に関する意見聴取会で検討された段階」

2012-09-26 11:06:35
たかよし @ystricera

島崎委員「最初の段階で穴を掘って調査されたがこの調査に不備があったと私は考える、2番めの段階で提出に不備。そのような不備は見過ごされていた。外部から、具体的には東洋大学の渡辺教授から指摘、資料の不備、不備な資料に関連している破砕帯F-6には3,4号炉非常用取水路があるのが問題」

2012-09-26 11:07:35
たかよし @ystricera

島崎委員「今年意見聴取会で破砕帯の議論、第三段階では資料不十分で決定的な判断はできないとなった、その結果追加調査となった。これが最初に穴を掘って調査したが中の物を全部取り出して斜めの壁、途中Nばしりという段ついているがスケッチ残されている、下が岩盤で上に土砂が積もっている」

2012-09-26 11:08:43
たかよし @ystricera

島崎委員「段差がついているところに破砕帯がある、上は平らになっている時代があって個々が動いて段差ができたのではと考えられる。その時代はいつか上にいろいろ積もっていて、一部縦になっているものもあるので一部堆積したあとで動いたかもしれない、時代がいつかはポイント」

2012-09-26 11:09:36
たかよし @ystricera

島崎委員「拡大図4ページ目、丸がついていて丸の下に矢印がついていますがよく見ると破砕帯というのがしたが岩盤で上に石ころあるがズレがなく活動していない印象が強い、これはバックチェックの第二段階の審査資料、壁の一方だけが提出され段差がついている方は提出されなかった」

2012-09-26 11:10:44
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